─光る波の間─

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アレクサンダーテクニークと視覚

2008-03-15 23:55:44 | 身体
いやー買っちゃいましたよー『ミラクル3D』。
視力改善に効果があるっていうこの本。
私の視力は1.5なので、“全然必要ないじゃん!”
て、
思うでしょう?

しかしですね、知ったんですよ。
今日のアレクサンダーのレッスンで!!
私は視力がいいって言っても、
数年前にレーシックを受けたからで、
それ以前は近視乱視入り乱れての両眼とも0.06!
角膜を削って焦点を合わせただけであって、
近眼時のものの見方、ものを見るときの筋肉の使われ方は、
昔のくせのままで変わってないんですよ!奥さん!

第一、眼球の形は変わってないわけだし。

で、一生懸命ものを見ようと前に向かう力と、
それを留めようと後ろへ向かう力、つまり全く正反対の力がせめぎあって
均衡を保っているので首や肩が不必要に疲労してコチコチになる、と。
(もちろんそれがすべての理由ではないけれども)

そこでまず先生は私に頭部の解剖図を見せ、
脳の視覚野の位置を認識させました。
それは後頭部の、耳より少し高いところらへん。
そして眼球の構造、視神経を通って映像が結ばれるのをイメージさせ、
極端にいうと「後頭部でものを見ている」ことを意識させました。
先生は私の後頭部の視覚野付近に手を当ててます。
そしてそのまま立って、廊下を歩いて行き、どう感じるかを聞かれました。

「まず、背骨が意識されて、肩はただぶら下がってる感じ。軽いです。
で、なんだかすごく視界が広がって、風景がとてもクリアに見えます!」

ほんと違うんですよ!奥さん!
でこの、「広く遠く見る」訓練に前述の3D本が役に立つのであります。
「アレクサンダーで眼球や脳まで出てくるとは思いませんでした。笑」
「あ、これはやる教師とやらない教師がいるんですけどね。
 わりと最近やるようになったことでもありますし。^^」

“後頭部で見る”ことが意識されると、
パソコンやるんでも、読書するんでも、今まで目の周辺に感じてた痛みや
不快感が相当減ります。
先生のレッスンを受けた人は3D画像をデスクに貼ってたり、
演奏者はリハのときに譜面台に置いてたりするそうです。^^
日本人が首肩凝ってる人が多いのは近眼率が高いのも影響あるのかもな~。
仕事柄人の体に触れるけどほんとに「鋼鉄か?!」と思うような人多すぎるもん。

あと今日は、「靴が合わないとひどい低血圧になることがある」というのも知った。
これは先生の実体験で、上が70くらいしかなくなってしまったそうです。
そしてまた「ダンスやってたんでしたよね」と言われた。^^;
「あはは!せんせーこれで3回目ですよ~^□^」
「ああそうだった。最初に“踊る人だろう”とインプットされてしまったら抜けないな。
 う~ん私もまだ見る目ができていないなぁ。(苦笑」

たった45分間、1レッスンのみだったけど今日も発見がたくさんで楽しかった♪
実に、人間の体っておもしろいもんだわー。

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