お祭り 歴史探索の旅   ~尾陽雑記抄~

活動拠点をやいと屋知足斎の日記に移しました

十五夜に愛を込めて

2004年09月28日 00時48分54秒 | Weblog

アキです、こんばんは

今日は十五夜の日ですねえ
日常の忙しい生活に押し流されていると、(世間の荒波にのまれていると)
季節感が無くなります…


 こうして、ブログで、「今日は重陽の節句だよ」とか
「今日は十五夜だよ」と、自分自身に教えてあげないと
季節を感じなくなります。

 日本人は古来より感性を重んじる民族だったようです。

 こうして自分自身が意識して、感性を高めようと思っています。


 十五夜といいますと、お月様ですね。
お月様といいますと、ウサギがもちを付いている。

 昔、私はウサギを買っていたんです。
幼稚園の頃に飼い始めました。
このウサギ、気性が荒くて、私には手に負えなかった。

 事実上、祖母とお袋が世話をしていましたね。


 私が小学生四年の頃、犬を買い始めました。
お袋が、大の犬好きなのです。
犬と言っても「チワワ」ですので、ウサギとよく似た大きさ

 この犬も気性が荒い!

 余談になりますが、犬は階級社会だそうですね。
群れの中で、自分がどの位置にいるかたえず意識をしているようです。
自分より強いのか、そういった力関係で生きているようです。

 この犬、私を子分と思っていたようです…

 私に対してはやたらと命令的なんです…

 例えば、「散歩連れてけ!」「水を持って来い!」「エサはどうした!」

 威張った吼え方をするのですね。


 ウサギは、家の庭で放し飼い。(と言っても庭小さいですが…)
 犬は家の中で小屋があり、そこで寝る。小便、遊びの時は庭に行く。

 気性が荒いもの同士、ケンカしたか?といえば一度もありません。
犬が、ウサギを追いかけると、ウサギは俊足を活かして、逃げる 逃げる

 その逆もありました。ウマがあったのかなあ?

 そんなウサギも、私が中学1年生の時に永眠しました。11月30日の台風の日でした。
学校に行く前の朝の時間、私は涙をこらえて、学校に行きました。命の大切さを知り…


 十五夜の日になると、ウサギを思い出すんですね。死んだ11月より、十五夜の日にね。

 人との死に別れも経験しましたが、
動物との死に別れも、私の人生観に大きく関わっているようです。