60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

北海道 2012(7)道央西部

2013年03月24日 | 北日本
北海道 2012(7)道央西部

  石狩平野北上

 16日 7:20出発、曇。
 国道に出て何時も湖畔温泉への往復で通る林の中のショートカットコースのダートを
走り、反対側のR453を少し東に走るとd16に乗り換える。林間のフラット直線コースで
走り易い、しかしすぐに霧が出て来て視界が悪くなり走り辛くなる、時折追い越して行く
車は通勤者らしく凄い速度を出している、この視界で追い越されるのはかなり恐ろしい。
畑作地に出るとすぐに千歳市街に入る、道央道の高架を潜り市街中心部を直進してR337に
乗り継ぎ千歳駅前に到る。通勤時間のピークと思うが、千歳市街は人も車も思っていた
よりもかなり少ない印象。駅の南の地下通路で線路を潜り、住宅地から水田や麦畑などの
畑作地を走り千歳東ICで道東道を潜り田園地帯をさらに北上、空模様は少し明るくなって
来る。広大な水田地帯を走り長沼の中心部に到りd45に乗り継ぎ更に直進、北長沼で広域
農道「きらら街道」に乗り継ぎ直進して夕張川を渡る。夕張川と並走する室蘭本線と国道
を陸橋で越えるとすぐに栗沢町市街への案内表示、表示に従い左折すると丘陵地から下り
栗丘駅前でR234に乗る。かなり交通量の有る国道を北上する、栗沢を通過すると広い新道
となり路肩も充分で走り易い。快調に走っていると大型バイクが猛スピードで追い越す、
凄いのがいると驚いて見ていると突然赤色等を点滅させる、白バイに追い越されたのだ。
道路状況が良く周囲の流れは早くつい釣られてかなりの速度オーバーになっていた、以後
バックミラーも睨みながら慎重に走る。道央道の高架下を通過し岩見沢市街に入りR12
を渡りd687に直進して、岩見沢駅の西で函館本線を潜り住宅地の地道に乗り換え東に
向かいd6に乗る。住宅地を北上して畑作地を走るとd816に右折、麦畑の中を東進してd921
に乗り換え北上してd979へ乗り継ぎ直進して農道からd139に乗る。石狩川左岸に沿って
走るとすぐに地図に記載されていない新しい橋を渡り、新しいd1159を暑寒別の裾野を
見ながら西に向かい晩生内(おそきない)駅前でR275に出合い乗り換える。交通量の有る国
道を北上して道の駅「つるぬま」で休憩、道の駅は駐車場が半分以上埋まり観光客がかな
り居る。道の駅を出て鶴沼駅手前の踏切で札沼線を渡り台地上の畑地に出て、線路と並走
する農道を北上、見通しの良い走り易いコース、空は明るくなり薄日が射すこともあるが
暑寒別は雲に覆われている。

鶴沼付近

 直線の農道を北上して新十津川でd625に出合い右折してすぐにR275に戻る、田園地帯
を北上して道の駅「うりゅう」で休憩、大型観光バスや乗用車で駐車場は満杯、館内は観
光客で混み合っている。早々に退散して国道を少し北上して農道に入る、水田と蕎麦畑の
中を走りd94に乗り換える。水田地帯を走り恵岱別の集落に到る、この付近では蕎麦畑と
水田が混在し、山間に入ると白い花の咲く蕎麦畑が続く。車が時折走る林間の緩い坂を
登り御料峠に到る、見通しの良い峠だが暑寒別は雲の中、信砂川に沿った快走路を海岸に
下りR231に乗る。海沿いを走り増毛市街を通過して暑寒別川左岸のリバーサイドパークに
到る、全てオートサイトでバイクは半額の千円とのこと、躊躇すると閉鎖した海水浴場の
キャンプ場なら無料で施設は完備していると紹介してくれる。暑寒別川河口右岸のキャン
プ場に行く、地元の家族連れ海水浴客が引き上げる頃で撤収作業中のグループが多い。草
地の快適そうなサイトが有り、トイレも快適そうなのでここで幕営することにして荷物を
降ろす。すぐに市街地に出掛け給油と食料調達、サイトに戻り冷たい飲み物で寛ぐ、晴れ
間が広がり暑くなる。夕方、かなりの荷物を担いだ男性がやって来る、川越の45歳のライ
ダーでバイクが故障して増毛の修理屋に預けて来た、部品が届くまでここで滞在とのこと。
夜半まで飲みながらツーリング体験や装備の話を交わす。19時過ぎに夕日が沈む、海岸に
出て撮影、北上して来て正解だった。

増毛落日

増毛落日(2)

  積丹半島へ

 17日 7:30出発、晴。
 すぐ近くの暑寒別川左岸のヘリポートで朝から訓練を行っている、ドクターヘリ2機と
報道のヘリ数機が飛び交っており、当初は何の事故かと驚く。増毛からR231に乗り海沿い
を南下、雄冬を経て浜益で休憩。浜益からR451に乗り内陸部を札幌方面に南下する、水田
地帯を少し走ると山間になり道幅は狭くなる。暑寒別の麓を走るが、暑寒別にのみ雲が
懸かり姿は見えない、全体的に見晴らしの良く無いコース。緩い勾配の快走路で通行車輌
は稀、道端にはオオウバユリがたくさん咲いている、民家が数軒点在する御料集落を通過
してコースは南下する、ここまでに出会ったのは車が8台とバイクが1台のみ。

