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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

マリンバによるアルゼンチン音楽

2009-07-24 08:33:06 | 新音律
古徳景子 + POZO.カフェ・ホクストン.

古徳さんはクラシックのマリンバ奏者でメキシコの大学の先生 (正確には チャパス州立科学&芸術大学マリンバ科・打楽器科准教授) という程度の知識しかなかった.ちなみに ふたり組ポゾのおひとりはアルゼンチンの音楽大学の教授,おひとりはアルゼンチンのオーケストラの打楽器奏者とのこと.
しかし演奏内容はカフェにふさわしく,ある意味で予期せぬものだった.

3人で1台のマリンバを弾く
ひとりがマリンバ・ひとりがギター・ひとりがパーカッション
リベルタンゴなどの マリンバソロ
ポゾのふたりのうたと演奏
等 いろんな組み合わせ.アルゼンチン音楽が大半で,ときどき日本のうた.
シンガー・ソングライターとしての古徳さんがマリンバを弾きながら歌う曲もあった.

この前ブラジル音楽を聴いたばかりだが,明るいブラジルに対して,哀愁のアルゼンチン音楽という感じ.旋律も短調寄り.マリンバは日本と同様にアルゼンチンでもメジャーな楽器ではないというが,管楽器不在という編成がフィット.

マリンバは Marimba One というカリフォルニア製で,5オクターブあると大の大人が3人並んで弾いても違和感がない.
観客側から見たときに共鳴管のつくるカーブは,日本製の楽器にはないものだ.

ホクストンでは演奏のバックが瀬戸内海.演奏とともに風景も暮れていき,帰るときは真っ暗だった.
(この写真は当夜のものではなく,古徳さんのHPから拝借しました.)

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