Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●東電「敷地外の汚染との関連は分からない」・・・瓦礫撤去作業で1兆1200億ベクレル飛散

2014年07月28日 00時00分05秒 | Weblog


東京新聞の記事【がれき撤去作業 推計1兆ベクレル飛散】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014072402000185.html)。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質:
                 「無主物」という言い訳は許されない
   『●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染


 「福島第一原発のがれき撤去で飛散した放射性セシウムが昨年八月、数十キロ離れた水田のコメなどを汚染した可能性が出ている問題で、東京電力は二十三日、この撤去作業で飛散した放射性物質が一兆一二〇〇億ベクレルに上ったとの推計結果を明らかにした。原子力規制委員会の廃炉に関する会合で説明」・・・・・・東電のがれき撤去作業、いい加減過ぎやしまいか? そして無能な原子力「ムラ寄生」委員会にも「無主物」飛散の責任が大有り。

 「東電は「敷地外の汚染との関連は分からないが、がれき撤去での飛散防止対策は強化する」」・・・・・・なんという言い草!!、だろう。東京電力原発人災に何の責任も感じていないかのようだ、この大量の「無主物」を飛散させておいて。


==============================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014072402000185.html

【福島原発事故】
がれき撤去作業 推計1兆ベクレル飛散
2014年7月24日

 福島第一原発のがれき撤去で飛散した放射性セシウムが昨年八月、数十キロ離れた水田のコメなどを汚染した可能性が出ている問題で、東京電力は二十三日、この撤去作業で飛散した放射性物質が一兆一二〇〇億ベクレルに上ったとの推計結果を明らかにした。原子力規制委員会の廃炉に関する会合で説明した。

 第一原発では昨年八月中旬、作業員計十二人の頭部などから相次ぎ放射性物質が検出され、敷地内で放射性物質の濃度上昇を示す警報が鳴った

 東電は3号機原子炉建屋のがれき撤去が原因とみており、免震重要棟前で観測された放射性物質濃度を基に毎時二八〇〇億ベクレルの放出が四時間続いたとして試算。平常時の放出量は毎時一〇〇〇万ベクレルのため、一時間当たり二万八千倍に相当する。東電は「敷地外の汚染との関連は分からないが、がれき撤去での飛散防止対策は強化する」としている。
==============================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●火山の巨大噴火時の緊急核燃料輸送に何時間、何日間? 答えは「2年以上」!

2014年07月27日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の記事【巨大噴火リスク 川内原発 核燃料緊急移送 手つかず】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072590071110.html)。

 「九電は予兆を察知した場合には核燃料を安全な場所に緊急移送すると明言しながら、実際には原子炉を止めて運び出すまでに二年以上かかる上、搬出方法や受け入れ先の確保なども具体的に検討していないことが分かった・・原子力規制委員会は緊急移送を条件に、川内原発が新規制基準を満たしていると判断した」・・・・・・こんないい加減な計画で再稼働を申請する九電も九電なら、それを認める原子力「ムラ寄生」委員会もいい加減過ぎる。とにかく、下記の東京新聞の小倉貞俊記者の記事を御一読ください。
 また、例えば、大飯原発でも・・・・・・:

   ●こんな国に大飯原発を再稼働させて大丈夫か?
     「・・・バスに乗り、一路、大飯原発をめざす。文字通り「一路」、
      国道241号線という一本の道しかない。大飯原発のある
      大島半島と、小浜湾をまたがり本土とを結んでいる橋も一本しかない。
      しかも老朽化で大地震には耐えられないという。つまり大地震が起き、
      橋が崩落したり一本道が不通になれば、
      大島半島の住民は逃げ場を失う。そこで放射能もれの事故が
      発生したら・・・」

・・・・・・といった有様。
 東京電力原発人災の後始末さえできず、汚染水はダダ漏れ、、凍土壁方式も頓挫、そして、こんないい加減な再稼働審査・・・・・・世界に恥をさらすばかりである。「世界一安全な規準」が聞いて呆れます。

