お祭り 歴史探索の旅   ~尾陽雑記抄~

活動拠点をやいと屋知足斎の日記に移しました

日本の中心で愛をさけぶ(にっぽんど真ん中祭り)2

2004年09月25日 00時08分00秒 | Weblog
こんにちは、アキです。にっぽんど真ん中祭りも終わって
1ヶ月過ぎようとしているのに…
時代遅れですね。


 江戸時代に、高力猿猴庵(高力猿猴庵種信)という方がいました。
本職は尾張武士ながら、この方は江戸時代のお祭りの風景画を多く残しています。
名古屋市博物館から、「猿猴庵の本」という本も出ていますね。


 私は、名古屋叢書三編 「尾張年中行事絵抄」をもっはら読んでいました。
一番好きな絵は「若宮祭り」の住吉町の山車(河水車)が提灯を付けて、
帰ってくる場面ですかね。


 この方は、実に上手い!!

それ以上に

 当事の町人が実に生き生きしているんです。

 喩えるならブラジルのリオのカーニバルですかね?
喩えが下手だな…


 とにかく、楽天的に書かれているんです。
当事の人々も楽天的だったのでしょう。


 江戸時代は封建制度と言いながら、現代よりも生活が良かったのではないか?
と思えるぐらい、人が伸び伸びしているんです。


 小牧から帰ってくると、テレビで「にっぽんど真ん中祭り」の様子が映っていますね。

 そういや、「にっぽんど真ん中祭り」の踊っている方々、見ている方々、
生き生きしていました。


 猿猴庵が書いていた祭りの登場人物と、にっぽんど真ん中祭りの方々、
「楽しさ」「楽天さ」でダブって見える時もありますね。

 「楽しく行なう」、これは祭りでとても大切な事です。


 当事者が楽しくする、それを見ている人も楽しくなる。


 テレビで見ても楽しそうですもん。現場にいたら、どんなに楽しいでしょうね。

「山車が出ないから行かない」というのは、考えを改めないけませんね。
来年こそは「楽天」を学びに行きたい!!

gooのブログで「楽天」「楽天」というのは変ですねえ…
「楽天家」を目指すアキです  はい