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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

アメリカン・スナイパー

2015-03-09 21:23:26 | Weblog
「アメリカン・スナイパー」
久々に映画観ました。
イーストウッド監督の作品。

実は私の好きな映画のひとつに
「スターリングラード」という第二次世界大戦中に活躍した
実在のソ連のスナイパーを描いた作品があります。
この「スターリングラード」には、
「ライトスタッフ」や「アポロ13」のエド・ハリスや
「ハマナプトラ」シリーズで有名な
レイチェル・ワイズといった私の好きな俳優が
多く出演しています。
そして今回の「アメリカン・スナイパー」。
狙撃手繋がりってのもありましたが、
両作品とも実在した人物が居るというところが
やはり「観たい」と思った一番の理由です。

この「スターリングラード」では、確か映画の冒頭で
まだ若い主人公が雪の中で羊を襲う狼を狙撃するシーンで
自らの息が白く出て、狼に悟られないよう
雪を食べながら息を殺し、狼を撃ち殺すというシーンで
しょっぱなから映画に引き込まれたものです。
私達が仕事で真冬にCM撮影とかをする時も、
息が白くならないように俳優さんとかは
カメラが回る寸前まで氷を口の中に含んでいたりするので、
余計覚えているのですが…


話がそれました。
さて、実在の人物から描かれるリアリティがどう描かれ、
何を感じさせてくれるのか?

この「アメリカン・スナイパー」の感想ですが…
あくまで個人的な感想ですが、
やはりイーストウッド監督の作品に共通する
「何とも言えないモヤモヤ感」が残る映画でした。
これは、決して悪い意味ではなく
いろんな事を感じさせる、考えさせるという「モヤモヤ感」です。

「硫黄島からの手紙」では、ちょいと描きすぎな感は
あったような気がしますが、
(この映画を外国人であるウッド監督が
 創ったということは今でも驚愕ですが)
今回は、戦場の映像や主人公の心の葛藤、
常に危うい夫婦の関係など
それぞれの配分が同じくらいで「芯」の部分が
少し解かりにくく感じました。

もちろん人が死んでいくシーンのリアルさ、
狂気、そしてその冷たさは、
これまでの戦争映画とは違うモノだし、
作品内では、主人公の心が崩壊していく様子を描くことも
もちろん必要なので、
どれも欠かせないのですが…

私を含む普通に思いつくような演出なら、
どちらかをもっと濃く描くことで
メッセージ性を強くするような気がします。
それが同じような配分で描かれているので
何とも言えない「モヤモヤ感」が残るのではないか…?
うまく言えませんがそんな感じ(^^;

もちろん狙ってそうしていると思います。
そんな気がします。
この作品は戦争映画か、ヒューマン系の映画とみるか…

偉そうに書きました。
あくまで個人的な感想です。
ついつい仕事柄、
ディレクター目線で観てしまいますので(^^;

どちらにしても「今」観るべき映画ではないでしょうか。
イラク戦争に派遣された自衛隊員およそ1万人のうち
帰国後に25人の隊員が自殺したそうです。

イーストウッド監督が映画と言う表現手段の中で見せる
世界の現実が描かれていると思います。








コメント (2)
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今日はお休み。

2015-03-09 17:13:43 | 仕事関係
バイクレースの次の日は
もしもに備えて基本休み取ってます。
調子良ければ釣りでもと
考えてましたが、
さすがに身体中筋肉痛で
ガタガタのポンコツなんで
雨も降ってるし、久々映画でも
観てきます。
イーストウッドの最新作。
http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/sp/index.html

歩くのもシンドイですが
のんびり休日です ( ´ ▽ ` )ノ



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イタタ‥

2015-03-09 03:42:55 | 仕事関係
全身筋肉痛で目が醒めるわ‥
まぁ、こんな時間に痛みがくるのは
まだまだ若いからか!?(笑)
(つД`)ノ


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