晴れたら、エエなぁ

こんどの休みは晴れるかな?晴れたら何しよ?やりたいことが・・・いっぱいあることの幸せ?を噛みしめるイヌ人の独り言

こんな時間に・・・

2008年07月31日 | ウミガメのはなし
あら、やだこんな時間になっちゃった。
だいぶ明るくなって来ちゃったワ。

せっかく人も少なかったから早く浜に上がったのに・・・

あ!イヌ(短足、O脚、ブタっ鼻)が来ちゃったよぉ~
居るのばれたかな?


そりゃ、こんだけ足跡くっきりしてれば、わかっちゃうわな。

しょうがない。でももう一カ所だけ掘らせて。


ほり・ほり・ほり・・・

ダメだ!硬い。
どーしてココは、こんなんでしょう?卵産めやしない。ったく。

はぁ、今日はあきらめましょう、イヌも観てるこったし。

あーーーー、せっかく苦労してココまで這ってきたのに、重たいカラダを引きずって。

まだ、観るか?


ふんっ!
どきなよ、あたしゃ海に戻るんだから!

あーーー明日また来るか?
何処かに、イイ浜は無いもんかねぇ~


えっちら、おっちら・・・


*************************************

なんて言ったか、どーかは判らんが、途中の足跡が、雨水が流れた跡で
消えてるとこを見ると、けっこう夜、早い時間帯で上陸したみたいだ。
(雨が降ったのは、0時から1時にかけて)

上がったとこが、駐車場のわき、砂利の堆積場のところで、何カ所か掘っては、
断念したようだ。

甲長875mm、全長1200mm 老成した大きなメスであった。

経験からか?それとも自分があとそれほど何回も産卵できないと悟っているのか?
汀線からなるべく遠く、できるだけ高いトコロを探し歩いたようにみえる。

ワシは、ただただ感動した。


                        雨が降ってきそうな夜に
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失敗

2008年07月31日 | ウミガメのはなし
環境塾の話題の間だけど・・・

今朝、パトロール中にタートルトラック発見!
様子がおかしい、と思ったら・・・

そこに、ウミガメが!!!
(心臓飛び出すか、と思った。いや、マジで)

結局、産卵は、失敗だったけど、今シーズン2回目の現物?確認。
時間がないので、また後で、画像つけてアップする。

よろしく!


                雨の後の少し涼しい朝に
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食育も教育!

2008年07月29日 | ウミガメのはなし
相良自然環境塾では、捕獲された獲物を2日目の夕食=BBQで食べるならわしがある。

基本的にカメは食べないけれど・・・

今回も、肉、野菜の他、とれたてのK間田川産の魚介を食することになった。



鮎、なまず、うなぎ、ドジョウが串刺しに・・・



モクズガニは、茹でてしっかりと火を通し・・・

肉を焼く傍らで、


蒲焼きが・・・

ウシガエルが獲れなくて残念、と言うメンバーもいたりして。
子供達のなかにも、過去(の環境塾で)なまずやカエルを食べたことのある子もいて
わりと抵抗無く、食べる、食べる、食べる。

実は、ワシ今回初めて、なまずとドジョウを喰った。
うなぎと食べ比べてみたが、なかなか負けず劣らずで、旨かった。
川の底が泥でなく、石のとこで獲れたせいか?臭みもなく、もちもちとした
食感で、「うまいじゃないか、なまず」と驚いてみた。

そういえば、今年東京で、なまず料理の老舗が店をたたんだ、
という記事を目にしたことがあった。
こうして日本の食文化が消えるか、と思うと淋しいもんである。

なまずも尾に近いところは、それなりに細いため、
「うなぎ、旨い」と言って「なまず」を食べている子もいた。
これも食育である・・・ホンマか?


貴重な体験をしつつ、夜は再び講義に入るのだが、ワシは日に当たり過ぎたのか?
ほとんど死んでいたので、内容までは覚えていない・・・(それでもスタッフか?)