   『●原子力「ムラ寄生」員会ではなく、「風船爆弾」が語ることにこそ
                真実はある ~川内原発再稼働問題~
   『●川内原発を再稼働させてはいけない!:
            九州の「草の根」の勁き底力を見せるとき
   『●原子力ムラ復権阻止を! 今なら引き返せる!!
   『●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」
   『●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染


==============================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072590071110.html

巨大噴火リスク 川内原発 核燃料緊急移送 手つかず
2014年7月25日 07時11分
 

 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2014072599071110.jpg
ブログ主: ↑すいません勝手にコピペさせて頂いております)

 火山の巨大噴火リスクを抱える九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)で、九電は予兆を察知した場合には核燃料を安全な場所に緊急移送すると明言しながら、実際には原子炉を止めて運び出すまでに二年以上かかる上、搬出方法や受け入れ先の確保なども具体的に検討していないことが分かった。 (小倉貞俊)


 原子力規制委員会は緊急移送を条件に、川内原発が新規制基準を満たしていると判断した。

 九電の担当者は取材に「巨大噴火の予兆は噴火する数十年前に察知できるとの前提なので、その時に検討する」とコメント。

 規制委の審査担当者は「現状は方針を宣言した段階で、今後の審査で具体策を示してもらう。ただ、どこまで具体的に踏み込めるかは難しいだろう」としている。

 川内原発をめぐる自然災害で最も脅威となるのが、周辺に五つあるカルデラの巨大噴火だ。原発から四十キロの姶良(あいら)カルデラで三万年前に起きた噴火と同じ想定では、火砕流が原発敷地内に到達する可能性がある。

 規制委の新基準による審査で、九電は「原発の運転中に巨大噴火が起きる可能性は小さい」と主張。衛星利用測位システム(GPS)の観測などで噴火の予兆を監視し、カルデラ周辺の地盤の動きなどで異常が確認されれば、原発を止めて核燃料を緊急移送する方針を示し、規制委は基準を満たすと判断した。

 運転中の原子炉内の核燃料は強い放射線と高熱を発し続けており、原発を止めてもすぐには動かせない。数日間は炉内で循環冷却した後、隣接するプールで長期間冷却する必要がある。

 九電や核燃料の輸送会社への取材では、外部に運び出すにはプール内で少なくとも二年二カ月冷やした後、専用の輸送容器を使うことが不可欠九電は輸送容器を所有しておら、輸送会社が持つ全ての容器を使っても一度に移送できるのは三百五十体。原発内には二千体近い核燃料があり、六回は往復しないと運び出せない新たに容器を製造するにも約三年かかる

 核燃料を運び込む先も確保できていない。九電玄海原発(佐賀県)のプールは満杯に近い。青森県六ケ所村の再処理工場のプールも満杯。他の電力会社の原発のプールを使う道もあるが、協議をしていない。

 空冷式の貯蔵容器で保管する方法は、保管場所を確保していない上、空冷式には、あらかじめ五~八年冷やした後の核燃料しか入れられない。

(東京新聞)
==============================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染

2014年07月26日 00時00分09秒 | Weblog


asahi.comの記事【50キロ先、住宅地にも粉じん 福島第一原発がれき撤去】(http://www.asahi.com/articles/ASG7H5SVWG7HUUPI00C.html?iref=comtop_6_02)。

 「この時の放射性の粉じんがさらに50キロ付近まで飛んでいた可能性が高いことが京大研究グループの調査で分かった。今後も実施していくがれき撤去作業による汚染が広範囲に及ぶ恐れを示すものだ」・・・・・・「無主物」という言い逃れ、言い訳はできない。3.11東京電力原発人災に対する東電のいい加減さが透けて見えてくる。また、一旦原発災害、核発電災害が起きれば、その後始末も含めて、控えめに表現しても、かなり広範囲を汚染させてしまう。それでも、原発を再稼働し、輸出し、戦争に片足を突っ込もう、というのだから、この国の政治家や彼・彼女らに投票する市民の「考えないことの罪」は計り知れない。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質:
                 「無主物」という言い訳は許されない


