アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

Christmas is my favorite time of year

2013-12-06 | ミュージカルのアーロン

Catch me if you canの Christmas is my favorite time of yearです。
上の動画の1:06:40くらいから始まりますので、スクロールして下さい。

Christmas Is My Favorite Time of Year
[HANRATTY]
Yeah, don’t you love the yuletide fun?
There’s joy and cheer for everyone
I wait for Santa with a gun
Yes, Christmas is my favorite time of year

なあ、クリスマスの季節は好きじゃないかい?
誰でもわくわくする楽しさがあるじゃないか
俺は、銃を抱えたサンタを待ってる
俺は、銃を抱えてサンタを待ってる
クリスマスは一番のお気に入りの時だ


※sawaさんから教えていただきました。
動画の中のハンラティは銃を机に置いているそうです。
だから銃を抱えたサンタを待っているじゃなく、銃を抱えてサンタを待っているが正しいかな。

[FRANK JR.]
Some sugar plums I haven’t kissed
But mistletoe I must resist
‘Cause I’m on St. Carl's most wanted list

シュガープラムにキスなんてしなかったけど
ヤドリギの下だと抵抗しなくちゃならない
だって僕は、聖カール(ハンラティ)の一番欲しいもののリストに
載ってたから



※‘Cause I’m on St. Carl's most wanted list
most wanted listは、FBIの最重要指名手配と、クリスマスの欲しいものリストが
かけてあるんですね。そうだよね、言われるまで気付かなかった。
指名手配はWantedだもんね。sawaさん、色々ありがとう。


[BOTH]
Yes, Christmas is my favorite time of year
そう、クリスマスって1年で一番お気に入りの季節さ

[ALL]
And there’s a home
Where you can’t go
And there’s a life
That’s full of love you used to know

そこには家庭がある
そして、人生がある
愛に包まれた・・・ご存知のように

君は、決して帰れないが

[HANRATTY]
For me, it’s true,
私にはそうさ。

[FRANK SR.]
but kid, not you
だが、坊主、お前にはあるとも(愛に包まれた家庭が)

[FRANK SR.+ PAULA]
‘Cause your family’s here
Yeah, they’re still yours to hold
If you come in from the cold
今だって私たちは家族
そう、今だってお前のもの
その凍える場所から帰ってきたら、抱きしめるためにここにいる

[HANRATTY]
So if tomorrow, Santa’s flown
The tree is down and you’re alone
I’m always here right by the phone

もし、明日、サンタが飛び去っても
ツリーが倒されても そして君がまた、ひとりになっても
俺はここにいるよ、いつだって電話のそばにいるさ

[HANRATTY+ FRANK JR.]
Yes, Christmas is my favorite time of year

そう、クリスマスって1年で一番お気に入りの季節さ

[HANRATTY]
Wait a minute, wait a minute… You didn’t call me to apologize, did you? You’ve got no one else to talk to

ちょっと待て、待ってくれよ、少し・・・ お前は許しが欲しくて電話してるんじゃ無いんだよな?
お前には話相手が誰もいないのか?


[FRANK JR.]
Look out the window

窓の外を見てよ

[HANRATTY]
Why?

なんで?


[FRANK JR.]
Just do it

I’ll call you soon but who knows when?

いいから、見てよ
また、すぐに電話するよ。いつとは言えないけどさ


[HANRATTY]
And Frank, I hope we’ll meet again
Like when you’re serving eight to ten

いいかい、フランク、また会えるよう祈ってるよ
お前の営業時間内にね。
(お前の8時から10時までの間の給仕の時間に?)


[BOTH]
Yes, Christmas is my favorite time of year

そう、クリスマスって1年で一番お気に入りの季節さ

[HANRATTY]
He’s a kid?
He’s a kid!

やつは子供か? まだ子供なんだ!






映画版のあらすじの動画がありました。
3分40秒あたりで電話のシーンなんですが、映画はミュージカルよりハンラティが厳しいです。
クリスマスが好きかい?という会話じゃなくて、「クリスマスなのに仕事やってんの?」とフランクが聞いて
「お前こそ、他に電話するところもないんだろう。」とやり返される。

ミュージカルより映画が有利な場面は、なんといっても詐欺の細かい手口を見せられる点かな。
ミュージカルはお姉さんたちが素敵な文房具に扮してて、楽しいけどね。
映画では商品のラベルをはがしてマークを偽造したり、スクリーントーンらしきものを使ってロゴをまねたり、細かい技を見せてくれる。
ばれそうなときには、いきなりデートに誘って、相手の注意をそらしたりとか。
小道具係りは、小切手や証明書を作るのに、非常に苦労したとか。精巧な偽者を作る映画の小物がお粗末だと話にならないから。
それも、膨大な種類と枚数が必要で、大変だったらしいです。

で、原作は(私は未読ですが)映画よりずっとシビアらしい。好きだった女性に密告されたり、わりあい、すぐにばれそうになったり、
刑務所の環境が劣悪で死にそうになったり。

でも、それにも増して、現実はシビアだったらしい。
原作の「世界をだました男」は、自伝ではなく、事実をもとにしたフィクションということらしいし。
はっきり言って、そこまで努力するなら詐欺をやらなくても成功するだろうって位、努力の人だそうです。w

フランク・アバグネイル氏・本人は、色々なところで講師になって講演するみたいだけど、そのセミナーは
ブロードウェイのワンマンショーを見てるように面白かったって、トム・ハンクスが言ってた。

フランクという人物が魅力的なのは、何もかも手に入れたように見えて、実は何も手に入れてないところ。
大胆不敵で他人を欺くくせに、誰かを信じたり頼ったりしたくてたまらないところ。

アバグネイル氏自身、あの生活には決して戻りたくないって言ってます。
誰にも本当のことを言えない、恐ろしいほど孤独な日々だったそうです。

映画がクリスマスを舞台にしてるのって、確かにクリスマスくらい寂しい人が孤独を感じる季節はないからだよね。

ところで、この映画、見たら面白いと言われたのに、大ヒットはしなかった。
それって題名のせいもあるんじゃないかな?
「世界をだました男」じゃダメだったのかな?
私、窓口で「きゃっちみーいふゆーきゃん、一枚」って言いたくないw 発音したくないです。