60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

,17 長崎・五島 教会巡礼( 3 )

2017年12月10日 | 九州

 05/20 6:20出発、快晴。
 未明に崖下の漁港から出漁するエンジン音が聞こえる、日が昇るとヒバリ・コジュウケイ・
ホトトギスその他さまざまな鳥の声が聞こえる。今日は中通島の教会を廻る予定、広い島では
無いが教会の数が多い、出発を急ぐ。中通島北部の半島に在る教会から廻ることにしてk32に
乗り北上、曽根教会前からk32は下りになりコスモSSを通過するとコースが分岐、k32は右折
して山腹を急勾配で小串に下り海沿いを立串に向かう、昨日食料調達に走ったコース。直進は
津和崎の案内表示、もちろん直進して山腹の緩い下りを走り立串集落のすぐ上でk218に乗り
継ぐ、東海岸の崖上のコースは1.5車線でアップダウンは緩く交通量は少なく案外走り易い。
少し走ると大水教会の案内に従い左折、1車線のコースに乗るとすぐに急勾配を上り脊梁山地を
越えると半島西側に出る、海に向けて広がる大きな谷の山腹を巻いて走ると対岸の山腹に朝日
に輝く十字架が見える、谷の斜面に人家の点在する大水集落上部の山腹に大水教会は建って
いる、教会からは東シナ海が美しい。往路を戻り再びk218に乗るとすぐに小瀬良教会の案内、
県道にバイクを停めて左手のあぜ道のような歩道で急勾配を上る、石垣の上に立つ赤い屋根の
小さな建物が小瀬良教会。

大水教会


大水教会より


小瀬良教会


 k218に戻り高峰トンネルを抜け半島西側に出るとすぐに江袋教会の案内。県道のすぐ左下に
農家のような佇まいの江袋教会が在る、海に向かって下る斜面に点在する家々を見下ろす
ように建っている、この教会からも東シナ海が美しい、教会は二人の婦人が清掃奉仕をして
いる。江袋を出て小さな岬を横切り半島西部を北上すると赤波江教会の案内、右折して細い
林道に乗り小カーブとアップダウンの連続で脊梁山地を越え半島東側に出る、山の中腹に海に
向かって小さな教会が建つ、教会からは朝日を受けた津和崎に続く海岸線が美しい。往路を
戻りk218に乗るとすぐに前方に教会が見える、県道右手の仲知教会に寄ると数人の男女が清掃
奉仕の最中、邪魔をしないように見学、全ての窓を飾るキリストの生涯を描いたステンド
グラスが素晴らしい、田平教会には少し劣るようだがこれほどのものは他に見たことは無い、
清掃奉仕の老婦人にステンドグラスの素晴らしさを伝えると誇らしげな笑顔を見せた、信者達
の自慢なのだろう。

江袋教会


江袋教会より


赤波江教会


赤波江教会より


仲知教会


 仲知を出るとすぐに半島を横切り半島東部に出る、斜面中腹のコースからは海の眺めは
素晴らしい、海を隔てて先程の赤波江教会の赤い屋根が山の中腹に見える。米山の小集落に
到ると米山教会の案内、左の脇道に入るとすぐに白亜の教会が在る。米山から更に北上、
すぐに津和崎の漁村に到り灯台への案内に従い集落背後の林道に乗る、林の中を少し上ると
灯台への入り口、駐車場から徒歩だが距離も所要時間も案内が無い。コースはまだ整備されて
いないようだし今日もPM2.5で遠望は期待できない、灯台は断念して岬の周回道を走る、椿の
林で眺めは駄目、津和崎鼻で一部視界が開けるがやはり野崎島も小値賀島も不鮮明。津和崎の
集落から往路を快走してキャンプ場近くの曽根教会に寄る、丘の上に建ち何処からも良く
目立ち県道を走ると必ず目に入る。曽根教会からk32を南下、丘陵地帯から奈摩湾に下り
青砂ヶ浦教会に寄る、昨日は気付かず通過したが県道脇の高台に天主堂が建つ、煉瓦の色が
風景に溶け込み存在を知らないと見落としてしまう、少し離れると探すのに苦労する。教会の
撮影は逆光で今一つ、内部は数人の人々が燕の駆除で騒いでいる、見学は帰路にして出発。
奈摩湾に沿って少し走ると似首で左折、上りコースを少し走り峠を越えると有川湾に下る、
湾に沿って走ると右手高台に教会が見えて来る。住宅地の中を少し上り丸尾教会に寄る、教
会から有川湾の眺めが良好、しかし今日はPM2.5のため不鮮明で残念。