==============================================================================
http://www.asahi.com/articles/ASG7H5SVWG7HUUPI00C.html?iref=comtop_6_02

50キロ先、住宅地にも粉じん 福島第一原発がれき撤去
青木美希 2014年7月16日07時33分

写真・図版

コメから基準超のセシウムが検出された水田とその周辺の地図
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140715005861.html
(↑※ブログ主: すいません、勝手にコピペさせて頂いております)

 東京電力が昨年8月に福島第一原発で実施したがれき撤去作業で放射性の粉じんが20キロ以上離れた避難区域外の水田に飛散した可能性が指摘されている問題で、この時の放射性の粉じんがさらに50キロ付近まで飛んでいた可能性が高いことが京大研究グループの調査で分かった。今後も実施していくがれき撤去作業による汚染が広範囲に及ぶ恐れを示すものだ。

 調査したのは、京大大学院医学研究科の小泉昭夫教授(環境衛生)ら5人。住民の被曝(ひばく)量を予測するために2012年9月以降、福島県内の住宅地の3地点に空気捕集装置を置いて大気中の粉じんを集め、1週間ごとに放射性セシウム濃度を測定してきた。

 このうち原発から北西48キロの相馬市で集めた昨年8月15~22日分から、他の時期の6倍を超す1立方メートルあたり1・28ミリベクレルの放射能を検出。北北西27キロの南相馬市では20~30倍だった。西南西22キロの川内村では変化がほぼなかった。
==============================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●原子力ムラ寄生虫: 川内原発の安全性は「ほぼ世界最高レベルに近い」と自信を見せた田中俊一委員長

2014年07月18日 00時00分13秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事【川内原発、一層の安全努力を要請 原子力規制委員長】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071601001601.html)と、
【疑問抱え再稼働「適合」 川内原発 規制委が審査結果案】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071690141219.html)。

   『●原子力「ムラ寄生」委員会ではなく、「風船爆弾」が 
        語ることにこそ真実はある ~川内原発再稼働問題~
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質:
                    「無主物」という言い訳は許されない

 「田中俊一委員長は・・・・・・「一定程度安全性は高まったことは評価するが、これはゴールではない。九電はますます努力する必要がある」・・・・・・「日本は世界に比べ自然災害が飛び抜けて厳しい。その備えを相当厳しく求めている」・・・・・・安全性は「ほぼ世界最高レベルに近いと思う」と自信を見せた」・・・・・・はっきり言って、滅茶苦茶な講評だ。100.00000000000%安全を保障せずに、「規制」もしない原子力「ムラ寄生」委員会の委員長。「世界最高レベルに近い」だってさ!

 民主党政権にも相当の責任、こんな寄生委員虫を選んだのだから。

   『●原子力ムラ村長を原子力規制委員会委員長に推す環境相のセンス
   『●東京電力原発人災、今頃公開されたわずかな
               捏造・改竄映像からでも分かったこと
   『●原子力「促進」委員会の危険なメンツの危険な判断
   『●海渡雄一さんの原子力「規制」委員会人選批判


==============================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071601001601.html

川内原発、一層の安全努力を要請 原子力規制委員長
2014年7月16日 18時12分

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は16日の記者会見で、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)が再稼働の前提となる審査に事実上合格したことについて「一定程度安全性は高まったことは評価するが、これはゴールではない。九電はますます努力する必要がある」と述べた。

 田中委員長は「日本は世界に比べ自然災害が飛び抜けて厳しい。その備えを相当厳しく求めている」と説明。川内原発の安全性は「ほぼ世界最高レベルに近いと思う」と自信を見せた。

(共同)
==============================================================================

==============================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071690141219.html

疑問抱え再稼働「適合」 川内原発 規制委が審査結果案
2014年7月16日 14時12分

 原子力規制委員会は十六日の定例会合で、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)が、原発の新しい規制基準に適合しているとの審査結果の案を了承した。新基準を満たすとの初の判断。今後、意見募集を経て正式決定するが、作業員や住民を被ばくから守る策は徹底されておらず、周辺にある火山の大噴火への対応が十分なのかなど疑問が残る。 

