インゲンには2種類あって、ツルが伸びていくものと、ツルが出ずに背の低いままのものがあります。
ツルが出るものは、ちょうどゴーヤーなど植えた時のように、ネットを張って、ツルがからまれるようにしなければなりません。支柱を立てて、ネットを張って…。準備が面倒です。
一方、出ない方は、そうしたものが不要なので、手軽に栽培できます。そんな具合なので、ツルありの方は何十年も植えたことがありません。
昨年少しばかり、金時豆と呼ばれる、大きめのインゲンを植えてみました。すべて、豆になってから収穫して、煮豆としておいしく食べることができました。
今年、大きめの金時豆を多めに蒔いてみたら、順調に葉っぱが出たところまでは良かったのですが、なんとツルありの品種でした。ネットなどを張るための資材が足りなくて、7割くらいを、引き抜いてしまいました。何ともかわいそうなことでしたが、どうしようもなかったのです。
道の駅などで、農家が出品している豆類などは、土に蒔くと芽が出てきます。大豆、小豆、黒豆、金時豆、その他珍しい模様のさまざまな豆。蒔いてみるのはおもいろいものです。もちろん、うまく育てば食べることも可能です。
当園のお米を玄米で購入くださっている方が、ほんの何粒かを水に浸したままにしていたら、芽が出てきたとのこと。それが大きくなって、今月初めには4、50センチまでなったと知らせてくれました。すごいですね。続きが楽しみですとお伝えしたことでした。
ちなみに、インゲンはツルありの方がおいしいとのこと。今年はそれが本当かどうか、試せそうです。