そして子供達は、「まとめ」の最終日を迎えるのである。

(つづく)


                      雨の気配がする夜に
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回収

2008年07月28日 | ウミガメのはなし
初日に仕掛けたトラップは、2日目に回収。

今回のテーマは・・・

「アカミミは日本のカメにとってホンマに邪魔者か?」

「アカミミは、日本のカメを駆逐する悪いヤツじゃないのか?」

「ほら見ろ!こんなに獲れちゃって、大繁殖して、日本のカメが居ないじゃないか!」

「だからデビル(小菅)は、悪いヤツ(アカミミ)を殺すのだ」

というテーマだった・・・気がする。
なにしろヒトの話を聞いていないので、よく覚えていない。

実際、K間田川にはアカミミがたくさん居る・・・はずだった。
各ポイントを廻って回収すると、予想に反して、アカミミが獲れず、
代わりに「スッポン」が多い。しかも甲長30cmを超すものも何匹か。

回収に廻っている頃、おそらくデビルの頭の中は

「こんなはずじゃあ・・・」
「どう説明つけようか?」
「ま、所詮相手はガキんちょだし、学問なんてヤツは、理屈よりへ理屈!理論よりこじつけ」

なんてことが頭の中を駆け巡っていたんじゃないか、と思う。

結果(カメ)          (2年前)
クサガメ   5匹         2匹
イシガメ   2匹         4匹
アカミミ   2匹        29匹
スッポン   7匹         7匹

大健闘じゃないか!にっぽん!(ちゃちゃちゃ)


その他獲れたものは、


「カワアナゴ」



「うなぎ」と「なまず」

「テナガエビ」に「ウロハゼ」「オイカワ」「モクズガニ」「フナ」「ドジョウ」
かな?

けっこう生物相が豊かじゃないか!「所長」としても鼻が高い、と思ったもんだ。

そして回収を終えて、多分解剖とかをしてたんじゃないかな?
(このときワシは、受講記念ステッカーの切り取りに没頭していた)

(これは1日目の深海魚の解剖シーン)

こうして、2日目は過ぎて行き、夕食は、BBQという名の「食育」である・・・

(つづく)

                        暑さの和らいだ夜に
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始まった!

2008年07月27日 | ウミガメのはなし
25日金曜日、「相良自然環境塾」は始まった。
なかなか曲者のガキンちょもいて、少々不安もあったが、それより
ころころ変わる日程の方が不安でいっぱい。

亀崎隊長の「ひらめき」なのか?それとも「ひらきなおり」なのか、
想定していたスケジュールにはならないし、それが思惑どおりの結果に
なるか?といえばそうではないし・・・

でも始まったものは、やり直せないので、やるしかない!

で、今回は去年、台風のおかげで行けなかった「菅ヶ谷川」を想定していたが、
急遽K間田川になった。

開講式で決まった・・・


開講式の様子・・・

今年のテーマは・・・
確か?「なんでアカミミガメは日本に居て悪いねん?ほんまに在来種を脅かしてるんか?」
(一応、亀崎隊長率いるウミガメ協議会は関西が本拠地)

ということで、確か?喰ってるエサが在来種と違えば、競い合うこともないやん!
とかって話で、エサを変えてトラップを仕掛けることにしたはず。

K間田川にフィールドが変わったのは、おととしの環境塾で、30匹程のアカミミガメ
が捕獲されており、かなりアカミミ密度が高いと思われているからである。

ということで、隊長の指揮のもと、K間田川各ポイントへトラップを仕掛けに行った。


トラップは「カメネットワークジャパン」が漁具屋に特注したもの。
カメが入っても呼吸が出来るように、普通の「もんどり」に長い網を足したもの。



これは、亀崎隊長のハラ!ビリー隊長とは大違いだ。(失礼)



デビル小菅の指示のもと、水深や川底の状態などなどを考えて、トラップを仕掛ける。
が、子供達にとっては、ただの川遊びかな?


