音楽療法士でこぼこ生活

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昨日の老健

2007-10-05 10:47:03 | 音楽療法いろいろ
昨日は、多忙?で「昨日の老健」の報告が出来ませんでした

私が行っている老健では、エリアを二つに分けて(行き来自由ですが)、集団音楽療法も二つのグループに分けてやっています

・・はずだったのですが、最近、特に、木曜日に行っているグループに、火曜日メンバーが大量参加で・・皆さんがゾクゾクと参加して下さることは嬉しいことなのですが・・

本来、木曜日のグループは心身の障害や病気が重度の方を中心に行っており、少人数でゆったり、丁寧に行う予定のセッションなのです

また、昨日は、風が強く、セッション会場のドアを開けておくと、風が流れて(お年寄りは、風が大嫌い)「しめて」「寒い」の苦情続発で・・けれど、その扉の外にも参加者があふれていて、締めてしまうと、文字通り「締め出し」状態
困りました

音楽療法つまり治療の一貫としてやっているのだから、対象者を限定する事は当たり前のことで
けれど、そのことを理解できない方に対して「不参加」と言い切ってしまうのか・・・「切った・張った」の治療なら誰も「私にもして~」とは言わないでしょうが、楽しそうに歌っていたら「私もよせて」となりますよねそれを「あなたはダメ」とは

場所を変えるという手もあるのですが、対象者のほとんどは、車いすが自躁出来ない方なので、会場までの誘導にもかなりの人手が必要なのです

私としては、自由参加にしてあげたい気持ちもありますが、「治療」という点から対象者に対してキチンと「参加効果?」を補償したいので、対象者の見直し(二つのグループへの割り振り)、職員への説明、しっかりされておられる方への説明・・など・・丁度今入退所が多い時期なので・・
仕切り直しをしようと考えています

併せて、これまでは、何となく口頭でのやりとりで済ましていた「音楽療法の対象の決定」や「対象者への目的、方法」と今までも行ってきた「記録」を、一枚の用紙に起こして、職員全員に共通認識していただけるようなシステムにしたいと思っているので、その提案も進めていきますこれは、私一人が行う事ではないので、実行出来るかどうかわかりませんが・・・

おそらく、病院のリハビリ科などで、音楽療法を行っておられる方は、こんな事当たり前の事なのでしょうが、老健や特養などでは、まだまだ「認知度」が低いのが現状です

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