─光る波の間─

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今日の音読

2006-01-29 15:59:26 | 今日の1枚

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 でも一番重要なのはその人の中のバランスだ。
 なぜなら、僕は教えられるし、
 説明もできるし、怒れる。
 でも、最終的にはダンサー自身の問題だ。
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 僕は彼らの中に入って行けないし、
 助けてもあげられない。
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 ただ良い身体、長い足、何でもいいけど、
 そういうものを持っているだけじゃなくて。
 だからオーディションでは、自分の身体がどういう風に動いているのか
 理解しているかを見る。
 

 金森 穣/『NINA』パンフレットより


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いかに自分自身に対して客観的であるか。
たとえば、私が「姿勢を意識する」ことを考えたとして、
その集中が何分続くだろう?

自分の体が今どういうふうに作用しているか。
たとえばストレッチをしていて、「痛い・苦しい」と思うと、
それに気を取られてしまい、不必要な力が入っていてかえって苦しくしていると
気付けないことがいくらもある。
ダンサーのレベルとは違いすぎる話だけれども。

金森さんが言ったのは、身体性についてのようだけれども、
もっと多くのことが読み取れる言葉だと思う。

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