 規制委は昨年七月、新基準の施行と同時に、九電からの申請を受けて審査を始めた。地震や津波、竜巻などの自然災害への備えや、放射性物質を放出する重大事故が起きても影響を少なくする対策を要求。地震・津波の大きさを想定する手法の見直しから求めた。

 九電は、耐震設計の基準となる地震の規模を当初より一割ほど大きく設定し、それでも原発の安全を保つ対策を施したと説明。津波への対策では、もともと川内原発の敷地が海面から十三メートルある上に、海に面した海水ポンプに防護壁を設けたことで、六メートルに想定し直した津波の高さにも対応できるとした。竜巻や森林火災などの対策としては電源車の配備や水源確保などを進め、いずれも規制委は妥当と判断した。

 しかし、航空機を衝突させるテロへの対策については、審査は非公開で進められ、どんな審査がなされたのかは不明だ。

 重大事故時に、放射性物質の放出を千分の一程度にとどめつつ、格納容器内の水蒸気を抜いて圧力を下げるフィルター付きベント(排気)設備の完成は二年後。事故時の作業拠点は当面代用の施設が使われるため、作業から戻った収束要員を除染する設備も不十分なままだ。

 五十キロ離れた桜島を含む姶良(あいら)カルデラなど周辺の火山についても九電は、当面、川内原発に影響するような大噴火はないと楽観的に想定する。

 こうした問題が残されているが、規制委は新基準を満たしていると判断した。

 地元住民の避難計画も、策定するのは国ではなく自治体で、安全に避難できるかどうかの実効性は審査の対象となっていない

 示された審査結果の案は今後、国民からの意見を一カ月間公募(パブリックコメント)した後、正式に決定される。規制委による現地の検査にパスし、地元自治体の同意が得られれば、早ければ今秋にも再稼働に進む可能性がある。

(東京新聞)
==============================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質: 「無主物」という言い訳は許されない

2014年07月17日 00時00分28秒 | Weblog


asahi.comの記事【原発がれき汚染で東電陳謝 作業は月内再開、地元は抗議】(http://www.asahi.com/articles/ASG7G5TC9G7GUUPI001.html)。

 「東京電力福島第一原発のがれき撤去作業で昨年8月、放射性物質が20キロ以上飛散し、福島県南相馬市の水田を汚染した可能性のある問題について、東電は14日の定例会見で「作業が原因かどうかはわからないが、飛散問題で広く迷惑をかけて大変申し訳ない」と陳謝」したそうだ。
 東京電力が周辺地域にまき散らした以外の可能性があるのだろうか? 誰が、何のために?? 「東京電力福島第一原発のがれき撤去作業」かどうかは知らないが、東電は冤罪を主張する心算だろうか? そして、裁判所までが認めた、例の悪しき「無主物」という言い訳を持ち出すつもりだろうか? 責任を持って、東電本社かどこかに引き取ってもらう以外の道はない。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~


==============================================================================
http://www.asahi.com/articles/ASG7G5TC9G7GUUPI001.html

原発がれき汚染で東電陳謝 作業は月内再開、地元は抗議
2014年7月14日23時38分

 東京電力福島第一原発のがれき撤去作業で昨年8月、放射性物質が20キロ以上飛散し、福島県南相馬市の水田を汚染した可能性のある問題について、東電は14日の定例会見で「作業が原因かどうかはわからないが、飛散問題で広く迷惑をかけて大変申し訳ない」と陳謝した。

 中断している撤去作業は月内に再開する考えを明らかにした。放射線量や事前に詳細な作業内容を公表するかどうかについては「作業再開までに検討する」と述べるにとどめた。

 農林水産省は今年3月、がれき撤去が原因の可能性があるとみて東電に再発防止を要請する一方、地元には説明していなかった。朝日新聞の報道を受け、18日にある地元の農業関係者の会議で説明する方針だ。