実は、ワシは、亀崎隊長から
「子供より先に川に入るな!」
というキツーイ注意が出ていたが、花崎先生が「投網」の打ち方を
教えてくれる、ということで、とっと川に入ってひんしゅくをかった・・・

今回、投網という飛び道具をつかって、ボラやオイカワなどの定番組を
捕獲したが、すでに前の記事で書いたように鮎がとれたのは、驚きであった。
低いながらも途中に堰堤がいくつかあったはずである。
大きさは小さかったが、正真正銘の「鮎」である。


K間田川産「鮎」=天然もの!

ってな感じで、計5カ所に仕掛けて、施設にもどり、
なぜか?準備していた深海魚(じゃないサカナもいたけど)の解剖をして、
サカナのカラダを学んだ。

そして、夜は夜で深海魚に関する有り難い講義を花崎先生から受けた。

子供達と一緒に聞いていたが、チョウチンアンコウのオスは、すっげー小さくて、
メスのカラダにくっ付いて、栄養もメスのカラダからもらうようになるのだそうだ。

まさに「ひも」である。

なんて、あこがれる人(魚)生なんでしょう?

あぁ、誰か「ひも」にして・・・


そんなこんなで、夜11時まで、講義を行い初日は修了した。


(つづく)

                     久々に雨が降った日に
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開講!

2008年07月25日 | ウミガメのはなし
日本ウミガメ協議会の重心・・・いや違った「重鎮」
亀崎博士による

「亀崎ズ・生ぶーつ・キャンプ」

が始まった。

予定していたフィールドも突然変更になり、K間田川になった。
(これは、これで、個人的には好都合なんだが)

スケジュールもころころ変わり、大変だ。

画像付きの詳細報告は、また後ほど。


今日一番の収穫は、K間田川に鮎が遡上していたこと!
「昔は居た」という話は聞いていたが、まさか今でも。
しかも堰堤(低いけど)の上なのに・・・

なかなかポテンシャルは高いぞK間田川

ということで、また。


                 熱帯夜(だろ?絶対)の夜に
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忙しいことで・・・

2008年07月24日 | ウミガメのはなし
今朝も産卵があった。
朝、ブログ更新しようと思ったが、時間がなく・・・

朝、Y氏からメールがあって、別の海岸で産卵があった、とのことで、
根拠があるわけではないが、「じゃあ、こっちは無いな」と思っていたら・・・

5回目(上陸は7回目)ともなると別段おどろきはしないが。
それにしても今年は、多い。各地で、観測史上最高のペースと言われるのも
うなずける。
天変地異か?と心配する人もいるが、もし動物がそれを察知できていたなら、
天変地異が来るとこに、わざわざ産卵になど来ないだろう。
むしろ安全なトコを選ぶはずだ・・・。

各産卵地で、産卵が活発ってことは・・・まさか全てが安全ということもないわけで、
ってことは、ここにも地震が来るかもしれないね!ってことになるのかな?


さて、


海岸の玄関口にある「自由の女神」の像に向かって上陸した。
石垣の突き当たりまで、行ったトコをみると、やっぱりできるだけ高いところ、
波打ち際から遠いところで産みたかったんじゃないか、と思われる。

上陸開始の足跡をみると、Uターンした形跡が。


クルマでも来てライトの灯りが気になったんじゃないか?とのY氏の弁。

産卵数 81個 + 破損3個


なかなか深い穴であった。
長年保護活動をしてきた、Y氏も、今年の産卵巣(の卵室)は深い傾向にあり、
気温が高くなる=暑い夏になるんじゃないか?ってことだ。

というわけで、水分補給を忘れずに・・・
(去年、ダイビングでプチ脱水になって失態を演じたワシからの警告)

明日からいよいよ、「相良自然環境塾」が始まる。
純真無垢・素直で活発な子供達を「変人の世界」に引き込むのだ・・・
こう書くと苦情くるかな?

