⑥ 美保関(みほのせき)
地上に戻ったオホクニヌシにはスサノオから国つくりも命ぜられます。
オホクニヌシは島根半島の東端にある美保関(御大の御崎=みほのみさき)で小さな神スクナビコナを見つけ、スクナビコナと一緒に国つくりを行います。
とっても小さな神、スクナビコナは一寸法師や桃太郎のモデルにもなっているようです。
その後出雲地方はオホクニヌシの統治下大いに栄え、島根県斐川町にある荒神谷(こうじんだに)遺跡から発掘された大量の銅鐸・銅剣は、その当時の出雲地方の繁栄の証左とも言われております。
⑦ くえびこ
僕が青春のほとばしる活力を注ぎ込んだ島根医大の大学祭を「くえびこ祭」と呼んでおりました。
この「久延毘古=クエビコ」はかかしです。
かかしですから一日中立ち尽くして色々なことを見聞きしているので、意外と物知りなのです。
オホクニヌシから尋ねられて、聞いても正体を明かさなかった⑥小さな神様スクナビコナの正体を教えてくれたのがこの「クエビコ」です。
かかしですから「崩れ彦」、「杖彦」がその名の由来となっており、学業の神として祀られます。
⑧ 風土記中の国引き伝説
島根県で行われた国体が確か「くにびき国体」でした。
出雲では割と有名な伝説に国引き伝説があります。
しかしこの伝説は実は古事記にも日本書紀にも記載はなく、出雲風土記(ふどき)にのみ載っているものです。
島根県は東西に長細く、淡水化で問題になった宍道湖(しんじこ)という大きな湖があります。
宍道湖や日御碕(ひのみさき)に沈む夕日は男泣きを誘うといわれますが、確かにそれはそれは美しく、湖面がだいだい色に輝きますが、雨や曇りが多いので一年のうちでもなかなか見れません。
そして「国引き伝説」はスケールも大きく、島根半島は神様が4度縄でくくってたぐり寄せて陸地をくっつけて誕生したというものです。
その際に陸地が動かないように打った杭(くい)が西の三瓶山(さんべさん)と東の大山(だいせん)だそうな。
そのできばえに感動した神様が「おう!」と叫んで、松江地方を意宇(おう、意恵おえ)と呼ぶようになったそうな・・・ほんとかよぉ???
⑨ アメノオシホミミ、ホヒ、アメワカヒコ、ナキメ
オホクニヌシの下で大いに反映した出雲を見て、高天原のアマテラスは地上の「葦原中つ国」は自分の息子の「アメノオシホミミ」のものだと宣言し、国譲りを決めます。
ところが名指しされたアメノオシホミミは天上から地上に向かう際に臆してしまい、アマテラスは息子に代わってアメノホヒ、アメノワカヒコ、ナキメらを順次高天原から地上に派遣しましたが、オホクニヌシからの譲り受けはうまくいきませんでした。
地上に戻ったオホクニヌシにはスサノオから国つくりも命ぜられます。
オホクニヌシは島根半島の東端にある美保関(御大の御崎=みほのみさき)で小さな神スクナビコナを見つけ、スクナビコナと一緒に国つくりを行います。
とっても小さな神、スクナビコナは一寸法師や桃太郎のモデルにもなっているようです。
その後出雲地方はオホクニヌシの統治下大いに栄え、島根県斐川町にある荒神谷(こうじんだに)遺跡から発掘された大量の銅鐸・銅剣は、その当時の出雲地方の繁栄の証左とも言われております。
⑦ くえびこ
僕が青春のほとばしる活力を注ぎ込んだ島根医大の大学祭を「くえびこ祭」と呼んでおりました。
この「久延毘古=クエビコ」はかかしです。
かかしですから一日中立ち尽くして色々なことを見聞きしているので、意外と物知りなのです。
オホクニヌシから尋ねられて、聞いても正体を明かさなかった⑥小さな神様スクナビコナの正体を教えてくれたのがこの「クエビコ」です。
かかしですから「崩れ彦」、「杖彦」がその名の由来となっており、学業の神として祀られます。
⑧ 風土記中の国引き伝説
島根県で行われた国体が確か「くにびき国体」でした。
出雲では割と有名な伝説に国引き伝説があります。
しかしこの伝説は実は古事記にも日本書紀にも記載はなく、出雲風土記(ふどき)にのみ載っているものです。
島根県は東西に長細く、淡水化で問題になった宍道湖(しんじこ)という大きな湖があります。
宍道湖や日御碕(ひのみさき)に沈む夕日は男泣きを誘うといわれますが、確かにそれはそれは美しく、湖面がだいだい色に輝きますが、雨や曇りが多いので一年のうちでもなかなか見れません。
そして「国引き伝説」はスケールも大きく、島根半島は神様が4度縄でくくってたぐり寄せて陸地をくっつけて誕生したというものです。
その際に陸地が動かないように打った杭(くい)が西の三瓶山(さんべさん)と東の大山(だいせん)だそうな。
そのできばえに感動した神様が「おう!」と叫んで、松江地方を意宇(おう、意恵おえ)と呼ぶようになったそうな・・・ほんとかよぉ???
⑨ アメノオシホミミ、ホヒ、アメワカヒコ、ナキメ
オホクニヌシの下で大いに反映した出雲を見て、高天原のアマテラスは地上の「葦原中つ国」は自分の息子の「アメノオシホミミ」のものだと宣言し、国譲りを決めます。
ところが名指しされたアメノオシホミミは天上から地上に向かう際に臆してしまい、アマテラスは息子に代わってアメノホヒ、アメノワカヒコ、ナキメらを順次高天原から地上に派遣しましたが、オホクニヌシからの譲り受けはうまくいきませんでした。