今日は、金曜日。出勤日なのであるが、子分(勝手にそうしとく)がわざわざ静岡まで来る、
と言っていたので有休をとった。
んで、一緒に釣りをする予定であった。
遠州灘は、ホットらしい・・・ ・・・
そんな遠州灘であるが、今の時季どんなものか?と。
先日、釣り具屋さんに行って、リーダー(先糸)を買いつつ様子を訊くと、
「今なら、マゴチですかね。ヒラメは居ないですけど、マゴチは夏が旬ですし、
あとは青物(ブリ、カンパチ)は回遊しだいってとこですかね」
とのこと。
マゴチかぁ・・・(ちょっと不満)
でもって、肝心の子分は、急用で地元へとんぼ返り。
しゃーない、仇はワシが討とう、ってなもんで遠州灘へいざ!
って思っていたのだが、朝はまいどのウミガメさんのパトロールがあって。
それからライン(道糸)にリーダーを結んだり、という支度を当日の朝こなす。
前日にやっておけよ!ってことだね。
で、朝メシを自宅で「しっかり」食べて、8時前に出発。
マズメ時をあっさりのがすというやる気があるんだか?ないのか?わからんユルユル加減。
コンビニで、飲み物とオヤツを買う。
9時頃、ポイント到着するが波っ気がある。サーファーもいる。
良さげなポイントに既に釣り人(ルアーマン)もいる。
ということで、あっさり変更(チェンジ無料だからね)。
次のポイントは、サーファーは少ないが、投げ釣り師が何人か・・・
離岸流も無さそう・・・
釣る気があるんだか?怪しいもんであるが、釣れる気がしないのも、また事実である。
せっかく来たので、とりあえず竿くらい出しておこう。
で、9時半くらいから釣り開始。
浜に降りる際に投げ釣りのオジサンに様子を訊くと「釣れない」なんて
つれない返事・・・
サーフ用の竿はないので、「アカメ」用に買い、数回しか使っていない竿とリール。
ブリ(と呼べるサイズ)ならちょうどいいが、ちょっとパワーありすぎか?
自ずとルアーも大きめで15cmくらいのミノー。
ここのところ長くても8ftクラスのライトな道具しか扱っていなかったので、
まぁ、投げ辛いこと・・・今日はキャス練ということにしとくか?な気持ち。
初心者の如く右方向に飛ぶわ、ライントラブルはあるわ、気持ちは萎える。
まったくもって釣れる気はしないが、透明度はイイことがわかって来た。
(波打ち際は砂が舞い上がるから、濁って見えるけど、なかなか澄んでるゾ)
サカナからルアーは見える筈・・・なんだけどな。
「あーーーやっぱ海はいいなぁ」
「先月からダイビング行ってねーなー。もぐりたいなぁ」
「午後から用事あるからなぁ・・・そろそろ終うか?(だったら早く来い)」
なんて思いながら澄んだ海を見ていたら、突然
グググーー
と当たりが!!!!
瞬間的にアワセをくれる。
ラインの先で何かが暴れる。が、小さい・・・と分かる。
小さい = ルアーがデカいからしっかり咬えていない = バレるかも
と瞬間的に考える。
「お願い、バレないでぇーーー」
「せめて魚種が分かるところまではくっ付いていてぇーーー」
なんて情けない気持ちで慎重に寄せる。
寄せ波にあわせて砂浜にずりあげる。
チビマゴチ!
30cmほど・・・ ・・・
早く写真撮ってリリースしなくては!と慌てふためく、イヌ人ひとり。
サイズは小さいが、この際ぜいたくは言ってられん。ありがたい、ことである。
こんなんで仇を討ったことになるか?甚だ疑問であるが、
マゴチの旬は、夏!
とワシの心にしっかりと刻まれたのであった。
うだるような暑さのなかで