 桜井勝延・南相馬市長は取材に「深刻で大きな問題なのに、すぐ市に報告しなかった農水省には不信感を持たざるを得ない」と指摘。東電に対しては「農家や市民の不安をあおるような作業をしてきた無責任な対応に抗議し、説明を求めたい」と述べた。
==============================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「原発と司法」、「大阪イジメ問題」、「小出裕章・佐高信対談本」などについての最近のつぶやき

2013年02月01日 00時00分51秒 | Weblog


「原発と司法」、「大阪イジメ問題」、「小出裕章佐高信対談本」などについての最近のつぶやきから、AS@ActSludge

 ・・・もうひとつ、「騙された側の責任」に関して、伊丹万作の「戦争責任者の問題」」については、以下もどうぞ。

   『●戦争と原発: 伊丹万作さん「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」
   『●『戦争の世紀を超えて』読了
   『●『スクリーンの日本人 ~日本映画の社会学~』読了(2/3)
   『●『だまされることの責任』読了(1/3)
   『●『だまされることの責任』読了(2/3)

************************************************************************************
■『体罰教師 刑事告訴に食らいついた橋下市長と大阪地検』(http://gendai.net/articles/view/syakai/140637 …)/「かつては体罰容認の姿勢を見せながら、この問題をきっかけに支持率をアップさせようという魂胆がミエミエ橋下徹市長はさっそく、反応・・大阪市のトップや検察が利用しようとしている・・」

■今頃何やってるのか。しかも原子力ムラの住人を委員に任命するのだから、ほとぼり冷めて、今頃やっている 『原子力規制委の人事案、国会承認へ 田中委員長ら5人』(http://www.asahi.com/politics/update/0127/TKY201301260333.html …)/「・・事後承認が得られる見通・・・民主党内からも「原子力ムラ出身」との批判・・」

■橋下元大阪「ト」知事がやってることは自分を目立たせるための、教員たちに対する「見せしめ指導」じゃないのか??  『「見せしめの指導は体罰」 義家弘介政務官に聞く』(http://www.asahi.com/national/update/0126/OSK201301260062.html …)/「・・他の生徒への見せしめ・・「指導だ」と言い張っても体罰だと思います」

■『書評/司法よ! おまえにも罪がある [著]新藤宗幸』(http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013012000018.html?ref=comtop_list …)/「■人事交流が投げかける影 原発の安全性・・伊方原発(愛媛県)訴訟以来・・住民側の勝訴は2例しかない。ほとんどの訴訟で裁判所は、行政の判断を支持・・」

■伊方原発訴訟(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%B0%CB%CA%FD%B8%B6%C8%AF%C1%CA%BE%D9 …)。放射能無主物判決http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%A5%B4%A5%EB%A5%D5%BE%EC …)『書評/司法よ! おまえにも罪がある [著]新藤宗幸』(http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013012000018.html?ref=comtop_list …)/「原発をチェックできなかった・・裁判所と法務省の人事交流

泊原発の場合、規制委の定義で言うとこれは原子炉など重要な施設の「直上」(『●原発施設と断層、驚きを通り越して呆れる』http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C4%BE%BE%E5 …)なのか、それとも違うのか?  『泊原発にも活断層か 規制委 年代定義拡大受け』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013012702000087.html …

■無節操すぎないだろうか? なにか小泉時代と変わった? 『郵便局長会、参院選で自民回帰 民営化以来8年ぶり』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C4%BE%BE%E5 …)/「小泉純一郎首相の郵政民営化方針に反発して自民党支持から離反した「郵政」団体が、夏の参院選で8年ぶりに自民党支持に回帰する方針」

前田朗Blog『小出裕章佐高信『原発と日本人――自分を売らない思想』』(http://maeda-akira.blogspot.jp/2013/01/blog-post_25.html …)/「佐高は、彼らは反省しない、と断言する。東電が原発をあきらめることはない、と。それでも、反原発をあきらめずに闘い続け、一つひとつ廃炉を勝ち取っていかなければ・・」

■前田朗Blog『小出裕章佐高信『原発と日本人――自分を売らない思想』』(http://maeda-akira.blogspot.jp/2013/01/blog-post_25.html …)/「・・小出の闘いは、これからも続く。岡部伊都子高木仁三郎熊取六人組田中正造松下竜一らに関心のある人にもお勧め。・・・」

