それは単に、キャラクターの”向こう”を見ているだけなのか、そう言う心理状態に変質してしまったのか。そこは、まだ謎だ。
良くも悪くも、個は多に勝てない。多数決の多数側が強いそれは無視出来ない”絶対の倫理”だ。「多数」に対して立ち向かう、そこは愚かなのだが。
「大衆は神様」その倫理観による最大多数とは何か?と言うと、「現実」。少なくともこの世界では、”ここ”が最大多数の「決定」による、足場である。
少なくとも現実に居る限りは、この「足場」以上の多数派は、無い。この世界に存在を許された物は、個として、この場の「正義」を受け入れた事で存在している、はずだ。この世界に居続ける為には、逆らい難い法?がある。この時?その他多勢が「それに逆らっている」なら、或いは「逆らってない」それが一人であろうと”個”は、実は「世界最大の多」を、背にしている事に、成る。
個が多に勝ってしまう、ある種の逆転した光景はこの時発生する。現実を土台にしている限り、「正義」それで有れば、個が多に勝つ事は有り得る、訳だが。
それを正義だ、と言う事に、同意が有るか否か?は…個人の思想の問題ではある。
<iframe width="312" height="176" src="http://ext.seiga.nicovideo.jp/thumb/im6607954" scrolling="no" style="border:solid 1px #888;" frameborder="0"></iframe>
「それ」は、その人の主観でしかない訳だ。そこに現実との接点が切れているだけ。結果で、主観的には面白いが、それは世間に受け入れられない、どれだけのコストを掛けても、”相手”は「不味い」としか言わない。それは自分の正義に反するから、だ。
…ただこれは、犯罪なのだろうか。
奇妙な幻夢?として、世界的巨大企業があり、そこに倫理があり、そこに汚染された?存在が、悪夢に陥った。性能的に、絶対性が無い、仮想現実も具現化出来なければ、宇宙を生身で飛べる薬も開発出来ない。このままだといつか「特別」では無くなる、会社の製品が「その他のゴミ」と同等な物でしか無くなる。それでは数多の潰れていった会社の様に、やがて。それをどう、解決すれば良いか?
その「会社」としては、「平等」その現実的倫理観に接続する事で維持は可能になる、「その悪夢は起きない」不要になる事は有り得ない、神の倫理を守る限りは、必要だから今までも有り続けたのだ、と言う帰結に成り?その存在とは同意が無くなった、訳だが。
今まで、その悪夢でその巨大企業を或いは制御さえしていた存在は、その後、どうなるのだろう?今まで考えてきた事は、全くの無意味でしか無かったのだ。ただただ、人々に不愉快とさえ言える悪夢を見せ続けた、だけ。「神」の倫理に反発し続けた経過だけは、残る。他者を不愉快にさせる事が軽犯罪なら、この時この人は、重い重過失を背負った、のだろうか?
独裁者の視点だろうか。イメージは、悪夢に怯え続けた小さな猫に過ぎないのだ。