何時もの店から歩いて10分・・・
セノバ近くのカウンターバーに寄りました。
9人って座れる?
はい、私とY君はカウンターで・・・
今宵はワインでどうかしら
白の後で赤も~
美味しいワインで良かった
何時もの店から歩いて10分・・・
セノバ近くのカウンターバーに寄りました。
9人って座れる?
はい、私とY君はカウンターで・・・
今宵はワインでどうかしら
白の後で赤も~
美味しいワインで良かった
この店の目玉かな?
もつ鍋
若手男子は仕事の話でもしてるのかい?
意外と盛り上がってたね
知らぬ存ぜぬ・・・
さぁさぁ~煮えたよ
何時も食べるもつ鍋と雰囲気違うなぁあ
こららも煮えて・・・
ふむふむ、旨いねぇ~正解だぁ
隣のSちゃんは・・・なんでしょ?
玉子雑炊だって
意外とさっぱり感あった旨そう
どうでしょ?
金沢のMさんから届きました
今年は海が荒れて漁が出来ず・・・お届けが遅いし、数も高いので少ないそうだ
でも、これだけあればねぇ
早速にぃぃ~
奥様と焼酎「一刻者」を燗付けてぇ
はいはい、蓋取りました
いゃあ~凄い卵だぁぁ~
こりゃあ、うまぁぁい
酒のつまみにゃあ~最高だぁい
●ウイスキーに“竹鶴さん”というわけには…
2000年に『竹鶴ピュアモルト』が誕生した。実はこの“竹鶴”という名前は、以前にニッカで商標登録済みだった。政孝親父はすでに他界していたのだが、「いつか、竹鶴という名前のウイスキーをつくろう」という思いがどこかにあったのかもしれない。
日本酒好きな人はご存じかもしれないが、日本酒の銘柄にも『竹鶴』がある。これは広島県竹原市にある竹鶴本家(政孝親父の本家)が営んでいる竹鶴酒造でつくられており、ウイスキーの『竹鶴』を世に送り出すにあたって問い合わせたところ、「日本酒以外でしたら何なりとお使いください」と快諾してくれた。
『竹鶴ピュアモルト』が発売されて間もなく、バーへ行ったときのこと、こんな出来事があった。カウンターに座っているお客さまが「『竹鶴』を水割りで」と注文された。おかわりを頼むたびに「竹鶴、竹鶴」。やがて私に気がついたそのお客さまは「あっ、呼び捨てにして申し訳ございません。しかしウイスキーに“竹鶴さん”というわけには……」と顔を真っ赤にされた。
私は「どうぞ、呼び捨てにしてくださって構いませんよ。どうぞ『竹鶴』を召し上がってください」と申し上げたのだが、あれは面白かった。名字がウイスキーの銘柄になると、いろいろなことがあるものだ。
第1号の『竹鶴12年ピュアモルト』は、四角いボトルに丸い木製のキャップが使用されていた。ボトル上部は、鶴が飛んでいる姿をイメージ。キャップは古い樽材を加工してコルクをつけたもので、ずいぶんと手間がかかっている。出荷に間に合わないということで、樽材を丸く削る機械を増設するほどだった。キャップをよく見ると年輪のような模様があるが、この白っぽい部分は柾目(まさめ)面に現れる虎斑(とらふ)で、ウイスキーが漏れるのを防ぐ役割も果たしている。ある著名な女性デザイナーがこのキャップをいたく気に入り「服のボタンにしたい」と言っていたのだが、実現したかどうか定かではない。
●ヴァッティングやブレンドによって変わるウイスキー
『竹鶴ピュアモルト』を発売するにあたり、事前に試飲会を行ったときのこと、香りに興味を持った人が多かった。「こんなに香りがいいなんて。これまでウイスキーを飲むことはなかったのですが、これなら美味しい」という声があちこちであがった。
私がマスターブレンダーを務めている当時はウイスキーには約400種類の香りの成分がある、と考えられていた。機械がより進歩して現在では高速液体クロマトグラフを使用するのだが、驚くことに今は約1000種類の香りの成分があることが分かっている。
『竹鶴ピュアモルト』はニッカウヰスキーが保有する複数の蒸溜所で熟成を重ねたモルトウイスキーをヴァッティングしたものであるが、単一蒸溜所のモルトウイスキーを用いたシングルモルトとは違った個性が楽しめる。余市のコクがあり力強いタイプのモルト原酒と、宮城峡のまろやかで繊細なタイプのモルト原酒。しかも、歳月を経てさまざまな特性を持つ原酒ができるようになり、ヴァッティングやブレンドによって幅広い個性のウイスキーをつくることが可能なのである。
秋になると、熟成具合をチェックするために2000~3000本のサンプルがブレンダー室に送られてくる。ウイスキー愛好家の方に「うらやましいお仕事ですね」と冗談めかして言われたことがあったが、これこそ百聞は一見にしかず。実際テイスティングを行うと最初の数本で悲鳴をあげたくなるはずだ。
『竹鶴ピュアモルト』の特徴は、余市と宮城峡、双方の個性の調和にある。芳醇な香りとまろやかな味わいのなかにも、コクと力強さが感じられる。一杯の竹鶴のなかに余市と宮城峡。味わうほどに面白さが出てくるというのも特徴のひとつであろう。また、『スーパーニッカ』と飲み比べをすると、ピュアモルトとブレンデッドの違いがよく分かり、新しい発見ができるのも面白い。
『竹鶴』シリーズには、ラベルに政孝親父の顔が描かれている。このラベルを眺めると、ときどき思い出すことがある。それはある新聞広告に政孝親父の顔が大きく載ったときのこと。「わしを出すなと言ったじゃないか!」と大変不機嫌になった。『ブラックニッカ』のラベルの男のモデルに間違われたときも「わしはラベルに出るほど厚かましくないぞ」と言っていた。現在、『竹鶴』という名のウイスキーの、しかもラベルに肖像画が描かれていることに複雑な気がしないでもないが、もう許してもらえるだろう。
[竹鶴孝太郎・監修,Business Media 誠]
北海道西興部村でとれた天然マツタケを原料に使った焼酎「夢」の2014年仕込みの新酒が、発売された。
マツタケ焼酎は、村内の酒店で作る西興部酒店会が二世古酒造(倶知安町)に委託して、約1400本を生産した。米ベースの焼酎に、マツタケを原材料の約5%使用。マツタケの上品な香りと、味わいが楽しめる村の特産品だ。
村によると、マツタケは村民が山林で収獲し、村が買い取って確保している。収量の少ない年などは、生産を見送っており、今回は2年ぶりの製造となる。
25度の720ミリ・リットルで税込み2300円。同会の田尾商店で取り扱っており、地方発送もできる。問い合わせは、同店(0158・87・2417)へ。