05/21 6:45出発、快晴。
今日は日曜日で教会はミサが行われているかも、少しゆっくりと出発する。奈摩湾に沿って
走り似首からk170に乗り更に湾沿いを行く、奈摩に到りコースが判らない、歩いている年配
男性に尋ねる、更に海沿いに北上するとのこと。奈摩漁港の岸壁の一部のようなコンクリート
舗装を走り北上、路面状況が悪く走り辛い、奈摩を出て路面状況が良好になり海岸沿いを快走、
冷水の集落に到ると10台程の車が路上駐車している、車列の中ほどに教会の案内が有り左手の
高台に冷水教会が在る。路肩に駐車して教会に上るとやはりミサが行われている、見学は諦め
景色を眺める、奈摩湾の彼方には青砂ヶ浦からふれ愛ランドの在る赤ダキ断崖まで良く見える、
しかし逆光で残念。奈摩に戻りk170に乗り南下、丘陵地帯を走り間もなく青方市街に入る処で
右手前方に教会が見える、所在地が判らなかった青方教会だ。教会駐車場に停車して教会に
上がると数人の年配女性信者が祈りを捧げている、ここも見学は諦めて出発する、青方の中心
に出てR384に乗り南下、昨日キャンプ場の管理員から教わった三日ノ浦を目指す。案内は無い
が三日ノ浦で改修された広いコースに乗る、細い林道かと思っていたので不安だがこの付近
ではこのコースしかない、住宅団地を走り川沿いを行くと山間に入り1車線となる。少し走ると
散歩の年配男性に出会いコースの確認、丁寧に教示してくれる、路が正しいことを確認して
安心して走るが1車線の暗い林間コースは不安になる、かなり走ったはずだが人家はおろか
開けた土地も無い、もうすぐ東海岸に出るのかと思う頃小さく開けた場所に出る。10軒ほどの
農家と小さな農地の点在する空間の端におもちゃのような教会が在る、中通島で唯一海と無縁
の教会、佐野原教会はなんでこんな処に教会がと不思議。往路を戻りR384に乗ると南下を急ぐ、
朝の光の中で中ノ浦教会の写真を狙いたい、中ノ浦の入り江には少し波が立ち水鏡の姿は駄目
だが朝日に映える教会は美しい、五島で一番美しい教会を建てたいとの信者の願いが叶った姿。
冷水教会
青方教会
佐野原教会
中ノ浦教会
中ノ浦教会から更に南下して白魚からR46に乗り換え若松大橋を渡りk169に乗る、土井ノ浦
から半島を横断して北の入り江に出て再び半島を横切り筒ノ浦に到り分岐が在る、k169は
入り江に沿って日島に向かう、左折は滝ヶ原から堤を経て西海岸を漁生浦に北上してk169に
合流する、地図上の距離では大差は無い。迷わず左折して1.5車線の林道に乗りかなりの勾配を
上り半島の脊梁を越え西海岸に下る、滝ヶ原は九州とは思えない寒々とした漁村風景が広がる、
疎らに点在するする民家、人の気配は無く立木も無い。集落から急勾配で小さな岬を横断して
堤に下る、やはり小さな漁村で人の気配も感じない。堤からは断崖の海岸線が続いている、
荒れた道路で断崖上に上る、崖の中腹に付けられた林道を走る、木々が邪魔をして景観は良く
ない、ほとんどフラットでカーブも穏やかだが落石が凄い、こぶし大の石が散乱していて走れ
ない、通常は地元の車も通行していないようで荒れた路面だ、20km程度で慎重に進むが
疲れる。困難な走行の末に再びk169に乗る、短い橋で漁生浦島に渡るとすぐに堤防上を走り
有福島に渡る、教会の案内に従い海沿いの細道に左折する、すぐに行き止まりとなり教会の
駐車場に到る、歩道を少し上った山際に小さな有福教会は立っている。教会から有福の漁村に
戻ると漁港に沿ってk169に乗り日島に向かう、堤防を走り日島に渡ると曲の石塔群の中を通過、
中国との交易で五島が栄えた時代の名残と説明が有る。往路を戻り漁生浦から入り江に沿った
