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●遺骨の混ざった土砂が辺野古破壊の(出来もしない)新基地建設に使用か? カースーオジサンらはヒトデナシなことをやろうとしている

2021年05月03日 00時00分18秒 | Weblog

[※ 辺野古は破壊「損」 【米軍飛行場の移設先として工事が進む沖縄県名護市の海岸】(東京新聞 2020年4月3日)↑]


(2021年04月11日[日])
【<金口木舌>南部の地に眠る遺骨と不穏な風】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1299416.html)。

 《糸満市米須に終戦後「真和志ハイスクール」という学校があった。糸満高校の分校で、校長は翁長雄志前県知事の父・助静(じょせい)氏。米軍の指示で米須に集められた真和志村民が遺骨を集め、「魂魄(こんぱく)の塔」を建てた》。

   『●《この期に及んで、まだ傍観者》?
     《憲法を維持するための「不断の努力」を怠った…加害者側に立つ人間》
   『●《玉城知事が対話を求めた直後にこれを拒否…》
     アベ様には《(他者の痛みに寄り添う)沖縄のチムグクル》は届かず
    「沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]自衛官の集団参拝】…によると、
     《▼夜が明け、魂魄(こんぱく)の塔では…に出会った。
     「愛国団体」を掲げるが、司令官ではなく名もなき犠牲者を弔う
     この塔に手を合わせていた。「自衛隊は日本軍の過ちを
     謝罪していない」と厳しい ▼スパイ視による住民虐殺、持久戦による
     犠牲拡大。「歴史を認識しないまま自衛隊が沖縄に寄り添うことは
     できない侵略と受け取られても仕方がない」と憂う▼琉球弧で
     自衛隊基地の新設が進む。宮古島では住民が不安視した弾薬庫の
     存在を隠していた。与那国島の住民も、知らない間に弾薬庫と
     同居させられていた。沖縄戦は、軍隊は住民を守らない、という事実を
     私たちに教えている。改めて問う。自衛隊は日本軍の後継者なのか、
     違うのか。(阿部岳)》」
    「社説[全戦没者追悼式]チムグクル内外に発信 …「慰霊の日」の
     23日、県内各地で慰霊祭が執り行われた。戦後74年。時折、
     強い風雨が吹き付ける中、参列者は鎮魂の祈りと平和への思いを
     新たにした。糸満市米須の「魂魄(こんぱく)の塔」。沖縄戦後、
     野ざらしにされた遺骨を収集し初めて建立された慰霊碑である。親族が
     どこで戦死したかわからない遺族らが手を合わせる場所だ」

 「沖縄中のいたるところから遺骨は見つかる」とのコメントを頂いた。だから、南部の遺骨交じりの土砂を辺野古破壊に使ってもよいという主旨らしい。逆じゃないのか、遺骨をきちんと回収できるまでは、沖縄の土砂を使うべきではないのではないか。ましてや、戦争のための米軍の新基地のために使うなど以ての外。《人柱》など悍ましい。
 単なる破壊「損」な辺野古破壊と《人柱》…カースーオジサンらはヒトデナシなことをやろうとしている。

   『●《埋め立てに使う土砂を、沖縄戦の激戦地だった沖縄本島南部から
      採取することが新たに盛り込まれた…「戦没者に対する冒とくです」》
   『●《戦争で亡くなった人の血や肉が染みこんだ土や石を、新たな軍事基地
      建設に使用するのは人間のやることじゃない》…《人柱》でいいのか?
   『●《人柱》…《「助けてぃくみそーれー!」…この言葉が1945年、
     島中の至る所で地中に滲み込むほどに叫ばれていた》(三上智恵さん)
   『●《そんなふうに静かに始める抵抗にこそ、人々を変える力がある
     のかもしれない》(北原みのりさん)――― 辺野古破壊と《人柱》
   『●今月で《25年…国策に翻弄され続けた四半世紀》…米軍普天間
     飛行場は返還されず、一方、辺野古は破壊され続け、単なる破壊「損」

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1299416.html

<金口木舌>南部の地に眠る遺骨と不穏な風
2021年4月7日 05:00
金口木舌 糸満市 沖縄戦 遺骨

 糸満市米須に終戦後「真和志ハイスクール」という学校があった。糸満高校の分校で、校長は翁長雄志前県知事の父・助静(じょせい)氏。米軍の指示で米須に集められた真和志村民が遺骨を集め、「魂魄(こんぱく)の塔」を建てた

▼村民の戦後はここから始まった。金城和信(わしん)真和志村長が呼び掛けた遺骨収集には、ハイスクールの生徒も加わった。塔の近くでは今も遺骨が見つかる。この地は沖縄戦の犠牲者の血が染み込み、遺骨が埋もる地である

犠牲者の眠りを乱すつもりなのか。糸満や八重瀬の採掘場から、名護市辺野古への埋め立てに使う土砂の搬出が問題になっている。骨が混ざった土砂が新基地建設に使われようとしている

▼各市町村議会では、南部の土砂を埋め立てに使わないよう意見書の決議が相次ぐ。しかし糸満市と豊見城市の市議会では否決されたいずれも激戦地だったのに

▼「遺骨が眠る土を新基地建設に使うのは人道的に許せない」。トマト農家の金城博俊さん(43)=豊見城市=は3日から豊見城市役所前で座り込みをしている。市議会に再度採決を要望、可決を求める署名も募る

▼「和魂(にぎたま)と なりてしづもる おくつきの み床の上を 渡る潮風」。助静氏の歌で、魂魄の塔にある。犠牲者が穏やかに眠る地に吹く、優しい潮風を詠んでいる。今、この地に不穏な風が吹いている。金城さんの座り込みは、8日まで続く。
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