Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

ACEの総生徒数は、1,004名になりました!

2018年07月28日 | お知らせ
各位

いつもお世話になっております。

さて、ACEの総生徒数は、勝原校珠算部での活躍で、今日も順調に伸び、1,004名となりました。

ご担当の南光恵子先生・大西尚子先生・下田直子先生達の「一日とて緩むことのない毎日のご尽力」に厚く御礼を申し上げます。

引き続きよろしくお願いいたします。

岡村ゼミナール・営業本部長:岡村寛三郎
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日本語学校開設準備の近況ご報告、7月28日付け

2018年07月28日 | お知らせ
「日本語教師養成講座」及び[留学生向けのCool Japan Academy:CJA日本語学校」開校に至る経緯

 皆様のご清栄をお慶び致します。

 さて、今日、2018年7月28日(土)の時点では、2019年4月開講予定の「日本語教師養成講座」の開設を文化庁に届け出るための資料作成の準備中ですが、まだ校長職予定の担当者による最後の詰めの作業を残しているため、仕上がりは、8月末頃を予定しています。

 そこで、非常な困難を極めた上記講座の年間スケジュール等を漸く組み終えた私自身には、多少の余裕時間が生じていますので、この貴重な機会を利用して、Cool Japan Academy:CJA日本語学校のホームページに掲載する予定の動画作成を通じての営業宣伝活動などを始める計画で、昨日もスタジオ撮影を行いました。

しかし、意外なことに、まだスタジオ機器類の操作に不慣れなCJT事務局職員の力不足で、録画に音声が入っていなかったため、結果は失敗に終わりました。

 そこで、機器操作に手慣れたスタッフの登場を待って、来週もう一度挑戦することになっていますので、しばらくは時間待ちの状態です。

 他方、米国人ネィテイヴと日本人スタッフとが共同で運営に当たっているインターナショナル・スクール形式の学童保育:OKAMURA Kids Worldにおいて、小学校で英語が教科化されたせいか受講生がほぼ倍増していて、嬉しい悲鳴を上げているその事業へのお手伝いが、月曜日から金曜日までの5日間、毎朝3時間以上もあるため、基本的には、日本語学校の開設準備のための諸作業を行う時間が、思うようにはなかか取れなくて困っている昨今なのです。
 
➀さて、本題の日本語学校の開設に至った動機につきましては、先ず今年の2月1日に、東京ビッグサイトで日経新聞が主催して開催されたフランチャイズ・ショーで見た一つの光景でした。

多くの種類の学習塾などもブースにて展示していましたが、この分野にはほとんど新鮮味がなく、十年この方同じように、個別指導の出店を誘うブースがほとんどでした。

私には、日本語学校の開校を誘う群馬県前橋市にある”NIPPON ACADEMY“さんのブースが興味を惹きました。
そこで早速ブースの係員をしておられる上記の学校の理事長さんの娘さんで、東京事務所長さんでもある方に面談をしていただき、同校のフランチャイジー募集などのパンフレットを戴き、同時に、前橋市の同校を訪問するお約束も取りました。

②そして、2月17日には、勇躍、前橋市の同校と清水理事長さんとを尋ねました。

そこで昼食をごちそうになりながら、開校時以降の種々の運営状況などにつき、詳しくお話をお聞かせいただきました。

この時のご訪問における印象などをまとめた報告記事を書きに《参考資料》No.1として掲載しておきましたので、ご一読していただければ幸いです。

今思い返しても、“NIPPON ACADEMY”さんの成功要因は数多くありますが、それらをうまく拾い上げ、組み合わされた清水理事長さんのお知恵と実行力との勝利の賜物でしょう。

営業場所は東京圏そのものではなく、その隣接圏ですが、学校設置者自身が近代的な大規模なホテル事業家ですから、留学生を、正に日本の宿泊業が得意とする「おもてなし」精神でもって丁寧にお迎えし、客人として優しく対応されつつ、日本語や日本文化などを紹介し続けてこられた、その基本的な姿勢やご努力が、今日の1,300名を越える留学生数を数えるまでに成長された主な原因でしょう。

