春競馬ご迷惑予想PART-1

2017-03-26 13:56:25 | 競馬むちゃ振り
いよいよ来ました春GⅠシリーズ。26日の高松宮記念をちょいと予想・・もうよそうよ・・なんて弱気にならないで。競馬は記憶のスポーツでもあります。ざっと18頭を見渡して気になるのは3番のレッツゴードンキ近走距離を短くしてから安定しているような気がするので主力と見ます。7番レッドファルクスは6歳ですが全18走と、間隔をあけて使われてきているので晩成型と読みます。母馬の母系からはコンスタントに活躍馬が出ていますね。スティンガーとアーバニティは高松宮記念3着に来ています。スティンガーは最優秀2歳牝馬になっています。この二頭の父馬はサンデーサイレンス系で、レッドファルクスの父スウェートオーヴァーボードからはGⅠ馬が出ていない、これが引っかかるけど、明らかに短距離血統、過去バドトロワが1200mで2着にきているので一応主力にします。
さてここから横道にそれるのがKazuさんの予想でして、要注目馬として4番ラインスピリットを推します。現時点で12番人気ですが、この馬の母系は日本競馬の伝統の牝系スターロッチなのだ。ダービー馬ウイニングチケットを排出しています。古き都奈良に住む吾輩は古き伝統を重んじねばなるまい。父はレッドファルクスと同じスウェートオーヴァーボード。騎手は他と比べると格落ちかもしれないが、森一馬君は今年も頑張っています。応援してあげたい。自厩舎の馬で大穴をあけてくれ!
ということで、結末は冷静さを失い私情に溺れた感が否めないが、当たるも八卦当たらぬも八卦で三連複3-4-7でいっちゃおう~~。(3+4=7 ダメ出し)
ちょっと色気を出して三連複3-7-15を押さえ。15番枠はギリギリだろう。ソルジャーズソング(高松宮杯3着)を出している母系の13番ソルヴェイグも侮れない。そこで3-7-13、以上3点買いで勝負!

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詩画・月見る月[竜胆(りんどう)合せ]

2017-03-25 15:58:37 | 詩画


            竜胆(りんどう)合せ

      りりしりんどう
      昼りんどう

      ほっともっとりんどう
      不倫りんどう
      
      宵待ちりんどう
      影絵りんどう
   
      戸隠しりんどう
      臍りんどう

      見返りりんどう
      夢二りんどう

      あさきゆめみし

      銀河竜胆
      しののめのしぐれりんどう
      霧林道
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白隠さんの「内観の法」

2017-03-24 21:18:45 | 健康
こちらに来て間もなく、当麻図書館で思わぬ本を見つけました。白隠禅師の書かれた本と白隠禅師に関する研究書です。駿河国には過ぎたるものが二つある、富士のお山と原の白隠、と言われるほど有名な白隠禅師は静岡県駿東郡原町(現在の沼津市)でお生まれになりました。ここはぼくの故郷で白隠禅師の松蔭寺は家から5分程の所でした。ぼくは小学生の頃、境内のお堂で開かれていた英語塾に通っていた時期もありました。また境内も墓地も子どもたちの遊び場でした。幼い頃から白隠禅師は偉いお坊さんだと聞かされていましたが、町の誰もが「白隠さん」と呼んで近所付き合いのような親しみを持っていました。
さて、図書館で見つけた本の中に「夜船閑話」(やせんかんわ)という一書がありました。禅師73歳の時の執筆だそうです。ぼくはここで書かれている「内観の法」に注目をしたのです。一般に言われている丹田に気を集めてする腹式呼吸法だと思います。ぼくはこれまで太極拳のような型の腹式呼吸をやったことがありますが、「内観の法」は仰向けに寝てやるものです。これは楽で良さそうじゃないですか。さっそく生活に取り入れました。禅の、頭寒足熱が基本だそうです。1月から朝と夜に10~15分やっています。効果は気の持ち方だと言う人もいますが体調はずっと安定しています。この時に次の言葉を観念しながら続けています。これがちょっと気に入っているんです。
(1)わがこの気海丹田腰脚足心、まさに是れわが本来の面目、面目なんの鼻孔(びくう)かある。
(2)わがこの気海丹田、まさに是れわが本文の家郷、家郷なんの消息かある。
(3)わがこの気海丹田、まさに是れわが唯心の浄土、浄土なんの荘厳かある。
(4)わがこの気海丹田、まさに是れわが己身の弥陀、弥陀なんの法をか説く。

(1)では道元禅師の「眼横鼻直」という言葉が思い浮かびます。あるがままということでしょう。ちなみに「夜船閑話」には「唯心所現」という言葉もありました。自分の心にイメージした像に体が従うという意味だそうです。
白隠さんの極太の筆跡の書や画からは、ものに動じない心のゆとりが伝わってきます。ちょっとはあやかりたいと思って「内観の法」続けています。

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詩画・月見る月[飛ぶ、童女]

2017-03-23 20:14:26 | 詩画


           飛ぶ、童女

     まんまるい膝小僧
     くりくりした瞳
     お月さまが
     お使いなさいと
     用意してくれた雲に乗って
     童女は、飛ぶ
     幼なじみの
     てふてふ君が
     がんばってる
     青い星に向かって

40年ぐらい前、鳥取県倉吉市の山本竜門仏師の作業場で童女観音像に出会った時から、この童女は僕のアイドルとなりました。童女に会うために京都から何度も通いました。今でも手帳には童女の写真を挿んであります。年月を経て浮き出た木肌のシミが半ズボンのように見えて、まんまるい膝小僧がとても可愛らしいのです。童女観音像は竜門仏師の「集仏庵」から微笑を送ってくれています。
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しびれるキース・ジャレットのピアノ・ソロ<ザ・ケルン・コンサート>

2017-03-23 00:59:22 | 音楽
ぼくがピアノを弾きたいと思ったのはこのCDを聴いたからだ。このコンサートには曲名がない。キース・ジャレットの即興なのだ。フルコンサートすべてが即興なのだ。「今後もこの通り演奏するものではない」と彼は言っている。今まで聴いてきたジャズ・ピアニストとはまったく違っている。キースのエスプリを音で流す、運ぶっていうのかな。種を蒔くっていうかな、作物の種類によって蒔き方がちがうわけよ。彼こそ吟遊詩人じゃないだろうか。僕の手元にある「ウイーン・コンサート」「ラ・スカラ」2枚のCDも即興である。途中彼の声が聞こえたりする。詩を歌っているかのように伝わってくる。
彼は彼のファンから熱いお礼を言われて、返答に困ってしまったという。そして彼はこう書いている。「音楽は音楽を作る過程にあるという、かすかな(また時に朧げな)認識をさらに強めてくれた」これがキース・ジャレットの姿なのじゃないかと感じる。「詩は詩を作る過程にある」ぼくなりに置き換えてみた。いいね!
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