スタッフ田中です。
東日本大震災から10年が経とうとしています。
3月1日から10日まで、10年という月日を想いながら
私たちスタッフが撮影してきた写真を投稿していきます。
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【震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズ 20,000人プロジェクト】
「震災発生時にお母さんのお腹の中にいた赤ちゃんを含め、すべての震災孤児遺児の子どもたちが高校を卒業する19年後(2030年)まで、応援金をお贈りする。 」
2011年4月に私たちスタッフはそう決意し、全国にサポーター協力を呼び掛けました。
知名度が低い私たちに変わり、著名人の皆さんが応援団として全国各地で呼びかけをしてくださいました。
新型コロナウイルス感染症拡大により、プロジェクトの継続が厳しくなった昨年、応援金の8%を運営費へと内容を変更いたしました。
解約される方もいらっしゃるかもしれない。
子どもたちの応援サポーターを失ってしまうのでは。
そうなってしまったら、本末転倒なのではないか。
本当に苦渋の選択でした。
しかし以降サポーターの皆さんから届いたお手紙やお電話は解約どころか
「1口から3口に増やしたいです」「まだまだこれからですよね。一緒に頑張ります」
「8%で足りるんですか?大丈夫ですか?」
といった内容のものばかりでした。
子どもたちのために、そして子どももたちを応援してくれるサポーターの皆さんのために自分たちで何とかしなければ、
と思ってやってきましたが、違ったのだと。
「サポーターの皆さんはもっと近いところで、一緒に子どもたちの未来を応援しているのだ」と心強く思いました。
事務所に子どもさんの保護者の方からお電話やお手紙を頂くことがあります。
子どもたちが元気に過ごしていること、
夢を見つけ頑張っていること、
学校を卒業できたこと、
そのご報告のひとつひとつを一緒に喜べる関係であることを本当に嬉しく思います。
「もう10年も経ったんだからみんな忘れちゃうよね?」
少し前にあるお子さんがくれた1本のメールです。
震災から間もなく10年、今もワンコイン・サポーターズ は増え続けています。
これからも、子ども達そしてその保護者の方たちに寄り添える活動を皆さんと一緒に継続していきます。
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