オリンピックの開会式は観なかった。
その前の
ブルーインパルスも観なかった。
それでも
ちらちらと目に飛び込んでくる映像と、情報で、
なんとも言えない寂寥感が心の底に忍び込んでくる
もう終わっていくんだな
と思った
なにが終わっていくか、というと
私たちが素晴らしいと思い込んでいた世界観が
終わっていくのだ。
晴々としたものが実は目を塞いだけっか見えた幻想だったことに気づく
いま壮大な破壊が始まったばかり。
昭和の初めに生まれた世代が、
猛烈に生きて、いまの日本を作り上げたように
大きなマイナスが、反発力を産んだ時に
どのような更新がみられるのか、
これから何年こんなふうに
破壊と再生の姿をみせつけられるのか
わからないけれど。
新しい世界を夢見て
新しい世界を構築していくのは我々だという自覚をもって、
希望を捨てずに。
明日も、着々と 進んでいこう。
