医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

PaulとMickの美意識-3

2006年06月08日 17時56分58秒 | Weblog
 フランス代表FW、仏版デニス・ロッドマン、めちゃワル「シセ」が中国との親善試合で骨折??

 注目の一人でしたが・・・ 見られないの??

 でもアンリもトレセゲもいますけど・・

 いよいよ本番モードですね。

 イングランドと同組のグループBでは、復帰したラーションと悪童イブラヒモビッチを抱えるスウェーデンも期待大です。

 第二の死のグループEでは、ネドベド率いるチェコ(以前プラハの美しさとボヘミアングラスで書きました)も予選さえ突破すれば、優勝候補の一角です。 しかしそこには爆撃機(勝手にネーミングしました)ドノバン擁するアメリカ、そしてやはりネスタ、カンナバーロ、ブッフォンにトッティ、日本人でファンが多いデル・ピエーロにインザーギとスター揃いで実力に勝るイタリア、守備の強いブラックスターズ・ガーナだって侮れません。 

 グループHの「スペインの至宝」ラウール「ウクライナの矢」シェフチェンコの一騎打ちも見逃せません。

 どうなっちゃうんでしょうか??

 そうそうそれで、たまたま数年前、ストーンズとポールのコンサートを見る機会がありました。

 ポールは前座の代わりに、なにやら前衛的なファッションショーのようなものをやりました。

 とっても芸術的で品がおよろしいのですが、ロック馬鹿の僕には退屈で退屈で仕方がありませんでした。

 ようやく始まったコンサートでも、周りのおじさんは青春の再生産現象のせいか、スーツ姿のいでたちとはかけ離れて異常にかつ異様に、しかも見ているこっちが何だか悪酔いしそうな、ギクシャクした盛り上がりを見せておりました。

 僕は心地いいメロディに、椅子に座ってゆったりと浸っていたい、という印象でした。

 一方ストーンズは男性のシンボルのような大きなバルーンを膨らませて屹立させ、「ファンキー・トンク・ウーマン」です。

 まったくもって品も無く、笑ってしまうくらいストーンズであり、しかしキースの脱力したカッコよすぎる例のイントロのフレーズと、ミックの絡みつくようなねちっこい下品なボーカルによって、僕のこみ上げる昂揚は隠しようもなく、悠長に椅子になんか座ってはいられませんでした。

 お互い今でも演技をしているのか、演じているうちにそうなってしまったのか、それとも案外性根なのかは不明ですが、ストーンズはストーンズであり、やはり偉大であり、どうしてだか僕にはこっちの方が馴染めるな、とつくづく思い知らされた次第でした。

 明日は「ぴーかんバディ」の第二弾の収録に行って参ります。