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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

AI によるコード進行生成の顛末

2025-04-07 10:52:00 | ジャズ

つづきです

トップ画像に示した前回得られたコード進行について,ChatGPT 君に向かって 16 トン 曰く*****

原曲は Mussorgsky の組曲 Pictures at the Exhibition 中の Old Castle のテーマで,ジャズコンボがセッションで使うことを想定しています.

セッションでこの曲を演るとき,アドリブは 12 小節の Dm ブルースをプレイヤーが入れ替わり演奏することを想定しています.第 13 小節までの A の部分はブルース演奏のためのテーマです.テーマ提示時のバックにブルースのコード進行を流すのは不適当なので,Dm ブルースと大同小異なコード進行を当てはめたいと考え,コード進行生成をお願いしました.

リードシートでは便宜的に A,B を連続して演奏するように書きましたが,第 14 小節以降の B メロディは A の前奏あるいは ふたつのアドリブの間奏に使うつもりです.

トップに示した,先日生成していただいたコード進行について,次のように考えます.

1) フラットひとつの楽譜で,第 12 小節・第 13 小節・第 21 小節・第 22 小節の終止が D なので,この曲のキーは Dm するのが適当である.ゆえに,F をあてた小節のコードは全て Dm に変えるべきである.

2) 各小節のコードはその小節に使われた音からコードを決めたように見受けられるが,曲中のコードの流れも考慮すべきである.Dm -> G7 などの定石コード進行も利用できる.

3) 7th, Maj, dim などのコードも適宜使うべきである.

4) 必要なら1小節に 2 コード以上を使うべきである.

再度ご検討いただければ幸いです.*****

 

ChatGPT の応答

下記が改訂案である.

ジャズ学校の演習にありそうな問答だったが,ひとまず演奏に耐えるものができたと思っている.ぼく的にはもっと単純化したほうがいいと思うが...

とにかく,何か言えば反応してくれるのがAIのいいところ!

原曲 (と,Blues 1st) についてはこちらに書きました


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