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●「米国の戦争に巻き込まれ息子が殺したり殺されたりするのは嫌だと思い、いても立ってもいられ」なかった

2017年05月24日 00時00分43秒 | Weblog


アサヒコムの記事の抜粋【南スーダンは安全?なら会社員を派遣したら 自衛官の母】(http://www.asahi.com/articles/ASK4T05NPK4SIIPE04V.html?iref=comtop_list_nat_t)。

 《安倍首相は安全保障関連法案を『丁寧に説明する』と言っていましたが、実際には丁寧な説明はありませんでした米国の戦争に巻き込まれ息子が殺したり殺されたりするのは嫌だと思い、いても立ってもいられませんでした》。

   『●自衛隊員の「息子に迷惑をかけぬよう、
      「縁を切った」上で」、戦争法案に反対する平和子さん
    《二十代の自衛官の息子を持つ女性が、安保法に反対の声
     上げ始めた。息子に迷惑をかけぬよう、「縁を切った上での街頭活動
     「恨まれるよりも死なれる方がつらい」との思いに突き動かされている》。
    《「息子が部隊を辞めて無事ならいい、という話ではない。
     隊員一人でも、何かあってからでは遅い。行かせたいなら、
     憲法をねじ曲げ、海外の紛争地域に自衛隊を駆り出すことを
     決めた人が行けばいい」》。
    「「20XX年、再び戦争が始まった…」を間近に感じる昨今。さらには、
     経済的徴兵制悪徳企業型徴兵制経団連が望む
     「1億総活躍社会」へまっしぐら。自公お維大地の議員に
     投票していていいのですか?」

 以前の記事に、自衛隊員の息子さんに《「恨まれるよりも死なれる方がつらい」との思いに突き動かされている》という、和子さんの言葉がありました。
 以下に、映像資料【マガ9対談】もあります。

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https://www.youtube.com/watch?v=vKC5p3lkHNQ

マガ9対談 :南スーダンPKO派遣差し止め訴訟について

2017/02/22 に公開
マガ9対談 南スーダンPKO派遣差し止め訴訟について 原告と弁護団長に聞く 聞き手: 川口創弁護士 お話 : 平和子さん(原告、現職自衛官の母 北海道千歳市)× 佐藤博文弁護士 (原告弁護団長)
南スーダンPKO派遣差止訴訟弁護団 https://stop-sspko.jimdo.com/
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   『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、
                 憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?

 《息子が部隊を辞めて無事ならいい、という話ではない。隊員一人でも、何かあってからでは遅い行かせたいなら憲法をねじ曲げ、海外の紛争地域に自衛隊を駆り出すことを決めた人が行けばいい》という言葉にも、同感。いま、アベ様は、《憲法をねじ曲げ》て、99条を無視し、憲法を「壊憲」して「違憲」を解消しようという無茶苦茶ブリ。《戦争絶滅受合法案》が必要だ。

   『●戦争、環境破壊の最たるもの
     「二十世紀の初めごろ、デンマークの陸軍大将が、こんな法律があれば、
      戦争をなくせると考えて起草した法案がある。題して
      「戦争絶滅受合(うけあい)法案」▼戦争の開始から十時間以内に、
      敵の砲火が飛ぶ最前線に一兵卒を送り込む。順序はまず国家元首、
      次にその親族の男性、三番目は総理、国務大臣、各省の次官、
      そして国会議員(戦争に反対した議員を除く)、戦争に反対しなかった
      宗教界の指導者…▼妻や娘は従軍看護師として招集し、最前線
      野戦病院で働く。権力を持つ者から犠牲になるなら、自らは
      安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家は姿を消すだろう


   『●「「死にたくない」だけでは足りない、「人を殺したくない」
              という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」
    《スタジオジブリ高畑勲監督の反戦への思い…
     高畑監督にいわせれば、「死にたくない」だけではダメだというのだ。
     むしろ逆に、「死にたくない、殺されたくない」という感情につけ込まれて、
     再び戦争は始まるものだと指摘する……実際、
     これまでの多くの戦争が「自衛」という名目で行われてきた……
     本当の意味で戦争をなくそうとするなら、
     「死にたくない」だけでは足りない「人を殺したくない」という気持ちこそが、
     はじめて戦争の抑止力となる

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http://www.asahi.com/articles/ASK4T05NPK4SIIPE04V.html?iref=comtop_list_nat_t

南スーダンは安全?なら会社員を派遣したら 自衛官の母
聞き手・横山蔵利 2017年5月7日23時59分

     (自衛官の母である平和子さん=千歳市)

 ――「自衛隊の街」の北海道千歳市で、しかも自衛官の母なのに安全保障関連法に反対の声をあげたのはなぜですか。

 「安倍首相は安全保障関連法案を『丁寧に説明する』と言っていましたが、実際には丁寧な説明はありませんでした米国の戦争に巻き込まれ息子が殺したり殺されたりするのは嫌だと思い、いても立ってもいられませんでした」

 ――でも安全保障関連法は施行され、千歳の陸自第7師団を主体とする部隊が南スーダンPKOに派遣されました。

 「『国土の防衛』という自衛隊の本来任務を逸脱した行為だと思い、国に派遣差し止めを求める訴訟を起こしました。国会で安全保障関連法案に賛成した人は、危険のない場所で税金からたくさん給料をもらい、安全に裕福に暮らしています。そして危険な場所に行くのは自衛官というのは、どう考えてもおかしいです」


 ――政府は「活動地域の治安は安定している」と言っています。

 「昨年7月の大規模戦闘に象徴されるように、危険な場所であることは疑いようがありません。本当に安全なら、自衛官じゃなくて一般企業の社員でいいじゃないですか」
 「事実を知ってもらおうと、…」………
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