特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

「あけましておめでとうございます」@第131回活動報告

2015年01月20日 23時34分36秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

代表の久田です。

第131回は1月2日の夜に名古屋を出発。3日に十八成浜で活動。
震災以来4回目の新しい年を迎えましたが、初めて正月3が日での活動となりました。
今までは3が日をさけていましたが、
お正月休みの方が参加しやすいという方もいらっしゃるはずと考えて設定しました。
やはりそうでした。
お正月だから家族で参加できましたという家族4人で参加されたOさんをはじめ、
今回参加された方は皆さんお正月だからという方ばかりでした。
ということで、2016年もたぶん2日夜出発、3日活動、4日帰名の活動を設定するつもりです。

今回もマイクロバスいっぱいの22人。
お正月早々にお見送りにきてくださった皆さん、ありがとうございます。
ワタシはすこし風邪ぎみで時々咳き込んでいましたが、それでも元気よく「いってきます!」 

今回のコースは、雪をさけて東名か、渋滞をさけて中央道か。
やはり安全を重視して東名へ。豊川周辺から静岡県にかけて大渋滞でした。
そのため、十八成浜到着は午前9時すぎ。すこし遅れました。
驚いたことに、この日の十八成は名古屋より暖かいのです。 

さあ、遅れを取り戻すために、みんな奮闘!

 

まずは食堂班。
今回も楽しくまじめに、美味しくて、愛情たっぷりのお弁当を作るために選ばれた精鋭??6名!!を代表して
ここは、料理長をさせていただいた岩佐が報告します。

今回の食堂班。なんと高級和食のお店で板前さんをしていらっしゃるプロも参加!


今回のメニューは
 彩りチラシ
 鶏の竜田揚げ
 筑前煮
 小松菜と人参の炒め物
 お正月らしい感じのお弁当です。 

これらのメニューを和食屋さんの好青年を中心に全員が一致団結し、手際よく仕込んでいきました!
笑顔と笑い声の絶えない調理タイム!!
料理長は口しか動いてません!!

約30分遅れでのスタートでしたが、
精鋭メンバーのおかげで、
ジャストタイムには愛情弁当!
完成しました!!

さあ!談話室でのお食事タイム!!
お褒めの言葉もいただきメンバー一同 
ほっと笑顔がこぼれます。

 心配り・心拾い班の牧です。

今のわたしに何ができるんだろう?という自分への問いかけから、今回参加させていただき、現地に行ってみて本当によかったです。
見て、聴いて、感じて、現地からでないとわからないこと、たくさん知ることができました!!!
また、活動に参加したいです。

 

今回心配りを担当した石井です。

私が担当したのは、十八成浜の仮設住宅でした。
心配りは何度か経験したことはあるのですが、
一人で回るのは初めてだったので、初めは少し心配でした。

十八成浜仮設には阿部恭一・邦子夫妻や川端道子さん、
十八成浜のアイドル三姉妹が住んでいるので、

他のボランティアさんも含めて一緒に食事できたことが何より嬉しかったです。

一人で心配りをしていた私を三姉妹が手伝ってくれました!!
とても心強かったです♪

最初はお出迎えのときにいなかったので私がご自宅に訪問して少し無理矢理?
外に出たのですが、最終的には率先してお手伝いしてくれました☆

今回心配りは3回目でしたが、被災者の方に定期的に訪問して笑顔をお届けすることは、
震災から時間が経てば経つほど大切なことだと日に日に感じるようになりました。
なかなか被災地に行けませんが、これからも活動をしていきたいと思います。

※写真は三姉妹の次女さくらちゃん♪
お手伝いありがとう(^^)

 

心配りを担当した高崎です。

私は、心配り班を担当して鮎川の仮設住宅をまわりました。
十八成ボランティアには11回参加している私ですが、心配り班は2回目で緊張しました。
邦子さんがいつも『私たちは笑顔が欲しい』と言っていたことを思い出して、
明るく元気よく声掛けをしようと心掛けました。

