2020東京五輪を考える・ミネラルランチの部屋

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​五輪を控え、とまれの標識を八角形に変更か

2016-01-25 | 2020東京



yomerumo newsより転載

1月21日放送、「グッド!モーニング」(テレビ朝日)では、

道路標識。警視庁は、とまれの標識を外国人にもわかりやすく、
STOPを併記するなど変更することを検討し始めた。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
外国人にもわかるように逆三角形から八角形への変更を警視庁が検討しているとのこと。

一時停止を表すとまれの標識は1963年から採用されている。
日本の国内では逆三角形のとまれに対して、欧米などでは八角形のSTOPが多い。
道路標識のグローバル化にはまだ至らない状況で、
外国人旅行者にはわかりづらいとの声も上がっていた。
ただ一時停止の標識は全国で170万箇所あり、
すべてを八角形に取り替えると費用は約255億円もかかる。
コスト面に配慮して、現在の標識にSTOPと併記する案も浮上している。

日本でも、1950年当時は八角形に近く、黄色の標識にSTOPと停止の両方が書いてあった。現在のデザインになったのは1963年以降。

1950年代は進駐軍などのアメリカ兵がたくさんいたため、
それが引き上げたころに駐留軍と名前が変わり、その頃にとまれの標識が大きくなった。
日本が完全に独立したらとまれになり、
今度はグローバルスタンダードでSTOPに戻るのであるから、
歴史を感じさせる。警視庁によると、
1968年成立の国際条約「道路標識及び信号に関する条約」が定めた国連標識は八角形と、
円で逆三角形を囲った2種類。多くの国が八角形を採用している。
日本はこの条約を批准していないが、やはり同じく批准していないアメリカも、
八角形となっている。

警視庁は、国内外の道路事情に詳しい自動車ジャーナリストや、
外国人の大学教授らに意見を聞いている。
3月末までに国内で外国人を対象に道路標識に関するアンケートを実施し、
結果を参考にするという。
ほかの交通標識は、欧米とほぼ同じ形なので変更するという案はでていない。

日本政府観光局によると、
昨年1年間に日本を訪れた外国人旅行者は過去最高の推定1973万人を突破した。
政府は2020年までに年間2,000万人の外国人旅行者を目標としており、
このままのペースで行けば達成できそうだが、日本国内の国際化が問題となっている。
運転する人はあまり多くないが、とまれの標識から国際化するようだ。




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