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●東京新聞社説: 「キナ臭い…現実の追認は未来への否認である。…九条の精神を壊してはなるまい」

2017年06月02日 00時00分02秒 | Weblog


東京新聞の社説【日本の平和主義 9条の精神を壊すな】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017051502000118.html)。

 《安保法が成立し次にはどんな形であれ、改憲の動きが出てくる。そうなれば焦点は九条、日本の平和主義が危うくなると考えたからだ》。

 《不戦を誇る国であれ》…与党・自公や「癒」党お維の議員や支持者、無関心派「眠り猫」の皆さんにはその思いは届かない。日々刻々とニッポンが壊れていく。《日本の平和主義 9条の精神》が壊れいく。

   『●「平成の治安維持法」で、室井佑月さんや
       斎藤貴男さん「なんて、最初から一般人扱いされないだろうしな」
   『●斎藤貴男さん「人権を否定することに喜びを感じている
           変質者集団」…「人権の砦」のはずが最「低」裁…
   『●「恣意的な廃棄は無い」!、って一体どの口が…
      「特定秘密」「公文書が、秘密指定期間中でも廃棄」可能
    「日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/
     都合悪い書類は廃棄 臭気漂う“文書機密法”の計画的犯罪性】(…)
     には、《「民をして由らしむべし、知らしむべからず」――。
     現体制にとっての理想が、ここへきて一気に達成されつつある
     9日付の東京新聞朝刊1面トップを読んで、狂おしい怒りに全身が震えた
     特定秘密保護法に指定された“特定秘密”…》…と。
      あらゆるアベ様の「政」に対して、《狂おしい怒り》を懐き、
     《狂おしい怒りに全身を震》わすジャーナリストは、人治主義国家
     デンデン王国には、どれくらい残っているのだろうか…」

 アベ様の「政」に対して、《狂おしい怒り》を抱くジャーナリストの声は、全く彼らや彼女らには届いていないようだ。《人権を否定することに喜びを感じている変質者集団》、《相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない男だ》、《国民を舐めきった 卑劣な首相》などといった声は。
 日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/国民を舐めきった 卑劣な首相がもくろむ改憲の本当の狙い】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205476)によると、《相変わらず汚らしく、卑劣きわまりない男だ。5月3日、憲法記念日の読売新聞朝刊で憲法改正の実現と2020年の施行を目指すと表明し、当日の「日本会議」集会にも同じ趣旨のビデオメッセージを寄せた、安倍晋三首相のことである。読売の紙面には「首相インタビュー…》。

   『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、
                憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?

   『●壊憲…英BBC「安倍首相と稲田防衛相は、
     日本の平和憲法を廃止しようとしているナショナリスト」
   『●答えは「壊憲にNo!」。代案・対案など不要。
       自公の「お試し壊憲」になど、絶対に与してはイケナイ!
   『●「忌野清志郎が示す進むべき道」=
      「戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう」
   『●「米国の戦争に巻き込まれ息子が殺したり
       殺されたりするのは嫌だと思い、いても立ってもいられ」なかった
   『●戦争で唯一得た平和憲法を壊憲…
     「日本は自由と民主主義を失うだけで、代わりに得るものは何もない」

   『●立憲主義も理解できず…「行政の長である総理大臣が
       具体的な改憲日程を口にするのは完全に憲法違反」

   『●「好戦国…日本に対する大なる疑惑」(吉田茂元首相)…
             「だから、九条を定め、この誤解を正さねば…

   『●「安倍話法の極北」=トンチンカンなドアホウワホウ?、
            …による「憲法を矛盾の泥沼に叩き込む」壊憲


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017051502000118.html

【社説】
日本の平和主義 9条の精神を壊すな
2017年5月15日

 憲法記念日に、安倍首相が自民党総裁としてとことわりつつも、九条改正を唱えたのを聞き、皆さんはどう思われただろう。

 自衛隊の存在を書き込むだけなら認めていいと思われたか、それとも不安を覚えられたか。

 私たち論説室は今年の元日前後に「日本の平和主義」と題した連載型の社説を掲げた。安保法が成立し次にはどんな形であれ、改憲の動きが出てくるそうなれば焦点は九条、日本の平和主義が危うくなると考えたからだ。

 連載の初回(十二月三十日)は、ずばり「憲法改正が来年の大テーマとなるでしょう」と書き出して、憲法の理想と現実の間には隔たりがあるが、現実を理想へと近づけることこそが正義の姿であると述べた。だから九条の平和主義を高く掲げよ、と。

 私たちのその姿勢は今ももちろん変わらない。

 連載は被爆国日本の役割不戦の国の誇り自衛隊らしい「人助け」「非戦」は国家戦略であると続けた。

 訴えたかったのは、戦後七十年余の長きにわたり戦争をせず今日に至ることのできたのは、それが国民多数の願いであり、願いの象徴的文言が九条であるということだ。政治に知恵を絞らせもした。

 自衛隊はたしかに憲法の字句外にある。

 戦力不保持をいう憲法下で発足し、国連PKО(平和維持活動)の名の下に今は外国へも行く。

 しかしそれでも九条を侵しはしない。

 守るべきは専守防衛。他国の侵害はしない。

 首相は九条の一、二項、すなわち戦争放棄と戦力不保持を維持したうえで、自衛隊を認める明文を加えたいという。巧みな言い方である。

 しかし、そもそも歴代の政府も多くの国民もその存在を認めてきた自衛隊を、急いで書き込む理由は何なのか

 しかも今の自衛隊は安保法により違憲濃厚な集団的自衛権を付与されている。展開次第では九条が歪(ゆが)められ、日本の平和主義は変質してしまうかもしれない。

 父や母、祖父や祖母、戦争体験者たちが命がけで守ってきた戦後日本の思いが霧消してしまう。

 キナ臭い現実をまだ見えぬ理想に近づけよう現実の追認は未来への否認である人類の正義は理想へ向かう行動にある九条の精神を壊してはなるまい
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