あげちうのブロマガ

徒労感か無力さへの娯楽について

それはかなり、古い話ではある。

ただ記憶に残る物語ではあって、それだけに残って居る物は有ったろうか。


本日のダイス
白:2,6:8
黒:5,5+5,6:21!
黒21 555626


それは、仮面ライダーG3(・・・)から創案した、ネタ。ちなみに「アイアンマン」より前である。「かむろぎ」と言う場所で売っている、筈だが今もなお、その辺は妄想の様に混沌とはしている。

「機甲特捜グランサー」

奇妙な怪物の被害が多発している状況で、警察機構は対抗する為に「グランサーシステム」と言うパワードスーツを開発、試験的に運用する様になった。発生するとしても、その被害は限定的で、故に混乱も恐れる事から情報は隠蔽され、そして原因の探索が始まる、が。その中で被害者の周辺で必ず一人の少年がいる事が解ってくる。その少年を追跡していく先で、しかし怪物らの動きも活発に、より凶悪になっていく。その少年は「彼ら」の選ばれし贄として「創られた」存在であり、しかし”仲間”の裏切りから逃げ出した、という話らしい。それを手に入れ取り込めば、彼らの「進化」は神へと至る、人々は我々の様に進化し、世界は新たなる変化へと至るのだ。主人公らはやがて少年を発見し、保護せんとするが敵の力は強大、主人公らも危機的状況にはなる、が。しかしその時少年は、自ら命を絶ち…結果、怪物らも”それ”で消えていった。主人公らは、少年を救う事は出来なかった。

 

アイアンマンとは異なり(・・・)パワードスーツはそんなにハイパワーではなく、怪物相手には微妙に非力、しょっちゅう中の人が負傷する、というのが方向性だったりした訳だが。ともかく当時の感覚では、少年を救う事は出来なかった。この感覚はしかし、今の「王の権威」そういうそれへも実際は繋がっている、モノではある。

結局自分も?「王の権威」と言う”それ”を否定する事にはなった、訳だが。

「特別な存在」と言うのは、結局は…何かの厄災と共にあるのだ。

この話を今考えたら、どうなるだろう?それは少し思う。そもそもデザインがチョイ違うだけで、G3システムまるパクリ、というのもどうなんだ、というのはあるがしかし、「パワードスーツ」に関しては日本には「バブルガムクライシス」と言う先駆もあって、G3と言えどオリジナルは主張し難い、様な気はする(パワードスーツに関してはウラシマンも確か)。その辺はともかく、当時は…”雅”市場も、ストリードもない、状況ではあり。既に過ぎた問題としても、他に答えは無かった、様な気はする。

しかし、”そう言うの”を足場にしたから、今の「頑張ったけど救えなかった」ネタが有るのか?と思うと微妙に、問題の様な物もあるような。今の散見する多くの”それ”は、大概はそんなに特別な存在では、無い。或いは浚われた家族、というニュアンスでしかなく、それだけに?諦めも付かない感じはあって。とは言え、「個性」それを、まだ売ろうとする現状ではある。そして自分の”今”の感覚が、そう言うのを全く無視してる、という”それ”にも、何だか疑問の様な物を感じない事も、無い訳で。

音ゲー大好きな美少女youtuberが、「自分のアイディアでゲーム創ってもらいました!」とか言って見せるそれに、54点、とか言う感覚の是非ではある。

容姿その他で特別扱いしない、という正論の先に、現実との異相は有るような。

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