Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ジャズ・オリジナルを歌う

2010-03-11 20:30:55 | ジャズ

よくジャズでやる曲には二種類あって,第一はジャズ演奏家が自分で演奏するために作ったもの,第二はかっての流行歌が定着したものである.後者には当然歌詞があるのだが,いつの間にか器楽曲として幅を利かせるに至っているものが少なくない.第一の方は当初歌詞がなかったわけだが,「歌いたい」という歌手が自分で,あるいは誰かに頼んで,歌詞を作ることがある.

さて,毎年この頃になると大学ジャズ研では「追いコン」なるものを行う.全部で3つのバンドが出るらしい.ぼくが関係するバンドの編成は vo, kb, b, guit, vib, ds で,このうち で vo, kb, b が追い出される.皆が「やりたい」という曲を持ち寄った結果,演奏されることは多いが,歌われることは少ない曲を軸に vo 中心で,ということになった.

その 3 曲は
1 Whisper not
2 Del sasser
3 There will never be another you
このほかに,kb,b のおふたりの思い出の pink panther もインストで.

1,2 はそれぞれ Benny Golson と Sam Jones のオリジナルで,当初は歌詞がなかった曲.3 はもともとは映画に使われたので,はじめから歌詞がある曲らしい.1,3 はときどきは歌で聞くことがあり,ウェブで探したら歌詞もあったが,2 のボーカル版は珍しいかも.追い出される vo 氏はカーメン・マクレーの動画から dictate (歌はうまいが歌詞は月並み).歌詞中の I'm not the girl I was before を I'm not the guy と置き換えて,明晩はバリトンで歌われます.
コメント (5)
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