Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ゴッホ展 @ 広島県立美術館

2013-08-16 08:10:08 | お絵かき
超有名な絵が多数そろっているわけではないが,そのかわりゴッホをいろいろな角度から「勉強」できる構成.オランダのゴッホ美術館の研究によれば,ゴッホがその画風を確立したのは,彼がパリに滞在した2年間の試行錯誤の末と言うことになる.もっばらこの2年間に焦点を絞った展覧会である.

展示構成は I 「写実主義からモダニズムへ」 1885年末から1888年初期のパリ時代のファン・ゴッホの初期の芸術の展開における8つの鍵となる時点を紹介する。
II 「クローズアップ ファン・ゴッホ」- 空白のパリ- ゴッホ美術館が研究してきた美術史的かつ科学的な新考察を問い“?”の形式で紹介する。

と言うわけで,I では,これがゴッホが描いたの ? と思われる絵も.
II は画材の経年変化,光学分析が明らかにする絵の下のもう1枚の絵、描いた場所や肖像画モデルの特定などと,学術的.
大都会の美術展と違い,混んでいないので,ゆっくり観ることができた.

じつは,帰ってから HP で知ったのだが,分散して展示されていた自画像は全部で 8 点だったとのこと.
この HP にはカットのように 9 点が番号付きで表示されている.このうち 1 点はなかったと言うこと? もちろん覚えていないし,ケチってカタログを買わなかったので,どれたったのかは分からない.

美術展のカタログを CD にすれば,軽くて・安くて (安いはず!) 良いのに.
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