やったやったやっちゃったよオリックス

しびれたなあ
来年の相手はタイガースだぞ！

追悼 水橋斉さん

実に悲しい知らせだった
静岡県伊東市の詩人
水橋斉さんが亡くなった
静岡県詩人会では大変お世話になった
沼津市での研究会では一編の詩について
お互いに弁を交わした

ぼくが奈良に来てから翌々年に訪ねてくれた
今夜の三日月は
彼と一緒に振り返り見た
當麻寺本堂の屋根にかかっていた
あの日と同じ月だ

ぼくが沼津市で行なった詩の朗読会も応援してくれて
終わった後も「またやろうよ」と何度も言ってくれた
その時、記念に作った＜２０１４年３月9日の詩集「Poem Garden」＞に
寄せてくれた詩を追悼としてここ當麻・ふたかみから水橋さんに送ろう

妄想の街　ーサプリの君に捧ぐー　　
　　　　　　　　　　　　　　　水橋　斉

　　　ここはキナ臭いシナイ半島ではなくシブヤ駅
　　　打ち上げられたノアの箱舟のように
　　　動かなくなった都電が一台
　　　ハチ公前広場で公開処刑に晒されている

　　　俺は半信半疑　無料で電車に乗り
　　　セピア色のスチール写真に囲まれて
　　　昔の町の面影をひとりたどる
　　　記憶の迷路で行き暮れた人のように

　　　あれに見えるは山脈ではなく
　　　他人の空に林立するビル街
　　　草木一本生えない？都会の砂漠に
　　　蜃気楼は立たない　立つひまがない
　　　ただ無数の卒塔婆（ストゥーバ）　人の群れが
　　　大スクランブル交差点で立ち尽しているだけ
　　　ひたすら時を待つ番犬となって
　　　羊の大群が来るのを待っている
　　　来る　来ない　来る　来ない
　　　コートの下にしなやかな鞭を忍ばせて
　　　変わる信号機に不安で目を真赤にしながら
　　　自分が迷える一匹の羊であることも忘れて
　　　ガンジスより罪深いほとりに立ち止まると
　　　引きも切らず潮のように目の前を車が渦を巻いて流れゆく
　　　夥しい生きながらの土座衛門を乗せて街の闇を漂流する
　　　いま甘酸っぱい川風ではなく
　　　PM2.5のスモッグが夕霧となってキラめき
　　　死の商人達が隊列を組んで運んでくれた
　　　麻布のように身を包む　静かに首をしめる
　　　ここではラクダはおろか捨て猫さえも生きられない
　　　
　　　巷に溺れる貧乏絵描きのように
　　　僕は必至で美しい夢を描こうともがくのだが
　　　瞼が爛れた緞帳のように降りて来て　人のいない風景を遮る
　　　モナリザを殺めた妄想の果てで　神を失いそうになりながら
　　　耳をそばだてていると　ギリシア悲劇の主人公に
　　　ハープをかき鳴らし　囀りながら黒ビールをすすめる麗人
　　　バラの館からサプリの福音を腕いっぱいたずさえて
　　　奇跡の丘を越え　幸福の谷を目指して脱出する
　　　自由の女神のように勇ましいあの時の人が
　　　「誰がために鐘は鳴る」のバーグマンよろしく
　　　総天然色のシネマのヒロインとなって
　　　再び落日の前で救世主のように復活する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「詩と詩想」’14.3月号掲載

八年ぶりにあなたの文字を打ち込んだよ
あの詩集の裏表紙の、傾いたビルの間を抜ける電車のデザインはこの詩から浮かんだ絵なんだ
水橋さん　あなただから
勇敢に幸福の谷を目指して行ったんだろう
お願いをしておこう
美しい夢が描けたらここ當麻へ送ってください

よし！天皇賞は4歳牝馬だ

もう能書きは無駄だ
ガセネタ掘りもやめた
フィーリングで
４歳牝馬の１着、２着
①マリアエレーナ
⑭ユーバーレーベン
これに
⑧シャフリヤール
ナイスなドリーム馬券じゃないのかい
短期来日のC・デムーロは兄の家に同居するようだ
C・デムーロのいきなり、があると
兄弟ワン・ツーもあるぞ
ウッシッシーーーーーーーー

千両役者だオリ・吉田正尚

何十年ぶりや
スポーツ紙買ったのは
昨夜のサヨナラホームラン
まだ信じられん
ラジオで聞いてても（テレビ無いねん）
打った瞬間文句なし　だもんな
動画を見ていて
オリ姫たちのくしゃくしゃな笑顔で
胸があつくなったわ
やっぱり
この男だね
ヨッ！千両役者
　　　神宮でヤクルトのんで戻って来い　　　扇酔

浮き雲

向こうは海か
行って　帰ってきたのか
お～い
雲よ
みやげばなしでも
聞かせてくれるか