「選挙なんかに行ったって何にも変わらないさ」 冷めた様子でそんなふうに言う人もいます。
あなたの言うことは、確かにその通りなんです。当たり前でしょう。たった一票なんかで、そんなに簡単に変わるはずなんかない。世の中、そんなに簡単に変わってたまるか!というのが正直な思いです。
だからこそ、その「たったの一票」を、たくさんのちからで積み上げて、声を届けるひとり一人を、何とかして実現しなければならないと思うのです。やっとの思いで、その資格を得たひとりが生まれても、数の力で、庶民の願いは簡単に潰されてしまうのですよ。それでも、そうと分かっていても、何とかして思いを託せる人を生み出す…。
さめた思いをしているより、自身の歩みを、ほんの少しでも進めたような気にはなりませんか?
ちなみに、選挙に行かないことで、何倍も変わっていますよ。暮らしにくさの増大、生き続けることの困難さが増しているんですけど、お気づきになりませんか?
棄権は、白紙委任と同意語。そんなに難しい理屈でもないと思うんですけど。
あはは、行っても何にも変わらない。それなのに、行かないと、こんなにも変わってしまう。こういうのを不条理って言うんですかねー。