2020東京五輪を考える・ミネラルランチの部屋

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エンブレムコンペの2位3位の作品が公開

2015-10-08 | エンブレム




週刊新潮の電車中刷り広告で気になっていたが買いそびれた

ボツ・エンブレムの次席はこの方達

2位 原研哉氏



1998年長野冬季オリンピックの開会式・閉会式プログラムを手がけた方で
亀倉雄策賞も受賞している。
無印良品のラベルデザインもこの方

3位 葛西薫氏



サン・アド取締役副社長、この会社はもともとサントリーの宣伝部から独立した
日本広告業界の古株だ

勝手に結論、今更このお二人「東京五輪エンブレム」の制作者としての栄誉など
欲しくはないだろう

そしてこのデザイン



お二方共に、まだら黒模様?

悪意さえ感じる・・・佐野以下・・・

ホントにこれを応募したのであれば、大御所の参加するが競争せず宣言としか思えない

組織委員会から前もって応募要請があったとされる8人(氏名は公表されていない)が

デザインの談合だ、エンブレムは佐野に
その他は電通様が、広く業界にお仕事を回してくれるはずだった。

また、参考例の北京五輪、原氏のデザインもこれはこれでびっくりする
どう見ても錆びた日の丸じゃん、採用されたのは中国の郭春寧氏
原氏は最終エントリーにまで残ったそうだ

結局、IOCの意向で広く世界に門戸を広げたとしても
自国の五輪で外国人のデザインが採用される訳もなく
「日本の私のデザインですよろしく」って挨拶代わりになっている


毎日新聞 2015年10月05日 東京夕刊・原氏のコラム

「寄稿:コンペ、明快な基準を 五輪エンブレム、不可欠な専門性=原研哉」

以下その一部を転載~~

五輪に出るにも標準記録を超えなくてはならない。
審査と競技の精度を高めるためである。
精度の期待できないコンペには実績あるデザイナーは参加しない可能性がある。
自分に送られてきた参加要請はその点を配慮する文面であった。
そこには公募内容は一切書かれてなかった。従って応募要件は公開後の情報から得た。
開かれた設計競技を提唱してきた自分は、公募の公開と同時に応募手続きをとった。

審査基準に求められるのは確かな独自性、多用途に展開されてもすり減らない造形力、
静止画でも動画でも世界の人々の心を一つにできる求心力、
そして何より、世界一を競う競技者たちの卓越性や感動に打ち震える心に呼応できる厳しさと美しさである。
万人に愛されると言っても五輪の場合、親しみやすさだけではないはずだ。

ーーーーーー

要するに、前もって要請を受けてはいたが不正はない
公募は開かれたものだったがおのずと、質の高い物が要求される五輪
それに見合ったデザイナーや専門家の審査が必要だった・・・と

ご自身このコラム書いたの後悔してないかね

「静止画でも動画でも世界の人々の心を一つにできる求心力」
があのまだら黒デザインですか?

そして、新エンブレムの応募資格は
日本国籍と日本在住の外国籍の個人、またはグループ。となっている

キーワドは、スポーツの力、日本らしさ・東京らしさ、世界の平和、
自己ベスト・一生懸命、インクルージョン(一体性)、革新性、未来志向、復興。

選考ポイントは共感性・オリジナリティ・展開可能であること
縮小で再現してもデザインイメージの変化が少ないこと

応募資格以外は前回とほぼ変わっていない、選ぶ人が変わったけどね

さて、どんなデザインが集まることやら








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