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あげちうのブロマガ

有限の美と言う美辞麗句の裏側

「昔は良かった」という声は、実際には当時の、言えば勝ち組の望郷ではある。

その時そこに有った戦争は、当人らにしたら二度と、というそれだったかもしれない。

「pixAI」にて、タイトルをプロンプトに入力して出力。

「一個だけだよ?」と言うそこに有る、窮地

 

「島の50人を置いて逃げて行った150人乗りの船」と言うイメージは、昔と今との、解りやすい境目その一面であるのは確かかも、しれない。理想と現実に著しい差があった、それは今もだが。ともかく船に乗れない奴がいっぱいいた時代、基本、その席を得る手段は侵略戦争しか無かった、のだった。

しかし、当時にしろだ、実は”それ”は好ましい結果を出してない。その末に市場は利益性を失い、平成の始まりと共に娯楽業界は一気に、冬の時代へ突入する事に成った訳で。「今までよりも!」と言う優位性の提示”その”連続は、数多の創作者を蹴落としてしかし。最後に残っていくのが同人、というのも皮肉な結果ではある。

実際には、「オリジナル」それは幻想でしか無かった…というのがまあ、表現的には現実だろう。”それ”は第三者的にも「猿山に餌を撒く」行為でしか無かった、結果で弱い個体は餌に有り付けずに苦境に追い込まれた、そう言うのが当時の真実みたいなモノではある。

「当時は昭和天皇にしかオリジナルのネタを創案できなかった」

という、そんな理不尽を納得するかしないか?は、今も深刻な騒乱の起点だ。ともかく当時の理解にしろ、昭和天皇のアイディアなら売れるがその他の意向は如何なる良品だろうとケチが付いた、のだった。それはもちろん現場レベルでは解らない話、だ。昭和天皇からネタを手に入れた資本家が、技術者を雇い作らせてヒットを出すが、その後は手塚治虫氏であろうと”そのまま”では没落してしまう。継続の為にはまた、餌を期待するしか無かったが。昭和天皇も多忙?でありそして、自身の存在が表に現れるのは当時の風潮的にも問題があって。結果で餌の供給が滞る、或いは売れない、「美味しくないモノ」が供給される様になって、市場は緊迫し冷え込んでいく。

ともかくそんな当時、生き残る?上で必要になるのが”我”ではある、独裁性。利益性を何とか維持し得るこの船に乗れた150人は、”それ”を強化し自身の領土を死守する様になり結果、それ以上の雇用は喪失した。船のキャパシティは150人しかないそれは、今も変わってないのに昭和天皇が喪失した後も、乗船を希望する人々は増えて行った訳で。鬼畜米英だ、侵略を画策する(様に見える)”敵”は人間で無くなっていく、そこには船の中であろうと深刻な対立と、差別意識?身分そう言うのが構築されて行って、まあ領域はどんどん悪化していった、訳だけども。

ともかく幸い、だろうか。流石に、みんな疲れた、というのはある。勝利者など居ない戦いに疲れ果て、生活も借金の重みを日々意識する様になって漸くか、何かの冷静さ?が彼らの形成した「我」を抑止し得る感じ、には成りつつある。「エヴァンゲリオン世代の馬鹿さ加減は何とか成らないのか?」は実感かもしれないが、彼らに過失があるか?というと謎だ。平成が始まった時の対応も不味かった、劇薬は単純に毒でしか無かった。

利益性に着目すると、状況は大分変化している。今は「全体に対する有益性」こそが、生き残る上での武器だ。ガンダムの中でどれかのMSを蹴落とさんとするよりも、「ガンダム」と言う全体に対する貢献度こそがその利益性である。その時、自身の創案を具現化しようとするそれは、”上”に成るにつれて御法度にさえなっていく、「仕事」ではないモノに対して市場は極端に壁だ。”これ”が、少なくとも創作業界は同人まで含んで支配しつつある、訳だ。世界は良くも悪くも何かに支配された、そう言っても良い。

しかしだから、だろうか。

戦争はふいに、リアリティのある話に成っている。

是非はまだ、解らない。

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