風に吹かれて行こう

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もうひとつの12月8日

2021-12-09 | 農家 農村

 当地で12月8日と言えば、「病焼き(やまいやき)」の日。お焼きを作る日です。この日にお焼きを食べると、冬の間風邪をひかないと言われているのです。もちろん、その効果は万全ではありません(苦笑)。でも、ずっとそんな行事が行われてきました。

 

 程良い甘さの粒あんが入っています。子どもの頃は、家族ひとり一人に、10個近く!配られました。いまではどれくらいの家で、焼かれているのでしょうか? この時期、いや年中、お店でも売っているので、焼かない人の方がきっとたくさんでしょう。好き嫌いにかかわらず、昔は厄除けの意味もありました。今の人はそんなこと信じないので、別に食べなくてもいいよという人(家族)の家では作らないと思います。

 おかあちゃん、自分ではほとんど食べないのに、作ってくれてありがとう! とってもおいしいよー。

 ちなみに、ここでは「お焼き」と言わず、「焼きもち」と言います。

 

 


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