オオウバユリ

d28四番川付近

 緩やかな峠を越え四番川に到る、東に向かう国道と別れd28に乗り換え南下、広々と
した高原状の原野か牧草地か不明の草地を走る、出会うのは工事関係者の車のみ。青山
ダムを通過して当別川と併走して、時折牧草地の在る山間を走る、道民の森関連施設が
この付近に点在するためコース状況は良好、小さなアップダウンのほとんど直線の快走路
だが周囲には何も無い。真新しい望郷橋で広い川を渡る、流れは細いが川原が広く不思議
な川、こんな大河は有ったかなと疑問に思いながらしばらく走ると当別ダム建設現場に出
会う。これで納得、先ほどの広い川は水没予定地でd28やd11は新道が高い山腹に付け
替えられたのだ、そのためコース状況が良好で走り易かったのだ。

d11望郷橋から下流

 ダム建設現場からしばらく走ると田園地帯のフラットコースを走り、途中で当別市街の
案内に従い地道に乗り当別市街に到る。当別駅前から広い道路で市街を南下してd112に
乗り、当別川沿いから麦畑の中を走る、2車線の古い道路だが札幌方面への生活道路らしく
交通量はかなり多い。一面の広い麦畑の中で、道路が碁盤の目状に交差する複雑なコース
を流れに従って走りR337に出合い乗り換える。国道に乗るとすぐに石狩川を渡る、交通量
は多いが広く路肩も充分なので走り易い。花畔ICから銭函ICに到りR5に乗り換え朝里
からd1に乗る、小樽市街や余市への国道は走り辛いので迂回コースを走るつもり。d1を
南下し札樽道の高架を潜り山間の入口でd956に乗り換える、すぐに急勾配の長い坂を登り
高台の住宅地を走る。広いコースで住宅地を抜け山間を走りR393に乗り換え小樽方面に
下る、天神でd956に乗り換えるつもりが坂の多い古い住宅街を迷走する。路上で見かけた
同年輩の男性に道を教わり最上でd956に乗る、すぐに山間の畑地や果樹園を走り、塩屋駅
から函館本線に沿って余市湾を見渡す丘陵を走る。蘭島を通過して余市東方のd753との交
差点から農道に乗り換え、川沿いに北上してR5に乗る。R5を西に走り余市市街に入ると
市街中心でR229に乗り、市街を抜け出たところで給油。積丹半島の海岸沿いを長短のトン
ネルを抜けて走り美国に到る、美国から内陸の山間を走り婦美からd913に乗り換え積丹岬
に向かう。

美国の海岸

幌武意港

幌武意港・背後の高台から

 途中の幌武意港に寄る、断崖に囲まれた入り江の小さな漁村、集落背後の高台から見
下ろす入り江は波も無く穏やか。d913に戻り入舸から積丹岬に向かう、駐車場はかなりの
車が駐車しており観光客の姿も多い。駐車場から十分程度の徒歩で高台の灯台に向かう、
好天で見下ろす海岸線が美しい。駐車場に戻り島武意海岸へのトンネルを歩く、トンネル
を出た処から先は立ち入り禁止、見下ろす海岸はここも美しい。

積丹岬から

積丹岬から(2)

 積丹岬から野塚に到り再びR229に乗る、海岸沿いを走り野塚のキャンプ場に寄るが気に
入ったサイトでは無い。余別から半島西海岸に回るが神威岬は今日も風が強くパス、風は
強いが好天で海の青が美しい西海岸を快走して道の駅「かもえない」で休憩。

神威岬・西海岸から

積丹西海岸

 再びR229に乗りしばらく走ると神恵内の中心街に到る。市街の手前で段丘上に登り青
少年旅行村に向かう、林間の明るいサイトで眺望も設備も良好。宿泊手続きをすると
バイクで一人用の小型テントなら施設利用料金だけでいいです、書類上は車中泊として
おきますとのこと、有難くお受けする。段丘上は強風が無く涼しく快適、職員によると風
は崖にぶつかり丘の上では吹かないらしい。ここのキャンプ場はコテージやバンガロー利
用が中心らしく幕営用の平地が無い、何とか水平に横たわれる場所を探し設営。設営後、
市街に出かけ役場の傍の小さな食料品店で食料や飲み物を調達する、女将さんはキャン
パーに慣れていて色々勧めてくれる、レジカウンターに置かれたローストチキンはゆず塩
味が絶妙、サイトに戻り海を眺め冷たい飲み物で寛ぐ。展望台からの夕日や夜になると漁
火がすぐ目の前にたくさん見え美しいサイト。今夜はコテージ2棟バンガロー1棟に利用者、
地元の人らしい若い男女のグループ。

神恵内落日