■前田朗Blog『小出裕章佐高信『原発と日本人――自分を売らない思想』』(http://maeda-akira.blogspot.jp/2013/01/blog-post_25.html …)/「・・・もうひとつ、「騙された側の責任」に関して、伊丹万作の「戦争責任者の問題」『映画春秋』1946年8月、が全文紹介されているのが重要。」

■どっちもどっち 『「橋下徹は損得勘定が発達している人間」“行列仲間”丸山和也氏が書いた暴露本の中身』()/「ひと段落すると、橋下市長は自身のTwitterに見解やメディア批判を何度も書き連ねている・・堂々と物申したのが・・丸山和也参院議員」
************************************************************************************

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず

2012年09月02日 00時00分52秒 | Weblog


東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012083102000111.html)。

 裁判所には危機感はあるようだが、司法を変える気はあまりないようだ。過去の反省や、責任の所在を明らかにする気など、全くない。
 「裁判官の独立は憲法で保障されている」のは当たり前だが、「最高裁は「研究会は裁判官の研さんが目的で、個々の判断を縛るわけではない」」と言っており、見せ掛けだけの研究会に止まりそうだ。
 これまでさんざん原発推進側に肩入ればかりしてきた。原発の危険さを判断できないほど推進側の論理が破綻しているのであれば、安全側(反原発側)に判断しておけばよかったのだ。3.11東京電力原発人災の相当の責任は、裁判所、特に最高裁にある。「戸謙一元裁判官は、原発に危険性が無いことは電力会社側に立証責任がある、という正論を述べられている。」

   『●福島県双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」・・・・・・いま、その〝少年〟は?
   『●改めて冷温停止「状態(「準」、「みたいな」、「なんちゃって」)」宣言と原発再稼働
   『●志賀原発訴訟第二ラウンド: 裁判所は信頼を回復できるか?
   『●原発裁判はどれも完敗: 井戸謙一元裁判官と小出裕章さんの対話
   『●そりゃぁ、東京電力原発人災以降を見ただけでも、「司法」にも絶望するよな
   『●井戸謙一元裁判官再び: 最高裁は常に国側に、そして、努力は無駄に
   『●金沢地裁原発差し止め判決: 井戸謙一元裁判官

 さらに、3.11後に変わったのかといえば、全く変わっていない。例えば、これ:

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」

 「サンフィールドが、東電が他人の土地の上に放射性物質を付着させ、土地の利用に制限をかけていると主張したのに対し、東電側は放射性物質は誰の所有にも属さない「無主物」であって、飛んでいる虫のようなものだから除去する責任を負わないと主張した」。こんなふざけた主張を裁判所が支持するのだから、どうしようもない。「無主物」なんていう言い草が通用する世界って、一体なんだ?

