お祭り 歴史探索の旅   ~尾陽雑記抄~

活動拠点をやいと屋知足斎の日記に移しました

「アキの名古屋祭り体験記」4「意味は無くとも意義はある!!」

2004年11月25日 00時04分57秒 | 名古屋祭り
アキです、寒くなりましたね。
皆様、お身体はよろしゅうございますか?
新年に向けて、年賀状の印刷にせいを出しているのでしょうかね?

 昨日の続きです

 「建中寺」に着いた。(午後4時ごろ)
ここで、ささやかなイベントがあります。
イベント なごやかまつり ひがしには、歴代藩主の御霊前という
意味は全く無いと思います。(多分)

 しかし、意味は無くとも、建中寺前で山車祭りを行う意義は
十分あると思っています。

 東照宮祭の旧祭礼車「湯取車」が、広井や他所に譲渡されずに
東区にあることに、私は偶然ではなく「必然」ではなかったか?
そう考えています。(私だけでしょうがね)


 偉そうな事言って、私は、徳川家歴代の御霊前ということは、
この時、頭に無く、ただ、自分に与えられた任務をこなそうと
色々アタマを働かせていました。

 ネルソン総督の「義務(任務)を果たせ!!」じゃありませんが…


 「建中寺」前でのカラクリ奉納の後、各山車、帰路に着きます。

 東区の山車の予定は全て、こんな感じだと思います。

 祭りが終わり囃子方が山車から降りる時
「義務を果たした~ かな?」と自問自答しながら降りますがね。


 私の優先順位としては
「けが人が出ない」が第一位そして「山車が壊れない」
山車は壊れたら、また直す事はできる。しかし、人間は怪我をしたら
元通りになるか?できないでしょうね。

 身体もそうですが、人の心もそうだと思います。
一度、離れた心は、もう二度と戻らない!!

 来年もう一度、山車祭りを行うために、力を貸してくれるか?
今年に嫌気が出て、来年は、来てくれないのではないか?

「後継者不足」は何処の伝統芸能でもうたい文句ですが、
後継者になってくれる人を自ら拒んでいるのではないか?

 最近、たそがれていますね~


 まあ、人を喜ばせれば、長く保つ事ができるだろうと考えて
やっているのですがね。ギャラリーしかり保存会メンバーしかり
そう自分なりに解答を出して。