コースを走り筒ノ浦に戻る、半島を横断して入り江に出ると県道と別れて海岸沿いを少し北上
した後内陸に向かう、若松越トンネルで脊梁山地を越え若松に下り若松FTで休憩。大平教会へ
のコースが判らず若松周辺を迷走、露天花屋の女性に尋ねると丁寧に教示してくれる、FTの
先に見える白い建物の横に有る細い道を行く、25分程掛かるとのこと、先程その建物の前を
往復したが案内は無かったはず。教示されたコースに左折して乗るとそこに大平教会の案内板、
案内板の意味が無いと憤慨する。すぐに厳しい勾配で龍観山の岬を越え神ノ浦から猿浦の集落
を通過、k169は崖の中腹を若松瀬戸に沿って北上、1~1.5車線で小カーブやアップダウンを
繰り返し進む、路面状況は悪く走り辛く県道とは思えない、このコースでは時間が掛かるはず。
少し内陸に入り天神山の山麓を巻いて進むと右下に教会が見える、小さな谷筋が海岸に達する
手前に教会が有りその下流に元小学校の校舎が立っている。谷筋に下り教会見学、帰りがけに
30代ぐらいの男性が乗用車でやって来てしばらく話す。往路を戻り若松FTから若松大橋を経て
R384に乗り北上。
有福教会
若松港
大平教会
大平教会
中ノ浦を経てこんぴらトンネルを通過して少し走ると右手に真手ノ浦教会の案内、右手の
脇道を入ると集落のはずれに教会が在る。教会から国道に戻り少し走ると道土井で猪ノ浦教会
と焼崎教会の案内、左折して半島を横切り三本松海岸に出る、入り江の前には石油備蓄基地が
浮かぶ。三本松海岸からすぐに山間に入り焼崎教会に向かう、1.5車線でかなりの勾配を上り
林間を南下、上り坂の途中に猪ノ浦教会への案内。右折して細い脇道に乗り少し林間を上ると
すぐに下りとなり林間から小さな入江の奥に佇む小集落に出る、集落の奥の山際に小さな教会
が在る。猪ノ浦から往路を戻り再び焼崎教会へのコースに乗る、再び薄暗い林間を上りアップ
ダウンを繰り返して進むと飯ノ瀬戸沿いの小手ノ浦の小集落、ここから海沿いの崖上を少し
進むと右手の入り江の先に赤い屋根の焼崎教会が見える、入り江に下ると海に沿って教会に
向かう。焼崎浦から往路を戻り道土井から再びR384に乗る、すぐにトンネルを抜けて今里に
下り入り江に沿って北上する、三日ノ浦を通過すると右前方の丘に赤い屋根の教会が見えて
来る、一昨日からお馴染みの跡次教会が入り江に向かって立つ。跡次教会を出ると青方市街地
南部の青方漁港から左折して青方港に沿って進む、少し湾に沿って走ると左手の小さな入り江
の向こうの山際の高台に煉瓦造りの教会が見える。入り江を回り教会の下に駐車して大曽教会
に上る、東の入り江に向かって立つ教会は午後の陽射しを背負い逆光で残念。
真手ノ浦教会
猪ノ浦教会
焼崎教会
大曽教会
往路を青方に戻ると青方教会に寄り見学、青方附近は島の中心で交通量は若干有り信号も
有る、朝からのマイペースを改め慎重に進む。浦桑のA-coopで食料調達、昨日は五島産の
キビナゴの刺身だったので今日はヒラスの刺身にする、k32を北上して似首からk170に乗り
換え冷水教会に寄る、奈摩湾に沿って戻るとk32に乗り換え青砂ヶ浦教会に寄ってふれ愛
ランドに戻り木陰で寛ぐ。今後の予定を検討、慣れない暑さで体力を消耗している、これ以上
の幕営は厳しい、長崎に宿泊して幾つかの教会を回った後撤収することにする、長崎のBHを
予約。
05/22 5:45出発、快晴。
4:30頃から撤収作業を開始、西の果ての離島は夜明けが遅い、薄暗い中で作業を急ぐ。
キャンプ場からk32に乗り南下、流石に誰も走っていない、五島では朝刊も9時頃に配達して