                   エアコンつけちまった夜に(あぢ~)
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休日の後は・・・

2008年07月22日 | ウミガメのはなし
今朝、ウミガメの産卵確認。

休日は、夜でもそれなりに人が多かったり、食材の仕込みのために、
夜中ずっと(?)灯りのついている海の家があったりするせいか?
産卵はない・・・

ということで、休日の翌日は、産卵してたりするよなぁ、
と思いながら歩き始めたら・・・



ということだ。



55個と、これまた少ない数で・・・

Y氏曰く
「こいつ(この個体)の最後の産卵かもしれない」

お腹に残った卵をひねり出したのか?。


いま、最後の産卵ピークを迎えている。

あと何回来るのか?

楽しみでもあり、同時に「終わり」が近づく淋しさも感じている。


                   早くも脱水しそうな朝に
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もうすぐ!

2008年07月21日 | ウミガメのはなし
今週末は、「さがら自然環境塾」だ。

日本ウミガメ協議会の亀崎博士が子供達に、

「生物学とはなんぞや?」
「どう学ぶものなのか?」

を、みっちり教え込むのだ。

さしずめ、生物学版 「ビリーズ・ブートキャンプ」 だ。

最大の違いは、隊長のお腹周りだ。
ビリー隊長もつまめる程のプヨ肉はあるが、亀崎隊長は掴めきれないプヨ肉だ。


さて、そんな環境塾であるが、ハプニングがつきもので・・・
去年は、台風の直撃を受けた。
開講式では、挨拶に来た市長が
「今日は皆さんラッキーですね。こんな(台風のなか活動する)経験滅多に無いですよ」
とやけくそなことを言って帰って行った。

ま、そんな台風のおかげで、わしらは、ホンマに貴重な経験をしたのであるが。

それは、隣の市の海岸に漂着した「オサガメ」の死体・・・

オサガメ
 世界最大のカメで甲長2m 体重600kgに達する。他のウミガメと違い、
 オサガメ科オサガメ属に属するただ一種のカメである(他はウミガメ科)。
 は虫類のくせに体温をある程度調節できるので亜寒帯にまで回遊する。
 甲羅は、やわらかい皮膚状で、それゆえ英名はレザーバックタートルという。
 日本では産卵せず、普段は遠海にいる。
 (引用:ウィキペディア、ウミガメ協議会HP)

これが、そのオサガメだ


カメの死体を囲んで喜々として記念撮影する連中は、カメハメハくらいのもんである。

実は、これ仰向けで・・・


近くにあった木の棒で、ひっくりかえした・・・



こんなバカでかいヤツが、ダイビング中に
「遊ぼ~かぁ~?」

なんて近づいて来て、じゃれつくようにして前足ではたいてきたら、

失神確実 だわな!


今年は、どんな環境塾になるのやら?

ちなみに今のところ天気は良さそうだ。


                      眠気が襲う夜に
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素朴な疑問

2008年07月20日 | 遊びの相棒
素朴な疑問であるが、個人的には少し深刻なもんだいでもあり・・・



言わずと知れた、いわゆる「100円ライター」
(100円ショップだと、3個で100円だったりするが)

左は、電子式。右は、火打石。


釣りに行くときや、山に行くときは必携である、このライター。
これまでの経験から書くと、標高の高いトコロでは、電子式は使えない。

火が飛ばない・・・

学生の頃、北アルプスに行ったとき、ストーブ(コンロ)に火をつけようとしたら、
つかなかった。そのときは、ライター調子悪いな?くらいにしか思っていなかったが、
下山すると、ふつーに火がついた。

去年富士山に登ったときも、山頂で湯を沸かそうと、
ストープに火をつけようとしたが、つかず。
石のライターもあったので、ことなきを得たが・・・。

ストーブも着火装置付きのが普通に出回っていて、それらは電子式のはず。

なぜ?


ライターとストーブの着火装置は違うのか?
電子式の火花は、気圧が低いと飛ばないのか?

誰か知ってるヒトいないだろうか?

それとも、いままでのは、たまたまつかなかっただけだろか?



************************************

今朝もウミガメは来なかった。
あの途中で断念して還っていった、おかぁさんは、何処に行っちゃったんだろう。

来なきゃ、来ないで楽だけど、それはそれで気になる・・・

う~~~む



お月様キレイ!


                    梅雨が明けた翌日に
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