米山教会


k32から赤波江方面


曽根教会


赤ダキ断崖付近白草峠から奈摩湾矢堅崎方面


丸尾教会


 再びk32を南下、浦桑でR384に乗り換え東進、土曜日の朝でようやく人が動き出したのか
交通量は多くなる、フラットコースを走り七目トンネルを抜けて有川に入る、k22の分岐を
通過して青少年旅行村の案内を見て市街に入る。R384は右にカーブして市街地の南を巻くが
直進して有川港を経て友住を目指す、市街地を抜けた処で二人連れの中学生にコースを確認、
コースはこのままで山を越えてかなり遠くと丁寧に教示してくれる。k62に乗り山間部を
アップダウンとカーブで走る、k62は上五島空港へのアクセス道で改修された走り易い道路、
交通量は若干有る。赤尾の小集落から半島を横断したところが友住の小集落、フェリー乗り場
を探すが見当たらず尋ねる人影も見られない、少し東に進むと漁港が有りフェリーの浮き桟橋
が有るが何の案内も無い。岸壁に軽トラが停車して40代ぐらいの漁師風男性が乗っている、
フェリーのことを尋ねると親切に教えてくれた、乗船券は軽自動車で係員が来たときに購入
すること、最後に7時頃までには来ているように、早く出航することもあるとアドバイスをして
くれる。友住から少し北上して頭ヶ島大橋を渡り頭ヶ島の中央部に上る、途中で教会巡礼
ツアーのバスとすれ違う、左手が開け海が見え轆轤島が見える、海岸を見ると小集落の山際に
十字架を乗せた屋根が見える、頭ヶ島教会のようだ。すぐに左手に下る脇道が有り頭ヶ島教会
の案内、急勾配を小カーブの繰り返しで小集落に下るとボランティアが交通整理をしている、
指示に従い進むと教会のすぐ下の駐車場にバイクを停める、数段の階段を上ると教会正面、朝
早いためか他に見学者はいない。往路を戻り有川を経てk22に乗り南下、広い県道を少し走る
と鯛ノ浦教会の案内、教会は右手の住宅地の上の高台、バイクはバス停近くの路上に駐車して
徒歩で右手の細道を上る、白い新教会の左後方に煉瓦造りの旧教会が在る。鯛ノ浦の細長い
入り江に沿ってk22を南下、すぐに急勾配をヘアピンと小カーブを繰り返して半島を横断、
間もなく佐野原教会への入り口が有るはずなので慎重に走る。交通量のほとんど無いコースを
走り東神ノ浦の小集落に到る、小さな入り江に沿って少し進むと再び急勾配を小カーブで上る、
上り切った処で船隠教会の案内。

頭ヶ島教会


頭ヶ島教会


頭ヶ島教会


鯛ノ浦教会


東神ノ浦湾


 佐野原教会への入り口は見落としたようだ、佐野原教会は諦めて船隠教会に向かう、左手の
脇道に乗り急勾配を小カーブの繰り返しで海岸に下る。小さな入り江に沿って進むと小集落に
到る、教会の前で工事をしており教会の全体を正面から眺めるのは不可。駐車場に戻ると
頭ヶ島への途中ですれ違った教会巡礼ツアーのバスがやって来た、運転手に海岸沿いに浜串教
会に行けるかと尋ねるが不可とのこと、往路を戻りk22を南下、山間路を少し走ると浜串教会
への案内、左折して急勾配を小カーブで下り浜串の小漁港に到る、集落の中心部に浜串教会が
在る、教会の先に漁港が在り希望のマリア像が海に向かって立つ。浜串から往路を戻りk22で
半島中心部を南下、海岸にぶつかる手前に福見教会の案内、左折して時計回りに大きなカーブ
を描き集落に下る、集落西端に海に面して煉瓦の教会が立つ。再びk22に乗り海沿いに西進、
すぐに高井旅の集落に到る、県道右手脇の高台に赤い屋根の白い教会が立つ、県道脇にバイク
を停めて教会に上る。再びk22に乗るとすぐにR384に出合い乗り換えると南下、今日も熱中症
気味なので奈良尾FTで休憩したい。FTで今後の検討、かなり疲れているし時間的にも残りの
教会全てを今日中に廻るのは困難、明日もう一日費やすることにして帰路に有る幾つかに寄り
今日は撤収する。R384に乗り急勾配を上ると左手の脇道に桐教会の案内、1.5車線で林間を
下り若松瀬戸の海辺に下り海沿いに北上、少し走ると小さな入り江の先の丘に桐教会が見える、
入り江を廻り教会の丘に上る。

船隠教会


浜串教会


福見教会


高井旅教会


桐教会


桐教会


 桐教会から小さな岬を横断して入り江に沿って進むとk46に出合い左折して乗り換える、
すぐに若松大橋を渡りk169に出合う。左折して海沿いを進むと神部から半島を横切り土井ノ浦
に出る、教会の案内に従い左手の細道を下ると道路左脇の高台に教会が在る、教会下の駐車場
に停車して教会を見学、教会の下には土井ノ浦の小さな漁村が佇む。往路を戻り若松大橋を
渡り林間を少し進むと白魚でR384に出合う、乗り換えて北上するが今日も交通量は少ない、大
浦で教会の案内を見て停止、左手農地の先に十字架を置いた建物が見える、林の傍に建つ普通
の民家のような小さな教会が若松大浦教会。大浦から更に北上、幾つか沿道に教会は有るが
明日に残して帰路を急ぐ、浦桑のA-coopで食料を調達してk32に乗り更に北上、榎津で給油
すると似首から奈摩湾沿いを走り青砂ヶ浦教会に寄る、見学者は少なくゆっくりと見学。
青砂ヶ浦からひとっ走りでふれ愛ランドに戻り木陰で寛ぐ。

土井ノ浦教会


若松大浦教会


青砂ヶ浦教会


青砂ヶ浦教会



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