昔話にはいろんなジャンルがあるようです。その中のひとつに、おもしろおかしい話もあります。登場人物は、じいさんばあさんなのですが、じいさんが見事なおならを披露して、褒美をもらう話もありました。
今、3世代が同居している家族って、どれくらいの割合なのでしょうか。小さな子どもが、年老いた家族と暮らし、見るともなしにそのありようにふれ、ある時は慰められ、ある時はこっそりお小遣いをもらったり、ある時は微力ながら何か手助けをしたり…。そんな中で、じいさんが思いがけずおならをしてしまった場面にもきっと出会うことでしょう。その時のために、昔話で免疫をつけておく(笑)狙いがあったのかもしれません。もちろん、勝手な解釈です。
自分も小さかったころ、というより、若かったころ、じっちゃんがおかしな話をするのを聞いたものです。
今ではほとんど聞かなくなりましたが、ずっと前には、地域によっては年忌法要の時など、「仏降ろし」と言って、亡くなった人の霊を降ろして、その話を聞くというような風習がありました。わかりやすく書けば、恐山のイタコのようなことです。
その、少々神秘的な話を、可笑しい中身に変えたものでした。とても短い話でしたが、そこにおならのことが出てくるのです。
あっ、いつの間にか「下段の構え」に入っています。ここで、「中断の構え」に戻ります。
今朝6時半ごろの西の空です。まだ高い位置に、月がいました。近くに写った白いものは何だかわかりません。
今日は冬至です。
テレビでは、「ゆず湯」に入っているじいさんたちの様子が、必ずと言って良いほど映ります。それ以外は、映りません。あえて言えば、どこかの猿! この件に関して、ジェンダーフリーを叫ぶ人たちから、どうして異議が出ないのか(笑)!
秋に種を播いた小松菜。大きくなって食べられなくなったものをそのままにしておきます。春になって雪が消えると、茎に「とう」が立ちます。菜花のような感じで、とてもおいしいものです。
生垣の中には、たくさんのスズメがいます。デジカメが赤い色のせいか、カメラを向けると、すぐ逃げられます。アナタの顔がこわいんですっ!
散らずにいたバラの花に雪。
こちらも赤い実に白い雪。大納言らしいです。
我が家で「仏降ろし」をしたことはありません。この辺では、ほとんど聞かない風習です(でした)。でも、何となく聞いてみたい気がしたこともあります。