ジェニやん東京珍道中のまとめ。

今日は１日かけて、ジェニやんの出身母体（盲動犬の育成協会ですな）である
「アイメイト」の集まりに東京まで行ってきました。
（１日の流れは、今日１日の過去の記事を見てね）

勉強のためにと、１日、盲導犬の利用者と盲導犬と過ごしました。
生まれて初めて、一度に２０頭以上の盲導犬を見ました。


感想は…めちゃめちゃ疲れました（＾＾；
私は、仕事柄、きっと普通の人よりは、「目の不自由な人」と一緒にいる時間は
長いだろうから、少しはわかっているつもり…と思っていましたが…

私のような健常者が考える以上に、「目が見えない」ということが、
いかに現在の社会で生きていくのに苦労を伴うモノかが、
１日同じように横を歩き、時には先頭にたって連れて歩くことでわかりました。

それは、
切符を買う時、
電車に乗る時、
椅子に座る時、
時間を見る時、
エスカレーターに乗る時、
食事をする時、
トイレに行く時…

不便さは、すべての行動に付きまとうと、当たり前ですが改めて思い知りました。
いかに健常者が目で見えるものに頼っているか。
この世界が、いかに目で見えるものが基本となっているか。


頭が痛くなるほどの緊張感を味わいました。

自分の無知と無力さを思い知らされました。

すれ違う多くの人の優しさを身をもって感じました。


○田さん、そしてジェニー。
お疲れ様でした。
ジェニやん、
３時間以上のトイレなし、９時間以上の水なし、文句も言わず
よく頑張ったね。


「大丈夫ですよ」

笑いながらそう言って颯爽と歩いていく、１人と１頭の姿を
疲れきった私は、人ごみに消えるまで見送りました。

アイメイトH.P