特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

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第96回 活動報告

2013年06月28日 23時03分16秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

 

 

みなさん こんにちは。

スタッフの武内です

 

第96回の活動報告です。

 

今回はリピーターの方が多く参加した回でした。

 

まず、出発前のミーティングです。

 

雨の中、たくさんの方がお見送りに来てくれました。

ありがとうございます。

 

 

早朝5時過ぎの国見サービスエリア 

この時期は、美味しそうな果物が朝市に並びます。

 

人が買ったものを 美味しくいただきました。

 

 

今回は、門脇小学校に寄っていきました。

 

様々な報道などで知っている方も多いと思いますが、

現在はこのようになっています。

 

市民病院の解体も徐々に進んでいます。

 

 

長くがれき置き場となっていたこの場所

今は、すっかりなくなっています。

 

少しずつ、建物がたったり修理されていっています。

 

万石浦も

 

 

そして、くぐなりに到着!

また帰ってこれたみんなの笑顔が

本当に素敵です。この時間が一番すきです。

 

 

また今回も、久世&武内の勝率(9割)が上がりました。

見事な?曇り。

 

 

朝のミーティングのあとは、

それぞれの役割ごとにバタバタと準備がはじまります。

 

 

こころ配り班のミーティング

ほとんどがリピーター 確認事項もスムーズに進んでいきます。

 

 

食堂班の打ち合わせ

料理長がテキパキと指示を出します。

 

 

チーム恭一with安吉&文吾

前回に続き、特別養護老人ホーム おしか清心苑

の草取りに向かいます。 

デイサービスの送迎車が迎えに来てくれました。

 

 

朝、バタバタ準備しているあいだに撮った写真です。

↓↓撮影:あべゆうき くん

 

 

清心苑に着くと、作業の流れを確認し、活動開始です。

 


ぐんぐんと草が伸びるこの時期

 

スコップを使って根本から抜いていきます。

 

綺麗な花をかき分けて、隙間に生えている草を抜きます。

結構しんどいです。

 

中腰の姿勢と、隙間の一本一本の作業が、体にキます。

 

こちらは、草刈り機で容赦なく

 

花がたくさん咲いていましたが、これも容赦なく

 



気温はそれほど高くなく、風もかなり涼しいくらいでしたが、

みんな汗だくになりました。

 

 

 

場所は変わって こころ配り班

「今日は車がないから、きっと留守じゃないかな」

「前回は、こんな話をしたんだよね」

通い続けているから分かる、地域のこと。

 

 

憩いの家に戻ると、食堂の準備が着々と進んでいました。

 

「味見しますか?」といわれて、

ニヤニヤする俺。

 

「揚げ物ができるなんて、いいお嫁さんになれるね~」

「武内さん、この間も同じ事私に言いましたよね?」

「あれ・・・?すみません。」

 

 

食堂の準備が進む横では、

邦子さんが、200冊「がれきに咲いた花」にサインをし

 

それを手伝うふりをする久世くん

 

並行して色々な活動が進んでいきます。

 

色鮮やかなあんかけ

 

 

食堂の準備ができるまで、アレの様子を見に行ってきました。

そうアレ。くぐなり桜。

小さな実がちらほらとなっていました。

 

今回のくぐなりの空

撮影:3姉妹 もえ ちゃん

 

 

談話室へ行くと、

すでに食堂がオープンしていました。

しかも、腹話術まで!左が愛ちゃんです。

詳しく聞くと、男の子のケンちゃんもいるそうです。

 

今回のメニューは

◯かき玉汁

◯菜めし

◯揚げ焼売のあんかけ

◯肉入りきんぴらごぼう

◯春雨サラダ

◯ブロッコリーのナムル

 

 

午後からはさらに晴れて、雨マークはどこかに追いやられて行きました。

 

2人の悪ガキが、人の(邦子さんの)フェイスブックをなんとかしようとしています。

悪巧みマニュアルを熟読中。

 

こちらは、まじめにあとかたづけ中

 

 

午後は、ゆっくりとした時間を過ごしつつ

邦子さんとの語り合い

聴きたいと思ってくれる人には、本気で話すからと。

聴く方も真剣です。

 

 

久しぶりにこの場所から撮りました。

草が青々と茂っています。

 

 

気がつけばもう出発式。

 

 

感想では、

・邦子さんの話を聞くたびに、毎回違うことを思う。 

・周りの友達が、なんでくぐなりに帰りたいと言っていたのかわかった。

・たくさんの人にもっとここに来てほしい。そして震災のことをもっと知ってほしい。

・そして今回も、楽しく参加できた。

 

 

恒例のエール

 

 

今回の集合写真です。

 

 

いつもは、ここで報告が終わることが多いので、

今回はもう少し

 

 

みんなが憩いの家をでた後、

人知れずいつも掃除をしてくれています。

 

あっっと・・・

失敗しました。

 

 

おしかのれん街で夕食&お買い物です。

カニーーー!

 

やたらフレームインしてくる3人

こうして、くぐなりを後にしました。

仮設住宅の前を通ったとき、たくさんの方が

お見送りしてくれました。本当に嬉しかったです。

もちろんみんなで「いってきまーす!!」


 

---------今回の感想---------

①リピーターの女性

ただいま。というのが、少し恥ずかしく…でも、口からでる最初の言葉は、ただいま。でした。
3ヶ月ぶりの十八成でした。あまり変化のない現実と、わたしはこの3ヶ月間なにをしてきたんだろう…というもどかしさ。
ボランティア。には答えはなく、わたしは自分自身に迷いながら参加してきました。でも、いつも、邦子さんの笑顔を求めている。って言葉が心にストンと落ちます。わたしはここにいていいんだと思えるんです。
十八成は、わたしに呼吸の仕方を教えてくれます。わたしは、そんな十八成に笑顔のお弁当を届けたい。ひとり一人をみていたい。
また、会いに行きます。ただいまって伝えに行きます。

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②リピーターの男性

日焼けを心配するほどの好天気、チーム恭一の皆さんは、終了後、心地よい疲労感になりました。
久しぶりに休憩時間の少ない作業でしたが、充実した活動だったと思います。

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最後、恵那峡SAを出たあとは

石田くんによる、早朝から一方的に語る会

朝6時45分から、ボランティアとは何か。という話。

そんなことで、第96回の活動も無事に終わりました。

 

 

余談

石巻市の復興に関する情報は

石巻市(行政)のホームページでも確認が出来ます。

私が時々読むのは、「市報いしのまき」

皆さんの住む自治体でも、行政からの広報が発行されていると思いますが、

もちろん石巻市においても発行されています。

PDFデータで見ることが出来ますので、興味のある方は

ご覧ください。



 

 

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