トップ画像は内田春菊「がんまんが」より.作者 内田さんは直腸に癌ができたので肛門を閉鎖し,人工肛門すなわちストーマを作った.これは手術後2年,癌再発を検査するために,大腸内視鏡をストーマから入れる場面.
腸閉塞 (イレウス) とは無関係に癌は再発しうる.
ぼくの場合は癌手術後1年だったが,内田さんに倣って,金曜日にストーマから大腸内視鏡を入れて再発を検査してもらった.検査に至る手順は肛門からの場合とほとんど同じ : 前日は検査食,前夜に下剤,当日は病院でモピレップ (腸管洗浄液) と水をガブガブ飲む.固形便が無色透明の液体になるまでこれを繰り返す.肛門があったときは便意をもよおしたが,今回 人工肛門の場合はいったん出始めると出っぱなしに近い状態になり,多目的トイレをほぼ独占.
検査室のベッドでパウチを外しなさいと言われた.いきなり尻に注射されたのは,腸の動きを止める薬だったのね.20 分足らずで,終わったら新品のパウチを装着.
検査前はおそろしかったが,終わってみればやれやれ.前回は腰回りがびしょびしょになったが,そんなことはなく,痛みも前ほどではなかった.
詳しくは後日だが,まぁ悪いところはなかったらしい.