いる、青砂ヶ浦・似顔を経て浦桑から有川に到りFTに寄りゴミを処分して友住に向かう。友住
港に到着すると小さなフェリーが出航準備中、乗船口にいる若者に尋ねると発券の係員はまだ、
バイクは先に積み込んで下さいとのこと、バイクを乗船させ岸壁で朝食のパンを齧りながら
待つ。6:50頃軽乗用車で夫婦者のような二人連れがやって来る、女性が発券するが車内に頭を
突っ込み終始尻を向けたまま乗船手続きをする、手続き後崎戸商船「フェリーおおしま」に
乗船して3Fデッキに着席。6:55頃乗船口にロープが張られる、不思議に思い見ていると乗船扉
が巻き上げられ7:00前に出航する、公示されている出港時刻は7:16なのに、先日早く着いて
いるようにと注意を受けていなかったら乗り遅れていたかも。天気は快晴で海は穏やかだが
今日もPM2.5で白く霞んでいる、穏やかな海だが海流が有るのとフェリーが小さいため
ローリングはかなり大きい、平島に寄港すると小学校教師と思われる30代ぐらいの女性が下船
する、何時乗船したのか気付かなかった、通常は彼女だけが乗船しており彼女の乗船を確認
して出航したのかもと思う。平島から20人近くの年配男女が乗船、そして大きな袋が軽トラ
から甲板に下ろされる、ゴミ袋のようだ。次に寄港したのは江島でここからも10人余りの男女
とゴミ袋が乗る、更に東進して崎戸に入港、やはり公示時刻より20分程早く到着、乗船客の
大半とゴミがここで下船、大島の病院へ通う人々らしい。
友住港
江島
江島港
崎戸港
フェリーの出航を見送り出発、昨日は日曜日で上五島のGSは全て休業のため早々に給油が
必要、崎戸島・大島とk15・k243・k52を走るが給油所は沿道に見当たらない、大島大橋を
渡りR202との出合でJAセルフに寄り給油。給油後R202に乗り西彼杵半島を南下するが快晴で
暑い、五島では海風が涼しく快適だったが本土は纏わり着く暑さ、大瀬戸を経て外海を通過
するとすぐに大野教会の案内、左手の海岸段丘に上ると石積みの大野教会、内部の見学は出来
ないが外海の海の眺めが良好。大野教会を出て少し南下すると出津教会の案内に従い急勾配で
海岸段丘に上る、広々とした丘陵上に白壁に灰色の屋根を載せた大きな教会が在る、ここは
有名な教会で数人の見学者が居る。見学後すぐ近くに在る道の駅外海に寄る、日陰の無い炎天
下を走り熱中症気味で冷たい飲み物が恋しい、道の駅は昼食休憩の人々で賑わっている。
しばらく休憩して今後の予定を検討、今日は長崎市内の教会を二つ廻り明日はフェリーに乗り
帰還する。道の駅から再びR202を走る、黒崎を通過して多以良に入ると交通量が多くなる、長
崎市街と表示の有る臨海道の案内に従い広い道路に右折、交通量は多く流れは速い、長崎市街
の案内だけを見て走ったためk28と並走するバイパス道に乗り多くのトンネルで直進する、
気付かぬ内にR202を越え東に走っていた。R206の案内を見てコースを間違ったことに気付く、
周囲の地名と地図を照合、長崎外語大の案内を見て時津にいることを確認、神ノ島に行くには
長崎市街を通過するしかない、時間的には大きなロスとなる。R206に乗り南下、交通量も信号
も多く走り辛い道路、赤迫から路面電車も加わり更に走り辛くなる。流れに従い長崎駅南から
R202に乗り旭橋を渡る、R202も地元車で交通量は多く走り辛い、飽ヶ浦トンネル手前からk236
に乗り神ノ島に向かう。歴史的大クレーンが聳える三菱造船の横を走り長い木鉢トンネルで
女神大橋道を潜り先行するバスについて坂道を上ると新興住宅団地に出る、またしても
間違ったようだ。バスを降りた年配の男性を見つけ尋ねると親切に教えてくれる、引き返し
