お祭り 歴史探索の旅   ~尾陽雑記抄~

活動拠点をやいと屋知足斎の日記に移しました

語り合いたい故郷がある 美しい山車祭 … あれ?

2007年11月30日 20時01分58秒 | 歴史探索
どうもお久しぶりでございます。現在引越し中で年内に記事書くとは思いませんでしたが、本年の振り返り記事を。何しろ節目の年でしたので。
 今から10年前、名古屋市東区筒井町「湯取神子車山車囃子」を一通り覚え、他地区の湯取山車囃子を聴いてみたいという願望が芽生え、その年の8月に小牧秋葉祭に出る「湯取車」の囃子を聴きに、祭を見物に行きました。そこから僕の祭礼研究家、民俗学研究家としての第一歩が始まりました。本年その節目を向かえ、8月に小牧神明社(摂社 秋葉社)の秋葉祭を見に行きました。そこで第一歩の原点である「湯取車」を見ることができ、自然に目頭が熱くなりました。湯取車の町内曳きをついて歩きました。小牧イトーヨーカドーの北に湯取車が置かれるのですが、本年、イトーヨーカドーが閉店セール、それを見て10年の月日を感じてしまいました。西町の稲荷堂も懐かしい。

 今年の名古屋祭は充実していました。「10年間この瞬間を迎えるためにこれだけの歳月が必要だったのだろうか?」と思えてしまうほど実のある祭でした。何かと10年前を振り返る機会が多くございました。10年前の小牧で湯取車を見た瞬間、名古屋祭で筒井湯取車に乗る瞬間、懐かしい思い出です。

 「短期決戦に超弱い」中日ドラゴンズにまったく期待していませんでしたが、50年以上遠ざかっていた日本一の称号 東洋王者の栄誉の年とめぐり合えたのもそれなりに感慨深いものがあったりします。

 このブログも昨年「筒井天王祭」「出来町天王祭&徳川園山車揃え」記事を書きましたら、書く意欲が消えてしまいました。それでも細々と続けるつもりです。大河ドラマ「風林火山」にちなんで豊川市の山本勘助ゆかりの地見てきたのですが、大河ドラマが終わりそう、でもそのうち記事に書きます。大切な小牧「湯取車」も写真つきで書く予定です。「多屋」など祭礼予告記事も書きましたが、効果はあったがよくわかりません。それより僕がどこの祭でどこを見て何を書くのか?に興味があるようです。(祭礼後のアクセスが以上に多い)

 10年間色々ありました。細木さんの本ですと(陰陽五行説、民俗学でよく出てくるから自分も研究家なのだが)昨年が「再会」本年が「財政」でした。別れもありましたが、多くの出会い、再会がありました。そして得がたき財産も得ました。もうこれ以上望むものもない、というのが偽らざる本音です。なんだか仙人のようなこと書いていますが、まだまだ俗物です。

 迷いながらですが僕自身、目指すべき方向も見えてきました。また歩いてゆきます。もう歩き始めています。祭はシーズンオフですが、またどこかの祭でお会いしましょう。師走皆様の健康をお祈り申し上げます。

 二代目アキ どうたぬき 謹んで書き込みす