─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

今夜のご飯

2005-12-08 20:23:49 | 食べるもの・食べたもの
昨日のミートボールがハンバーグになった。

なった・・っていうか、
煮るか焼くかだけの違いだけど。笑
こないだ炊き込みご飯にしたむかごを
醤油やゴマで炒めてみました。
(容器についてたレシピで)
ほくほくして美味しかったです。^^

*



んもも、もうちょっとぉ・・・

2005-12-08 19:41:55 | 身体
このごろちょっと寝すぎて僧帽筋が痛いです。^^;
あぁいかん!!運動不足だワ。
ということでヨガ本に載ってるポーズを
端からやってみました。笑

ワタクシ、柔軟なとこはすごく柔軟ですが、
そうでないとこはひじょーに動きが悪いです。
背中はあまり反りませんし、
肩が前肩で可動範囲が狭いです。
なんで、写真のようなポーズは腕が回らないんで、
大変困難です。(泣)

しかし!
順番にポーズをこなし、体が十分温まって柔軟になったところでトライしたら、
なんとできたのであります!!
写真ほどがっつり足を掴むまでは無理だけど、
なんとかつま先を掴むことができました。(;▽;)

ま、とてもじゃないが「リラックスして呼吸」なんてできませんがね。笑

一度できればこっちのものです。
何度かやってるうちに楽勝になるはず!
現に、鳩のポーズも今や楽勝だ。
がんばるじょ!o(`▽´)o

筋肉って面白いもので、たとえば右への動きをやると、
逆に左への動きが楽になったり、
体反らしや開脚をやると、前屈がぐっと楽になったりする。
力が抜けるっていうのがいいんでしょう。
たしかにできないことをやろうとするときって、要らない力が入っていて、
息を止めてることが多い。
リラックスが大事ってことだぁね。^^

*



読書の冬

2005-12-08 14:47:56 | 
美術展も見た、新譜も買った。
なのに・・満たされないこの心はナニ?

あ、そうか。 活字が足りてないじゃん。

たまには集中的に、甘そうな切なそうな、
女っぽいものとかレンアイっぽいのを読むのも
悪くないかなぁ・・などと思いつつ、
なんかヒジョーにベタな感じの作品(作家)ばかり(笑
選んでしまったかなぁ。 まぁいいや。



最初に手をつけたのは
『モンテロッソのピンクの壁』。

江國香織さんの、児童文学や文庫絵本は
なかなか好きである。
『ぼくの小鳥ちゃん』や『ホテルカクタス』も
とても印象深い。

この『モンテロッソ・・』もまた私の期待を裏切らなかった。
夢に見た場所に行く。どうしても行かなくちゃならない。
理由などないけれど、確固たる思いに従って旅する猫、ハスカップ。

かわいらしい文体ではあるけれど、ときどきギクリとする。
ハスカップは猫だから、当然ねずみを捕まえて食べる。
「なんておいしそう!」と堂々と言う。
ヘタな動物アニメなんかだったら、肉食も草食もみんな仲良く、
「君のことを食べるなんてできないよ」とかなんとかで涙を誘おうとするだろう。
もしくは食べる行為を見せないかもしれない。

ハスカップは甘え声でエサをもらうよりは自分の力で食べ物をとり、
(その後しっかりニンゲンに調理させてしまうが)
必要な嘘はいくらでもつく。
相手がどういうタイプかよく見極め、わきまえた行動をする。
しかし援けたいと思ったなら、それがどんな悪事をやらかした相手でも
命がけで援けようとする、自立した猫なのだ。

ときおり、居心地の良かったおばあさんの家を思い出しても、
けして戻ろうとはしない。
やがて彼女は夢の場所で、彼女自身が夢の一部となっていく。。。

絵もとても良い。
未確認だけど、『ぼくの小鳥ちゃん』と同じ作家さんだと思われる。
色彩がすばらしくきれいで物語の世界にぴったりだった。


─ごく稀にですが、世の中には、どうしても
 モンテロッソのピンクの壁に行かなくちゃならない猫
 というのが、いるものなのです。─


飼い猫が、ふいっといなくなってしまったら、
モンテロッソに向かったのかも しれないね。

*