正月の仮設住宅は、とても静かで人気の少ない印象でした。(実際留守のお宅が多かったです)
防寒用に二重になってるガラス戸の手前の扉を開けて声を掛けるのですが、
どのくらいの声を出していいのか分からず、戸惑いながらまわりました。
終わってみて、「もう少しゆっくり声掛けをしたらよかった」と思いました。
そう思ったのは、声掛けをしている時に宅配業者の方が来られたとき、
その方が私ほどの声の大きさではないが、ゆっくりと話されていてとても安心感があったからです。
そんな未熟な心配りでしたが、お会いできた方々はとてもフレンドリーに話をしてくださいました。

最後にお声掛けをしたお宅で『お茶っ子』に誘われました。
仮設住宅の中にお邪魔するのは初めてで、失礼ながらキョロキョロしてしまいました。
仮設住宅内の第一印象は、『狭い!!』です。
旦那さんと二人暮らしの奥さん、間取りは2K、40㎡くらいでしょうか。
以前、心配り班をしたときは、津波で流されていない一軒家を回ったことを思い出して、
この土地の人たちの平均的な家の広さを考えると、そう思いました。 

『お茶っ子』に誘ってくださった奥さんはとても話し好きな方でした。
旦那さんのこと、旦那さんの仕事(漁師の方だったそうです)のこと、
旦那さんの体の調子が芳しくないこと、震災の前まではよく旅行に出かけていたこと。
とっても明るく楽しそうに話されて、私が思った住居の狭さへの不満は最後までありませんでした。

心配りに参加された方多くは、『心配りをしにいったつもりが、逆にいろんなものをもらった』とおっしゃいます。
こういう事かと納得するとともに、「この方たちは、私たちの心をしっかりと受け止めてくださっているんだ」と思いました。

 

心配りを担当した大屋です。

私は二人一組で、被災された方々のお宅を訪問しました。
困っていることは無いか、変わったことは無いか、皆さんそれぞれのご様子を伺いながら訪問しました。
その際に、くぐなり食堂のランチの再開をお伝えし、食事の準備をしていることを伝えました。
直接引き取りに来られる方や、お届けする必要のある人を選別し、食事を届けるところまで、
受け持ったご家庭のすべてに、食事が行き渡るようにして、また今年も一年頑張りますとのお約束をしました。

桃源郷プロジェクトのお話は、感動しました!
実現に向けて、微力ながらまた参加させていただきます。
また、ワンコイン支援に賛同した義母は、早速ゆうちょ銀行にて、手続きを完了したそうです。

応援活動を終え、海岸沿いを歩きながら撮った写真です。

あまりに海がきれいなので、私の気持ちは複雑でした。

心配り・心拾い班の西園です。
とても充実した一日で、いろいろな人と出会い、たくさんのことを学び、これからの日々に影響を与える経験となりました。
印象に残っているのは、くぐなりの方々の笑顔です。
触れ合い、
語り合う中で、支え合うことがどれだけ心を救うのかということを身に感じました
心配りでは、今までボラセンが築いてきた信頼を感じ、喜んでもらいたい、という気持ちで精一杯活動しました。
ありがとうの言葉がとても嬉しかったです。
訪問先でのお話や邦子さんのお話を聴いて、生きていることの素晴らしさを大事に日々を暮らしていこうと思いました。
被災地に行くのは初めてで、この経験によって、遠いように感じていた地が近く思えました。
これを第一歩として、
今後もなにかしらの形で自分にできることを実行していきたいと思います。
(西園さん撮影の十八成浜です)

 


恭一班は

アーモンド苑の鹿害対策ネット修理。

空き缶で作った鹿よけの鳴子の中にパチンコ玉をいれました。
いい音で鳴ります。

邦子さんの命を語る講演
参加者の感想を語り、
最後はがんばるぞ!

そして、集合写真です。(ワタシが写っていません^^;)

 

お正月の活動を無事に終え、名古屋・東別院に帰りました。
皆さん、ありがとうございました。


   

お正月早々に歓迎してくださった十八成の皆さん。
そして、早朝から出迎えてくださった愛知の皆さん。
いつもほんとうにありがとうございます。
2015年もしっかりと活動していきます。
 

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