従って、このNIPPON ACADEMYさんから学ぶべき事柄は多いと思います。

翻って、同校が取り組んでおられるフランチャイジー募集につきましては、日本語学校開設や運営に伴う初期投資が、どうしても莫大な金額になるだけではなく、設置や運営において不可欠な人材を募集・確保することにも高いハードルがあるため、なかなか困難な道を歩んでおられる様子です。

しかし、必ずしもフランチャイジー募集をされなくても、事業は軌道に乗っているのですから、将来的には単なるコンサルタント又はコンサルティング的な補助事業で良いのではないかと考えます。

もっとも、同校の清水理事長さんのご希望は、あまりにも多数の留学生向けの校舎・寄宿舎などの設備投資が大きく嵩んでいるので、それを緩和するためにも、フランチャイズ・システム運用で、利益を稼ぎ出したいということの様ですが、日本語学校の設立や運営には、大きな初期投資と運営上のリスク負担とが重なるため、フランチャイジーになりたい企業や学習塾は滅多にないでしょう。

従って、財力に恵まれ、挑戦心も旺盛な不動産業者などを主たる対象にしての、今後のフランチャイジー募集活動をされるべきかもしれません。

③さて、そうこうしているうちに、日経新聞紙上に、関西の経済・企業連合が、東京の品川に事務所を構える留学生事業家向けのコンサルタント:ユニバード株式会社・エンピカンデルさんが、関西地区にて、留学生と上手に向かい合う方法についての講演会を開催しているとの記事を見つけたため、すぐにインターネットでホームページを探し、連絡を取って、2月15日に訪問しました。

ネパール出身のこの方のお話内容などから判断して、お人柄の率直さや誠意などを感じたため、この若い方と事業提携し、ゆくゆくは友人になろうと思いました。

実際、この方と一緒に、3月11日には、大分県の明日香日本語学校さんなどを訪問し、また後日には、その学園の理事長さんご一行なども、5月27日から一泊二日で姫路の当校にお招きし、将来的には、そろばん講座の展開など、各種の事業提携や協力関係を構築することを約束しました。

 ④次いで、4月9日には、興学社・池田晃社長様のご親切で、同学園の一事業部である「新宿国際学院」を訪問し、ご担当の乾先生と面談をさせていただき、日本語学校の近況について各種の情報を得ました。

⑤こうして、日本語学校の状況についての知識も相当に蓄積してきたため、4月13日には、日本語学校業界の最大手部類の学校法人:ISI学園さんとの業務提携に踏み切りました。

この学園さんとは、実は10年以上も前から、私が東京で運営している医療通訳士の養成と派遣を主な事業とする協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパンの顧客として様々な交流があり、取り分け、同学園さんの池袋での北京語言大学・東京校を中心とする近年における大発展ぶりに目を見張らせていましたので、荻野祥二朗理事長先生に相談して、そのご指導の下に、姫路で日本語学校を開設しようと思い至ったのです。

⑥次いで、4月20日には、主には関西エリアで日本人対象の日本語教師養成講座を開設運営されて成功を収めておられるKEC日本語教育グループの代表:木村剛先生ご一行を姫路の本部にお招きし、種々の業界情報を戴きました。

その趣旨は、私どもも、日本人対象の学校ビジネスの方が、留学生対象のビジネスよりも、生徒募集もしやすいし、また留学生向けの寄宿舎などの用意もいらないため、初期投資額が少なくて済むのではないかという思いがあったからです。

しかし、この日本人対象の日本語教師養成学校には、大きなハードルがありました。

それは、日本人相手の教師養成講座ですから、講師となるべき人材は、主には大学院で日本語関係の学問を納めたハイレベルな方々が必要なため、姫路のような地方では、なかなかそのような優れた人材が見つからないという障壁でした。

⑦しかし、幸い、私の東京でのビジネス:協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパンの理事の一人が、日本語研究者として高名なお茶の水女子大学博士・村田美穂子先生と濃い縁戚関係有しておられるため、その博士と連絡を取り合い、ちょうど博士が日本語学習者向けの大著を出版されたこともあって、5月14日において、この著書を開設希望の日本語学校での主要な教材に採用する条件などを提案させていただきながら、ご縁結びができました。

