それなりに深刻な問題ではある。
ただそこには、理想と現実の対立、それもまた、ある。
本日のダイス
白:6,6+6,5:23!
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ゲーム機の話で、ドリームキャストが何故、人気を得つつも十分な成果を出せなかったか?の一因に、「性能的にはDOS/Vの対抗に成りえるから」そういう要素があったというのは、大きいとは思う。載っているのがWindowsCEで、今はカーナビの標準OSみたいな感じ、らしいが当時はインテルCPUではない小型パソコン向けのOS、という雰囲気だった。内容的にはそのままWindowsと同じ(様な)事が出来る、物で開発環境にはDirectX5が使用出来たという点でPCからの移植もやり易い、という売り文句もあった訳だが。それはどうしても、開発者らにしろ思う話。
自分で作ったアプリ、動かしてもいい?
そう言う話にならない様に、性能には十分なデチューンがされていた…のだが多分。
それでも、当時の「XBOX」がまともな成果を出せなかった、事が、DCの重い障害になってしまった、という面はあったのかもしれない。要するに、DOS/Vの対抗、それとして十分な可能性があった、訳だ。そしてそれに対して、DOS/V側は過剰とも言える反応をした、その結果が、DCの市場的敗北、ではある。
DOS/V互換機の市場的価値を失う訳には行かない、のだ。災いの芽は紡がなくては。
それは多分、今にも通じる、或いはユダヤ資本を巻き込む様な、そんな執着ではある。DOS/Vが市場的価値を失えば?関連する数多の多すぎる、世界中の業者が倒産する。その際の経済的損失は計り知れない…それを前にしては、より高性能で安価な規格、というそれは、邪悪な侵略者のそれでしかない。
その時、世界はDCに対して雰囲気を変えた、訳だ。
この辺は自分も、以前に考えた事はある。DOS/Vの基本構造は、共産主義のそれその物、ではある。当時は「この構造はコンピュータとしては有用だけどね」人間のいる世界じゃない…そう、やんわりとそれを否定する、のがコンセプトだった。が、次第に”それ”が逆にデッドウェイトに成っていく事には成る。一つのCPUが全てのハードを確認し巡回する、という構造は、そのどこかで遅延が発生した場合、全体のレスポンスに影響を及ぼすのだ。当時にしろ語られる話、CPUは待機してる時間が実は多い、というそれ。CPUをどれだけ早くしても、メインボードの速度が追い付かないなら、それは意味がない。
この辺を、他のハードがどんどんと改良していく時?DOS/Vは単に高価で古く鈍重な置物でしかない。ただそうしてこのハードを失う時、逆に、共産主義への意識的な防壁、それもまた失う事には成る訳だ。DOS/Vが膨らんでいく過程で発生した「正義」は、次第に焦燥と狂気を纏う事になる訳だが。
その流れの中でDCは否定され、或いはそれは今、PS5に向いていた、のかもしれない。
最近少し話題になる、「PS5のせいで、どれだけ高価なPC使ってもソフトはまともな性能が出ない」と言う話。DOS/Vは、本体メモリ16GB、グラボのVRAM4GBとか言う話になるが、PS5はその辺がリニアに使えるらしい。極端には本体4GB、グラボ12GB、という分配が可能なようで?この時、後者のVRAM12GBに合わせてソフトが設計されると、既存の如何なるPCでもまともな駆動が出来ない、という事にはなる。現状はまだいい、PCで人気のソフトをPS5に移植、という感じだ、が。次第に同時開発という事になると、これがPS5に合わせて設計し、PC用にはむしろデチューンする事になる訳で。
なら、DOS/VもPS5みたいな構造にしたらいいのに。
そんな話が出始めると、既存のDOS/Vのハード、それは大きく価値を失っていく事には成る訳だ。
ビジネス用には性能は頭打ちな現状でもある、それが、ゲームの分野でも?となると、世界は共産主義への防壁、それを失ってしまう事にも成りかねない、訳だ、なにより経済的損失である。何とか、DOS/Vは優位性を確保し続けねばならない・・・訳だが、50万円位のPC作ってようやくPS5とどっこい?みたいな感じでは、ちょっとどうにもしようがない。メタバースが出来るのはPS5のみ?みたいな話になっては、この未来にも先は無い訳で。
なんというか、「DOS/Vでしか出しませんよ」そんな、キラーコンテンツでもないと、DOS/Vは今、崩壊の危機に直面している…とは言えようか?
かつてはPC98も、だ。対抗馬を、ダークな手段で収束させその市場を乗っ取って、或いは盗品と知りつつ利用し依存し、その作者には煮え湯を耐えて貰う、みたいな事を続けてきたDOS/Vという領域の、果たして未来はどっちか?ではある。正義、それは今、何処を見ているのか。
特別扱いには理由もあるが、ストレスも剣呑もある。