皆様のご健勝とご清栄をお慶び致します。
ところで、様々な用件を満たすために、東京に滞在する機会が増えていますが、お茶の水という都心に居るからというわけではなく、山手線で一周してみても、どこもかしこも、早朝から深夜まで、ものすごい車の交通量と人に行き交う人々の多さに、正に圧倒されます。
オリンピックでのメインスタジアムとなる陸上競技場がオープンして、半年後に迫ったオリンピックの準備で、どこもかしこも、又、何もかもが湧き立っているかのような感じがします。
最近では、オリンピック後の反動による景気後退の心配なども吹っ飛び、逆に、オリンピックで最大限の活況を呈する日本・東京の姿が、ショーウインドー効果で外国人観光客の目にも鮮やかに写り、オリンピック後は、ざらに繁栄ぶりが加速化されるかもしれないという期待で満ち始めているそうです。
そこで、この首都圏の発展や膨張の勢いは止められず、地方創成の声も消えがちになっているとの厳しい見方は、ある程度はやむを得ないのかもしれません。
インターネットなどの普及で、人々との間での交流自体が、遠隔地であることや昼夜の区別などで遮られること自体も少なくなり、国境を越えて、絶えず頻繁な情報・通信が行われる時代ですが、それにもかかわらず、人々が首都圏に集積する勢いが止まるどころか加速化しているように感じられるのは何故か?
首都圏が持つ魅力・・・いや、魔力という表現しかないのでしょうか?
その中核は、何といっても人口集積に伴う様々な需要の発生とそれに応じる供給の必要性によるのでしょう。
早朝から都心部で走り回っている荷物運搬車や清掃車の勢いを見て、また、午前8時前後に地下鉄の駅の出口から吐き出される通勤客の尋常ではない多さに出会うと、そういう結論になります。
お茶の水での居住に別れを告げて故郷の姫路に戻って静かに暮らして、早や7年が経ちますが、今までも、7年周期で、不思議なことに自分の暮らしぶりが何度も大きく変化してきたことを思い起こし、その不思議な偶然性に、運命的なある種の“予感”を抱かざるを得ませんが、この度は、もはや首都圏と故郷とを分断するのではなく、むしろ一体的に行き来しながら、更には、日本と東南アジア諸国との間をも一体的に行き来しながらビジネスを仕上げてゆくべき、(かつては異常か又は数少ない現象であったかもしれない)「国際交流の日常化」が、正に「常態化」してきた時代になったと言えるでしょう。
遅ればせながら、自分も、また日本語教師も、狭い日本国内を、関西や関東やという地域分断の狭小な意識で暮らしたりビジネスを行うのではなく、国内を一体化し、更には国境を越えての行き来をも一体化して、グローバルな大きく豊かな世界に生きるという姿勢をもって生きてゆくべきことになるでしょう。
東京オリンピック開催で、正に世界の人々が集う2020年の新しい年=国際化時代を迎えようとする今、皆さまのご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
令和1年12月24日 火曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合:クラブ・メデイカル・ツーリズム・ジャパン理事長
ところで、様々な用件を満たすために、東京に滞在する機会が増えていますが、お茶の水という都心に居るからというわけではなく、山手線で一周してみても、どこもかしこも、早朝から深夜まで、ものすごい車の交通量と人に行き交う人々の多さに、正に圧倒されます。
オリンピックでのメインスタジアムとなる陸上競技場がオープンして、半年後に迫ったオリンピックの準備で、どこもかしこも、又、何もかもが湧き立っているかのような感じがします。
最近では、オリンピック後の反動による景気後退の心配なども吹っ飛び、逆に、オリンピックで最大限の活況を呈する日本・東京の姿が、ショーウインドー効果で外国人観光客の目にも鮮やかに写り、オリンピック後は、ざらに繁栄ぶりが加速化されるかもしれないという期待で満ち始めているそうです。
そこで、この首都圏の発展や膨張の勢いは止められず、地方創成の声も消えがちになっているとの厳しい見方は、ある程度はやむを得ないのかもしれません。
インターネットなどの普及で、人々との間での交流自体が、遠隔地であることや昼夜の区別などで遮られること自体も少なくなり、国境を越えて、絶えず頻繁な情報・通信が行われる時代ですが、それにもかかわらず、人々が首都圏に集積する勢いが止まるどころか加速化しているように感じられるのは何故か?
首都圏が持つ魅力・・・いや、魔力という表現しかないのでしょうか?
その中核は、何といっても人口集積に伴う様々な需要の発生とそれに応じる供給の必要性によるのでしょう。
早朝から都心部で走り回っている荷物運搬車や清掃車の勢いを見て、また、午前8時前後に地下鉄の駅の出口から吐き出される通勤客の尋常ではない多さに出会うと、そういう結論になります。
お茶の水での居住に別れを告げて故郷の姫路に戻って静かに暮らして、早や7年が経ちますが、今までも、7年周期で、不思議なことに自分の暮らしぶりが何度も大きく変化してきたことを思い起こし、その不思議な偶然性に、運命的なある種の“予感”を抱かざるを得ませんが、この度は、もはや首都圏と故郷とを分断するのではなく、むしろ一体的に行き来しながら、更には、日本と東南アジア諸国との間をも一体的に行き来しながらビジネスを仕上げてゆくべき、(かつては異常か又は数少ない現象であったかもしれない)「国際交流の日常化」が、正に「常態化」してきた時代になったと言えるでしょう。
遅ればせながら、自分も、また日本語教師も、狭い日本国内を、関西や関東やという地域分断の狭小な意識で暮らしたりビジネスを行うのではなく、国内を一体化し、更には国境を越えての行き来をも一体化して、グローバルな大きく豊かな世界に生きるという姿勢をもって生きてゆくべきことになるでしょう。
東京オリンピック開催で、正に世界の人々が集う2020年の新しい年=国際化時代を迎えようとする今、皆さまのご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
令和1年12月24日 火曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合:クラブ・メデイカル・ツーリズム・ジャパン理事長