これに勇気を得て、2019年4月での日本人対象の日本語教師養成学校設立に向けての決断をしました。

⑧それより少し日にちが遡りますが、4月23日には、上越新幹線の駅がある新潟県浦佐にある大学院大学:IUJ国際大学の六本木にある東京事務所に立ち寄り、そのスタッフと、東京・丸の内でお出会いしました。

その趣旨は、少し前に日経新聞に、約40年前の開校以来、英語のみで専門学科の高等教育をしておられて、取り分け世界中からの留学生数が多い同大学院の伊丹敬之学長さんによる学校紹介記事が大きく掲載されていたため、その記事を読んでいて気付いたことが、学部・研究科は異なりますが、伊丹学長さんが一橋大学大学院においての同級生だったことに驚き早速同大学の東京事務所を訪問した次第だったのです。

用向きは、UNIBIRD Inc.(ユニバード株式会社)代表取締役社長エンピ・カンデルさんのお話しから、多くの留学生が、実は日本の企業への就職や大学院進学を望んでいるのであり、専門学校などに進学することではないということをお聞きしていたため、私が将来設立・運営する日本語学校の卒業生には、是非とも大学院大学IUJに進学して、日本の一流企業に就職してほしいという願いがあり、その願いを実現するため、IUJさんとのご縁を結びたいとの用向き・目的をもっています。

⑨5月16日には、再び東京ビッグサイトに出かけ、教育ITソリューションの展示会に参加しました。

実は、その前に横浜の中萬学院さんの出版企業・エドベックさんに姫路においで頂き、外国人留学生向けの日本語教育のノウハウが詰まったソフトを、その日に展示しているということをお聞きしていましたので、勇んで参加した次第でした。

そこでは、展示ブースで出会ったエドベックさんの中国人スタッフの日本語の流暢さに改めて驚きました。中国人は、もちろん日本と同じ漢字圏の人達ですから、日本語もごく短期間で流ちょうに話せるようになるらしく、スピーチ内容の良さとともに、彼らの優秀さが痛いほど身に沁みました。

⑩6月20日には、新潟県の浦佐にある大学院大学IUJキャンパスを訪問し、伊丹学長さんや篠田常務理事などとも面談しました。
その結果、留学生事業へのコンサルタント:UNIBIRD Inc.(ユニバード株式会社)代表取締役社長エンピ・カンデルさんを同校にご紹介でき、同大学も彼と共同で生徒確保のために協力し合うことを話し合われました。

⑪6月28日には、遂に大阪外国語大学の大学院修了の理想的な人材を、2020年4月に開校のCool Japan Academy:CJA日本語学校の教務主任としてお迎えすることが決まりました。

彼女には、来年2019年4月に開校予定の日本人対象の日本語教師養成講座の校長をも勤めて戴くことになっています。

⑫幸運はさらに続き、6月30日には、まだ29歳と若いですが、日本語学校の常勤講師を3年半にわたって勤務されるなど、日本語教師としての資格やご経験も申し分ない方が見つかり、早速にご縁を結ばせていただきました。

そこで、Cool Japan Academy:CJA日本語学校では、教務主任の資格を持つ講師が2名にもなりましたので、2020年以降、一人が教務主任、もう一人は教務副主任ということでご勤務いただくことになっています。

⑬それ方約1か月、私は、2019年開講の日本語教師養成講座の年間スケジュールなどを編成するため、必死になって作業に取り組み、漸くそれが完成した28日夕刻には、上記の優秀な講師2名とお客様、そして事務局職員2名らとの合計6名で、姫路商工会議所の清交クラブにて、楽しい第1回・職員懇親会を開催できました。

以上のような経緯をもって、日本語学校開設に向けての準備が進んで入ることを、簡単ながら皆様にご報告申し上げます。

今後は、ISI学園さんと密に協力し合いながら、日本語学校の設立と運営に勤しみたいと思っています。

では、皆様、今後共よろしくお願い致します。

                           平成30年7月28日 土曜日
                           岡村ゼミナール・営業本部長:岡村寛三郎
                           Cool Japan Expo㈱

         NIPPON ACADEMY成功の要因

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、2月17日(土)に、群馬県前橋市で、運営27年の歴史を持つ留学生向けの学校経営で成功され、1300名もの生徒数を誇る“NIPPON ACADEMY”を訪問しました。

