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緑内障の基礎知識

2015年09月27日 | 気になるネタ

         

40歳以上の20人に1人は緑内障を発症していると言われています。しかも、緑内障の患者のうちおよそ90%は、自分では緑内障だと気付いていないのだとか。緑内障は失明原因の第1位であり、早期発見と早期治療が重要なのです。

そこで今回は“緑内障の基礎知識”についてご紹介します。

■緑内障とは?

房水という目の中を循環する液体があります。この循環により、眼内の圧力や眼球の形状が一定に保たれています。この圧力を眼圧といいますが、眼圧が高くなると、視神経が障害され、緑内障になるのです。また、眼圧が正常なのに緑内障になる人もおり、そのような緑内障は正常眼圧緑内障と呼ばれています。

■緑内障の症状は?

一般的な自覚症状は、視界の中に見えない場所が出現したり、視野が狭くなったりする症状です。実際は両目で見えない場所をカバーしたり、目を動かしたりしているために、症状がかなり進行しないと気付かない場合が多いです。

視神経の障害が進行すると視力低下や失明の危険性があります。しかも、一度障害を受けた視神経は回復しないため、下がった視力や失った視野を取り戻すことができないという恐ろしさがあります。

■治療法は?

病気の進行を止めるためには、眼圧を低く保つことが有効だとされています。一般的には薬物治療、レーザー治療、手術の3つの治療法があります。

眼圧を下げる点眼薬や、内服薬を使うのが薬物治療。房水の流れを変えたり、房水の排出を促進したりするためにレーザーを用いるのがレーザー治療。この2つで治らなかった場合は、房水が目の外に流れ出るようにするなどの手術を行います。

医療の進歩は目覚ましく、現在では早期治療をすれば失明の危険を免れることができるそうです。40歳を過ぎたら、目の検査に行ってみることをオススメします。



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