Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

みるみるつながる仏像図鑑

2019-07-24 11:11:44 | 読書

三宅 久雄 監修「みるみるつながる仏像図鑑: 流れや関係が見えるから、歴史や仏教がわかる、何より「仏像」がもっとわかる! 」誠文堂新光社 (2019/6).

「子供の科学」や「無線と実験」でお世話になった出版社だが,最近はこんな本も出しているのですね.目次から章タイトルだけを抜粋すると,

仏像の基礎知識 / 第1章 飛鳥時代以前 ~インドから中国、そして日本へ / 第2章 飛鳥時代前期 ~仏像と仏教、日本伝来 / 第3章 飛鳥時代後期 ~仏像、いよいよ全国区 / 第4章 奈良時代 ~仏像造りが、国家プロジェクト / 第5章 平安時代前期 ~“密教”の仏像が大流行 / 第6章 平安時代後期 ~末法思想で仏像が大流行 / 第7章 鎌倉時代 ~日本初の武家社会、仏像もリアリズム
武士好みの仏像が流行 / 第8章 室町・安土桃山時代 ~衰退する中でも受け継がれる技 / 第9章 江戸時代 ~仏像に新風が吹く

最後は円空と木喰.内容はイラスト (永田ゆき) 中心で写真はない...仏像は写真を見てもなんだかわからないことが多いので,この方がいい.文章の急所は蛍光ペン風に強調してある.科学の解説書には先生と生徒が登場することが多いが,ここではその代わりに釈迦如来,薬師如来,阿弥陀如来が吹き出しによりナビゲートするという豪華版.生徒役は仏田明日子,ほとちゃんという女の子.

図書館で借りたが,仏像のど素人には楽しい本だった.

好きな仏像 (イラスト) を一枚.


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