トンネルを抜けた処で海側のコースに乗り海沿いに進むと。トンネル出口に引き返し海沿いの
コースをしばらく走ると右手の高台に白亜の教会が見えて来る、小集落背後の高台に上り
神ノ島教会を見学、教会からは長崎湾が美しい。教会下で営業中の移動販売車の男性に女神
大橋へのコースを教わり出発、小瀬戸町で神ノ島を横断して右折する、北上して金水トンネル
を抜け女神大橋を渡りR499に乗り南下。交通量も信号も多く走り辛い、しばらく流れに乗ると
柳田町で案内に従いk29に右折、三菱造船を基幹とした工場地帯を西進、交通量は多いが
コースも広い、香焼を通過すると自然の海岸線になり交通量はほとんど無くなる、この辺りに
馬込教会が有る筈だが案内が無い、トンネルを通過した処で年配の男性が歩いているのを
見つけて尋ねる。もう少し先で伊王島大橋を渡ると正面にドーンと見えて来るとのこと。少し
進み伊王島大橋を渡り更に進むと左前方の高台に白く大きな教会が見える、教会下に停車して
階段を上る、背後の高台に上ると白亜の教会と青い長崎湾のコントラストが美しい、次回は
朝日に映える正面を眺めてみたい。往路を戻りR499を北上、長崎駅前のBHに投宿、人間と衣
類を洗濯して冷えたビールを飲み寛ぐ、今日も軽い熱中症、小まめに水分補給しながら走るが
追いつかない暑さ、身体が暑さにまだ慣れていない。
大野教会
出津教会
神ノ島教会
馬込教会
馬込教会
5/23 7:00出発、晴。
今日は長駆門司まで走る、コースは往路をそのまま逆行する、時間的余裕は有るようで
僅かしかない、別のコースで迷走すれば大慌てになる、走り慣れたコースで安全運転を
心掛ける。R34に乗る、長崎は通勤時間前で比較的順調に走るが多良見付近から諫早・大村
方面に向かう通勤客の流れに飲み込まれる。R57に乗り諫早南郊を流れのままに通過、
うっかりしてバイパスに続くk125に乗り損ねる、島原鉄道干拓の里駅まで走りk124に乗り北上、
長田でバイパスに乗りR207に乗り継ぐ。今日は少し雲が浮かび昨日までと比較して涼しい、
R207は交通量が少なく有明海に沿って快走して道の駅鹿島で休憩。道の駅を出て鹿島市街地を
バイパスで迂回して北上、山口で給油してR34を東進、鳥栖からR3に乗り換え北上して原田で
案内に従いR200に乗る。往路では周囲の田圃は麦秋で黄金に輝いていたが今は半分が刈り
取られている。冷水峠を越えて飯塚に到りR201に乗り換えで東進、このコースは今日も交通量
が多い、烏尾トンネルを抜けると道の駅糸田で休憩。道の駅から更に東に向かい香春からR322
で北上、小倉南ICを通過してk25に乗り換え下曽根を経て門司FTに到る。今日はバイクが6台
でこの時期では多い、17:30「やまと」に乗船、乗船客が少ないのか右舷の船室は閉鎖、左舷
4室だけでは一部屋5~6人になる、18:40出航。
05/24 7:10車両甲板、7:35下船、出発、小雨。
7:10入港して車両甲板に下る、雨のようなので雨具を着用、トラックが多いようで下船に時
間が掛かる。7:35下船、最近この航路は乗下船にかなり手間取る、ベテランの職員が少なく
なっているのかも。六甲大橋を渡ると少し西に走り右折して北上、R43を渡りk95に乗り継ぎ北
上。阪急電鉄の線路を潜ると上り勾配が始まる、走り出して間もないためエンジンの回転が
上がらない、神大横を通過すると勾配は厳しくかなり苦労する。ケーブル下から表六甲を上り
山頂を走ると裏六甲を下り帰宅。
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