まず、市内にある数か所の留学生用の大小の教室施設や学生寮施設などを、同校の幹部職員のご案内で見学させていただき、その後、同校の清水澄理事長さんやその幹部職員などから、種々のお話を承りました。

その時に感じさせていただいた成功要因は、多くありますが、第一は、前橋市の県庁近くにある立地の良さです。ここは、群馬県の行政の中心地としての整備・発展が十分に行われ、道路や建物などのインフラ整備も極めて良く整っていて、理想に近い都市づくりの典型例を見る思いでした。

兵庫県でも県庁所在地の神戸市では、前橋市同様に極めて都市としての整備が盛んに行われ続けていて、一地方都市でしかない姫路市とは、大きく成熟度合いが異なりますが、それと同じ大きな格差のある状況を目にしました。

つまり、前橋市は、日本の地方を代表するような素晴らしい街づくりが進んでいるのです。ここでは、留学生が滞在して、正に安全で安心、かつ高度な都市レベルの日常生活を営める環境条件が整っていて、留学生もここで暮らせて、きっと幸せを感じているでしょう。

NIPPON ACADEMY成功の第二要因は、学校の運営主体が、前橋市の大手都市型ホテル「群馬ロイヤルホテル」であることでしょう。
清水理事長さんのお話によれば、群馬県の経済・商業状のトップの地位は、新幹線の通る高崎市に奪われて、前橋市には県庁以外の特徴がなく、なかなか老舗ホテルだけでの経営では厳しい地域環境にあるように説明されていましたが、逆に。姫路市には世界遺産の姫路城があるとはいえ、観光客の宿泊は、ほとんどを神戸のホテルに奪われて、大型の都市ホテルがホテル日航・姫路しかない状態が、最近に至るまで、長く続きました。

話を元に戻しますが、群馬ロイヤルホテルが、留学生向けの学校を運営される場合、ホテルや周辺の温泉旅館経営に必須の従業員教育の骨子でもあり、かつ日本文化と歴史の真髄でもある「おもてなし」の重要性を生徒たちに教え・指導し、同時に彼らの在学中の実習・研修体験や卒業後の就業環境としても活用する機会に、大いに恵まれているでしょう。

NIPPON ACADEMY成功の第三の要因は、学校法人理事長の清水澄先生におけるホテル運営を通しての「世間の先」を見る目の的確さでしょう。また、同時に、中国や韓国からの留学生獲得のみならず、東南アジアや太平洋諸国家からの留学生獲得にも大いに力を投入され、学生たちの出身地のバランスを図ってこられた戦略の巧妙さでしょう。

NIPPON ACADEMY成功の要因、第4番目は、清水理事長ご自身が、ご先祖のご活躍の跡を継いでこられたことや、ホテル経営を通じて獲得されたビジネス・コネクションなどを通じて、大きな資産や資金を運用できる有利な立場に立っておられることでしょう。

以上のような成功要因が積み重なり、種々の点で恵まれた環境にある東京や大阪などの大都市圏においてではなく、不利な要因が少なくはない地方都市での起業であり、運営であったとはいえ、前橋市自体は、大発展を続けている東京中心の首都圏の隣接区域であり、様々にそういった地理的要因を有利に活用できる幸運にも恵まれ、今日の大成功が導かれたものと考えられます。
しかし、結果としての、様々な不利をはねのけ、障壁を越えられての「地方都市」での起業と運営の成功は、正にビジネス上の知恵と勇気との結合による見事な成果といえるでしょう。

そこで、NIPPON ACADEMYが、全国にフランチャイジー募集活動をされて、全国津々浦々の多くの事業家に、有意義な新規ビジネスへの道を示唆してこられたことは、それ相当に大きな意義のある事です。

少なくとも、私ども岡村ゼミナールや協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパンにとっては、少子高齢化が進む厳しい状況の中で、次の世代における事業の継続に向けて、何をどうするべきかについての大きなヒントを戴きました。

NIPPON ACADEMY理事長・清水澄先生に、厚く御礼を申し上げます。

今後共、何卒ご指導・ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

Saturday, February 24, 2018

岡村ゼミナール・営業本部長:岡村寛三郎

協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン理事長



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