何かの拍子に、一日に複数回、あるいは毎日、記事の投稿をすると、立ち寄ってくださる方の人数が増えるようです。その逆に、投稿が間遠となると、アクセスのバブルは、いとも簡単にはじけます(笑)。気にしてくださって、ちょこちょこ訪ねてくださるみなさま、いつもありがとうございます。
昨日稲刈りが終わって、その後の作業にいそしんで、夕方には、県道沿いに設置していた2025年産あきたこまちの早期予約受付中の看板を撤去に行ってきました。いちおうささやかな期待は持っていたのですが、ほとんど反応はないだろうなとも予想していました。で、結果は予想通り(笑)。
「人生は、その人が思ったように進んでいくのです」なんて、スピリチュアルなツッコミがあるかもしれませんが、そんなのはどうでも良いのです。もともと、問い合わせや注文が無ければ無いで、別の品種を植えれば良いだけの話なのですから。なんだか、イソップ童話にでてくる言い訳がましい動物に似ていますが。
おまえには本気さが無いんだよ。だからダメなんだ。
まぁ、そういうことかもしれません。でも、それでも良いと思っているんです。
それで話を戻しますと、来年どんなふうに作付けするかは別として、さて、その看板を見た方で、なんとなく気にしてくれた方がいたとしても、来年これまでのあきたこまちを食べたいと思っても、現実にそれが可能なのかどうかは定かではありません。その時になって欲しいと言ってみても、お米はどこにあるのか…。でもそれは自分が心配することではありませんね。どうにもできない、ということも確かです。
さて、お米そのものでなく、種の話をしますと、従来こまちの種の入手は、きわめて困難な状況のようです。来年はどうなるかわからないという品種であることを認識していれば、もうとっくに手当をしていなければならないというのが肝要でした。この時期になって入手の見込みがついたとなれば、それはとても幸運なのだと思います。
これからはあらゆるもの、サービスがそうなのではないでしょうか。電話一本、あるいは注文するをクリックするだけで、すぐに届く。そんなことは、ますます、困難になっていくのではと思います。というかそういうふうに思って過ごさなければと、自分としては思っています。いろんな備えをしゅくしゅくと進めていかなければならないのだろうなと思う昨今です。そうしていれば大丈夫という保証が、決して無いことも念頭に置きながら、です。