結局、常に主観的な判断なのだが。「アイドルとは何か?」に付いて、この動画は多分、”一つの答え”ではある。
要するに、「状況に問題は無い、システムは正常だし”見てのとおり”健全だ。君らはいつも通り目指すべき事を、するべき事をしていればそれで良い、それで問題は無い、状況は平和である、君らが期待される日常を、その職務を続ける限りは」そう、”理解”同意?させてくれる存在、それが「アイドル」では、ある。何かの、強固な断言と理想?の或いは具現、そして確信。それを宿して居てこそ期待されるアイドルに相応しい、それは実際は、年齢の問題では無いようだ。
多少、”自分”でも「働いた」結果として有るモノかもしれないにせよ…、ちょっと不安には成る。今のシステムに問題はあるのだ。そして、”それ”を改善しようとすると相応の騒乱は発生するのだ。「それは無しで」その、ライトペンを振って応援するべきアイドルは…それに対して”そう”言う。何とか、今まで通りで、問題を起こさず。
…しかし、その”皇帝”は今、物理的な欠陥を抱えていて、それによる問題は発生していて。或いは”それ”が続く限りは、家族だけではなく大切な子供達の未来さえも、実は、危ういかもしれないのだ。
「大賀さん」は、システム的には比較的上手く動いては居る。皇帝の暴走?そう言うのを意識的にか…抑止できる状態。ただ、欠陥を抱えた存在を「王の権威」それとして仰いでいる現状には、変わりないのだ。状況として、システムを維持する側の人々の中で「適当」な人物が、その場に付いている。その適当に不足があり、補う為に「王の印籠」を拝借し、その後…次第に元の所有者に対する剣呑を強めた。感覚的?には、皇帝は「王の印籠」それを創った訳では無く、故に皇帝その資格は無く。その構造が求めた「本当の皇帝」本当の王様?それは、宙に浮いた状態。その都度、”皇帝”が現れては、結局システムに否定され消えて行く、が。かと言って、”その”アイドルが求める理想には、本当の「王の権威」それは、”明らかに違う”のだ。それが「現状維持で!」を求め謡い踊る限り、状況の抜本的解決には、強い抑止効果が発生してしまう。
要するに、今までヒキオタニートプー的に侮蔑してた奴が?実は王の権威「その正当な所有者だった」訳で。下剋上と言うより、”歪み”だ。今まで解らないから教えていた相手が、実はその教えるべき教科書を書いた先生だった、位の問題ある状況。今まで歌って表現してきた物は全て、何かの間違いを内包している事になり…価値を失う事になる。少なくとも自分は、その理解の中で何の間違いもしていないにせよ、だ。
薄らとした剣呑さの果ては、どっちに行くのだろう。