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012083102000111.html

原発安全性「本格審査を」 最高裁研究会 裁判官に改革論
2012年8月31日 朝刊

 最高裁が開いた原発訴訟をめぐる裁判官の研究会で、国の手続きの適否を中心としてきた従来の審理にとどまらず、安全性をより本格的に審査しようという改革論が相次いでいたことが三十日、共同通信が情報公開請求で入手した最高裁の内部資料などで分かった。 
 裁判所はこれまで原発訴訟のほとんどで「手続き上適法」などとして訴えを退けてきた。改革論が浮上した背景には、東京電力福島第一原発事故を踏まえ、このままでは司法の信頼が揺らぎかねないとの危機感があるとみられる。原発訴訟の審理の在り方に変化が起きる可能性がある。
 最高裁は今年一月二十六、二十七の両日、全国各地の裁判官三十五人を集めて特別研究会を開催。裁判官は自分で問題を設定して対応策を記した報告書を提出、議論のたたき台にした。
 原発訴訟について報告書を出した七人のうち五人が、これまでの訴訟の在り方について問題を提起したり、安全審査を進める具体的手法について意見を述べた。研究会の関係者は、裁判所が安全性の審査により踏み込む必要性については、ほかの参加者にも異論はなかったとしている。
 内部資料によると、ある裁判官は「放射能汚染の広がりや安全審査の想定事項など、福島事故を踏まえ、従来の判断枠組みを再検討する必要がある」と提案。安全性の審査・判断を大きく改めるべきだとの考えを示した。国、電力側の提出した証拠の妥当性をこれまで以上に厳しく検討する狙いとみられる。
 別の裁判官は「原子炉の安全性を審理判断するに当たり、専門的・科学的知見をどのような方法で取り入れていくべきか」と問題設定した上で、証人調べは「一方に有利になることは避けられない」と指摘し、「複数の鑑定人による共同鑑定が望ましい」と述べた。専門家が裁判官を補佐する専門委員制度の活用の提案もあった。
 裁判官の独立は憲法で保障されている。最高裁は「研究会は裁判官の研さんが目的で、個々の判断を縛るわけではない」としている。
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●東京電力、「お前のモノだろう!」

2011年12月18日 00時00分43秒 | Weblog


神保哲生さんのvideonews.com(http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002184.php)。お相手は青木理さん。

 法的には色々に論点があるのだろう。でも、一言「お前のモノだろう!」と言いたい。
 あまりに非常識な反論で、それを裁判所が無能にも認めてしまうなんて、どうかしている。東京電力だけではないだろうが、電力会社全般に反省する気や、責任を感じる気など何もないのだろう。
 政治の無能、企業倫理の欠如、それに加えて司法のあまりの無責任さ。原発問題に関してまともに司法が機能した例はごくわずかで、政治や(公・私)企業の行いへの追随ばかりだ。市民サイドに立てとは言わない、でも、せめて公正・中立であってくれ。神保さんの言うように、政治サイドや企業サイドが言う〝安全神話〟は信じ、住民側の言う危険性は技術的判断の回避として退ける、という自己矛盾に裁判官は気づくべきである。いや彼らは頭がいい訳だから、内心分かっていて、公正さや中立性を意識的に捨て去っているのだろう。そうであるのならば、ますます救いが無い。
 井戸謙一元裁判官は、原発に危険性が無いことは電力会社側に立証責任がある、という正論を述べられている。青木さん、「逆ロシアンルーレット」、つまり銃創には5つの弾(救いのない裁判官)がつまっていて、弾のつまっていない銃創(井戸元裁判官のようなまともな裁判官)はわずかに一つというロシアンルーレット。実際には、多数の銃にはフルに弾がつまっていて、一つだけの弾がつまっていない銃でさへもが極僅かでしょう。

================================================================================
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002184.php

ニュース・コメンタリー (20111203日)
放射能を「無主物」と言い放つ東電と裁判所の責任

 福島県内でゴルフ場を運営する会社が、東京電力に対し、敷地内に飛散した放射性物質の除去などを求めていた仮処分の申し立てを、東京地裁は31日、却下する決定を下したが、この申し立てに対し東電は、ゴルフ場に積もった放射性物質は誰のものとも言えない「無主物」であると主張している。
 仮処分を申請したのは福島県二本松市でゴルフ場を経営する「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」。
 サンフィールドが、東電が他人の土地の上に放射性物質を付着させ、土地の利用に制限をかけていると主張したのに対し、東電側は放射性物質は誰の所有にも属さない「無主物」であって、飛んでいる虫のようなものだから除去する責任を負わないと主張した。
 決定文の中で裁判所は放射性物質が無主物かどうかについては触れていないが、除染技術が確立していないことや、除染は自治体などによって進められるのが適切であることなどを理由に、ゴルフ場側の申し立てを退けた
 自社で運営していた原発で放射性物質を使った発電を行った結果発生した放射性物質を、無主物などと呼んで虫と同一視する東電の無責任な態度は論外だが、これに触れないまま申し立てを退ける裁判所も問題だ。
 仮処分申し立ての却下から見えてくる裁判所の問題を、ジャーナリストの神保哲生と青木理が議論した。
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする